花邑の純米吟醸 雄町をいただきました。
十四代との関係が話題になりがちな花邑ですが、十四代を飲んだことがなかった私は花邑を飲みながら十四代を想像することしかできませんでした。
今年、念願叶って十四代を飲むことができたので、初めて比べてみることができます。
あくまでこの純米吟醸 雄町と私が飲んだことのある十四代との比較ですが、言うほど似てるかな?というのが現時点での感想です。
日本酒を大きく4つくらいに分類すれば同じところに入るでしょうが、関係性を知らなければ似てると感じる人は少ないのではと思います。繊細な十四代と力強い花邑という印象です。
濃醇な甘みに深い旨み。ずっしりと感じる濃い味わいですが、後半の花邑らしい苦みとキレでバランスが取れているように感じます。
以前飲んだ秋田酒こまちの生酒はもう少し優しい雰囲気で余韻も穏やかだったので、雄町よりは十四代の雰囲気に近かったかもしれません。それでも似ているというレベルではなかったように思います。
いくら十四代が花邑の誕生に関わっているとは言え、場所も水も人も違うので、似ている方が不自然なのではとも思います。
結論、どちらも美味しいです。