冩樂のおりがらみをいただきました。
これも去年飲めなかった念願の一本です。
最近、去年飲めなかったお酒と去年飲んで美味しかったお酒の両方を飲みたくなってしまうので、ペースが追いつかず常に冷蔵庫が満員状態です。
冩樂のおりがらみは壱から参まであって全て飲みたいくらいなのですが、そんな理由でようやく壱の順番が回ってきたところです。すでに参まで出ているので、弐は諦めるとして参を買っておくかどうかは初めて飲む壱次第になります。
開栓してまずは上澄をひとくち。そして優しく数回天地を返してもうひとくち。
口に入れた直後は甘やかな旨みが強く、おりがらみらしい優しい甘みが広がったと思ったら苦みと共にキリッとした辛みが口の中を引き締めてくれます。しっかりとしたアルコール感もあり、それがキレの良さをもたらしているように感じます。流行りの「日本酒とは思えない味わいのお酒」ではなく「日本酒らしさのあるとびきり美味しいお酒」という印象です。
気になって夏に飲んだ夏吟うすにごりの感想を見返したら、その時も時も同じようなことを書いていました。
結果、参も買っておかなければいけなくなりました。