コメントをプログラムが解析して風味の特徴を分析しています。
コメントを解析してお酒の特徴を表す単語を抽出しています。銘柄全体での扱いにつき全体の特徴を表現するものとしてご参考ください。
皆様ご存知のように、新政蔵元の佐藤祐輔氏はメディアで最も語っている造り手です。
東大卒、フリーライターの経歴、見るからに聡明そうな爽やかルックスなど、
一般性も十分で人を惹きつける蔵元です。
食の世界を超えてビジネス雑誌などでも祐輔さんの語る姿をたくさん見ることができます。
そして、昨今の日本酒業界で最も語られている造り手でもあります。
「改革者」「天才」「醸造オタク」「カリスマ」。
おそらくどれもが正しい評価だと思いますが、最も惹かれるのは先見性でしょうか。
「秋田産米のみ」
「純米生もと造りのみ」
「自蔵発祥の6号酵母のみ」
「木桶仕込」
強烈な持論を理路整然と語る姿勢に醸造家としてのとてつもない力量を感じ取ります。
さらには蔵元として、秋田を、そして東北を代表する蔵元としての、
言うなれば100年ビジョンというものをここまで明確に意識できる造り手がいたのだ、
という驚きを与えてくれたのが祐輔さんでした。
そしてそのビジョンを、ここまで声高に語れる醸造家が今まで存在したでしょうか。
「醸造の純粋性」と「農業」、そして「林業」まで。
祐輔さんのビジョンは日本酒の未来を語っていると信じられるものです。
あまりに鮮やかなモダンテイストであるがゆえに、
既存の日本酒に慣れた方には変化球とも感じられる新政の現行の味わいですが、そ
れが実はむしろ古典文献を紐解くことで生み出している正統な技術の結集であるという事実は、
日本酒の王道を求める多くの方にとって大変な価値を持っていると思います。
日本酒の新たな価値の創造。
日本酒が社会の中でもっと出来ることがある。
そのために為すべきことがある。
私が美酒の力を信じている以上に、祐輔さんは日本酒の力を信じているのだと実感した瞬間に、
私は祐輔氏に惚れ込んでいたのでしょう。
新政の美酒が次々と打ち出す日本酒の未来像を間近で体感し続けたいと思います。
by朧酒店代表 大熊潤
朧酒店HPリンク https://www.oborosaketen.com/theme902.html
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