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さけのわ飲んだ日本酒を記録して好みの日本酒を見つける
KabKab
東北在住。 2022年あたりから本格的に全国の日本酒に関心を持ち出しました。2024年以降外飲みが増えてゆっくり更新になりそうですが、少しずつ飲んでいこうと思います。 モダンもクラシックも何でもいけますが、どちらかといえばややクラシックで旨味とキレがあるものが好み。 さけのわの投稿は主に家飲みの感想の備忘録です(外飲みでも落ち着いて書ける環境なら書くことがあります)。

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Kab
2023年、41年ぶりに復活した蔵。2024年11月製造なので2期目でしょうか(四季醸造のようではあります)。各所での評判は結構良く間違いはなさそうだと考えて購入。 冷酒。軽いガス感があります。パインっぽいモダンですが米感も伴った香り。含むとチリチリとした感じと、苦味を結構伴った玄米のような感じのする旨味があり、じんわりと引いていきます。もう少しキレがあれば更に良い気はします。 3日目に燗。お、オレンジのような甘味が出て最後のキレも良く、もちろんガス感やフレッシュさは減退しますが、意外とこちらの方が良いかも。40℃も45℃もそれほど変わりませんが甘味のある40℃の方が適温か。 振り切ってはおらず中庸ですが割とモダンな印象です。苦味が結構あるものの快く、気になりません。温度帯も広く、岩手は意外と「これがスタンダード純米だ」というのがあまりないのですが、一関周辺でしか売っていないもののその候補に十分なるのではないでしょうか。1210円とリーズナブルです。
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Kab
経緯についてはラベルを見れば説明不要ですね。おそらくもう二度と飲めないスペック、心していただきます。 常温。やや砂糖菓子的でもオレンジ的でもある香りが立ち上り、含むとやはり砂糖的な上品な甘みが出て、アルコールの辛さというよりは苦味で切れます。 45℃。常温と大きくは変わりませんが、やや甘味もキレも引き立つでしょうか。 50℃だとやや甘みが弱まってきつくなる気もします。中温度までがおすすめでしょうか。 2日目に冷酒。含むとやや甘く、一瞬旨味が膨らみ、キレが引き立ちます。これもバランスよくさっぱり飲めて良いです。 奥能登の白菊らしい優しい甘味を全面に出しつつ、アル添によりうまくキレも演出しています。本醸造なので価格も抑え目。今年のランドマークとして、印象に残る1本になりそうです。
杉錦特別純米 生酛仕込 2023BY
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Kab
新年初開栓はお気に入りの杉錦。 常温から。ややナッツっぽい香りに、含んでもナッツっぽさとミネラル感がやや薄めに。全体には水っぽさも感じます。カラメルっぽい独特の甘みは出ず、酸味もそこまでなくじわじわ引いていきます。 2週間くらい常温放置して燗。だいぶ味が開いてきました。酸味を結構感じます。やはりナッツっぽさにミネラル感はあり、酸味に隠れた甘さ(果実的というわけではない)はほんのりと感じますが、ドライな感じ。杉錦は低温が良かったのですが、これに関してはキレがさらによくなる45℃が良い感じです。50℃もさらにキレがあり、旨味も膨らんで良いです。 1回火入れのためか開栓後変化もあり、時間を置いて燗にするとより良いです。杉錦らしさが見えつつ、まだ若いでしょうか。
播州一献七宝 純米大吟醸 生
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年末年始酒として信頼の購入。 ややセメダイン臭。 含むとライチのような果実味とともに結構野太い米の旨味があります。開栓したてはややシロップのようなアルコール感を伴いますが、時間が経つにつれて減退していきます。最後は苦味でキレ。 抜群というほどではありませんが完成度の高い、旨みの伴ったモダンリーズナブルな純米大吟醸です。
奥六特別純米酒 初しぼり First生酒
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別銘柄の300ml瓶に入った通販のおまけです。 香りはグレープフルーツかパインのような感じでほんのりと。 含むとベリー系の酸味を含んだ甘味がまず出てきます。その後さらに甘味が膨らんでパイン系になり、旨味もやや膨らみながら、最後は苦味が結構強くなってスパッとキレていきます。 この蔵の酒は3度目ですが、新酒生酒ということもありモダンな今回が最も好印象。苦味強目の蔵という印象はあるのですが、うまく苦味を使っており完成度が高いです。
川鶴Olive 活性にごり生酒 2021BY
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Kab
3年経っていますが、結構ガス圧強め。数分経ってようやく開栓。 シャンパンのような泡感と、香りはあまりなくうっすら米感。オリーブと言われるとまあそうでしょうか。含むと白ワインのような葡萄的な穏やかさと若干のアルコール感があり、旨味とキレもあって引き上げていきます。 時間が空いたので7日目に常温。米感は少しだけ強くなります。甘味がかなり強くなり、苦味も強くなって両者のせめぎ合いに。デザートシャンパンのような感じですが少しだけダレも感じます。 8日目に燗。40℃。ややシュッと味がしまっており、凝縮された米の甘味と旨味が小ぶりに出て苦味で引いていき、ダレがなくなります。これは優秀なにごりの燗です。45℃もほぼ同じ。 時間が経っていると言われなければわからない綺麗さですが、この手のものにしては米感が強く、低アルの薄さは全然感じません。モダンライトですが米の旨味もある普通の日本酒です。熟成適性を感じます。
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Kab
初飲み銘柄ですが青森では有名な酒店が扱っており、何度か通販を迷ったこともあります。なのであまり間違いはないだろうと安心の購入。同じ蔵の雪中八甲田と迷いましたがこちらにしました。 常温。ややバナナのような香りがほんのりと。含むと米の旨味が細く立ち上り、酒単体だとそのままじわじわと旨辛で引き上げます。チーズと合わせるともっとキレが良くなります。 40℃だともう少し米の旨味があります。スパッとしたキレの良さは常温以上。 この銘柄はもっと熱くした方が個人的には好みかと思ったので50℃。あまり香りはつんとせず穏やかなままで、旨味がじわじわと出てきて、若干アルコール感はありますがキレが引き立ちます。やはり個人的にはこの温度か。 南部地方の酒は甘くなくキレのあるものが多いですが、ここもそのような印象です。チーズのほかきんぴら、いなごの佃煮、青森名物いかめんちに合います。雑味なく技術力の高さは感じます。今度は旨口か一字違いの朔田を購入してみたいのですが、近年の扱い銘柄のインフレ・飽和傾向の中でうまく入荷してくれるかの方が問題でしょうか。
まつちよ
遅レスすいませんKabさんこんばんは🍶 食中酒として良い酒ですよね作田。 朔田も旨いですが、同じ盛田庄兵衛さんとこで、青森市内の酒屋限定の七力がなかなか旨いですよ。
Kab
まつちよさん、こんばんは🌃 青森酒は個人的には綺麗さが共通していて外さない印象です。七力も是非飲んでみたいです😍
中島屋プチプチ寿 純米吟醸 火入 2023BY
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Kab
インパクトの非常に強いラベルです。この蔵の酒は飲みたかったので即買い。カネナカは超クラシックな印象ですが、中島屋はちょっと違うのでしょうか。 結構モダンなリンゴの香りが強くはないもののそこそこに。 含むとリンゴかすだちのような、レモンよりやや太めの結構な酸味を含んだ甘味が出てきます。プチプチ寿を名乗っていますが火入れだけあってガス感はわずか。苦味と酸味で割とスパッとキレていきます。 常温でもあまり変わりませんが、若干ガス感が取れ、苦味が強いでしょうか。 甘酸苦のバランスが取れ、食中にも合う好印象のモダン酒です。
米宗山廃酛特別純米 山田錦 無濾過生原酒 2023BY
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Kab
酒屋さんによると米宗の中ではややドライさは抑えめ。 初日は50℃。ほぼ香りはありません。いかにも生熟っぽいオレンジじみた香りとともに、じわーっとやや果実味を帯びた米の旨味がなだれ込み、じわじわじわと引いていきます。 常温でもあまり変化なし。生熟っぽさが持ち味です。 5日目に40℃。一転してドライになり果実みは抑えめで、45℃だとドライさは残りつつチョコレートのような甘味もある印象になって、60℃だとかなりドライになっていきます。60℃から冷ましても辛いです。 温度によってかなり変化があるのですが、最後まで書きかけたところで5日めの感想全部消えたので、適当になっております😅 これで1年、ドライさ抑えめでは、結構熟成感があって辛い銘柄という感じがします。アルコール度数が高いので注意。次は似たようなスペックを試すか、思いっきり辛い方を試すか、どちらにしましょうか。
別嬪純米 White Edition 2023BY
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Kab
燗酒のイメージある銘柄ですが、蔵元の息子さんの責任仕込みのようでちょっとイメージが異なりそうです。 といってもまずは燗酒から。40℃。ツンとくる香りに結構な辛さが当初からきます。その後に米の旨味がじわじわじわ。最後にまた辛味でスパッとキレます。45℃。ツンとくる感じが少しだけおさまり、旨味主体となりますが、後味に苦味も少しだけ出てきます。50℃もあまり変わりませんが苦味がさらにやや強くなるので、燗のベストは40℃か45℃か微妙。 2日目に冷酒。レモンっぽい香りがほのかに。含むとレモンかオレンジっぽい結構な酸味と少しの甘味を含んだ旨味。キレは辛いというより苦味です。 常温でも冷酒とあまり変化なく、果実味が少し立ち旨味もあります。 旨味がありドライというわけではありませんが、結構な辛口。重すぎもせず、いろいろな料理には合いそうです。
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Kab
ややアルコール感の強めな、メロンっぽい多少の果実味もある香り。含むと、若干の果実味もありつつ、遥かに強いのが辛味。そのまますっぱりと、なたで切られるようにキレていきます。典型的な辛口アル添吟醸ですが、ベタっとした感じがないのは流石かもしれません。
楯野川無我 プラチナボトル純米大吟醸
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締めを少しすぎていましたが、かなもり酒店の角打ちに潜入。新酒ということでおすすめでした。 香りは淡いパインのような。含むと果実のような甘さが少しだけありますが酸味と辛味がやや優勢。辛味優勢のまま徐々にじんわりと引いていきます。旨味は控えめですが淡すぎるというほどでも無い。
真鶴慶酒 しぼりたて生原酒 2016BY
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Kab
引退を表明された盛川杜氏の初年度でしょうか? 茶色にツンとくるアルコール香。 常温。多少の薬くささがありますが、割とスッキリ辛味の混じった旨味が立ちます。後味は徐々に辛味が増えていってスッパリキレ。日が経つとだんだんナッツのような香りに深い熟成感になります。 50℃。ナッツ感はありつつ、若干の熟したオレンジっぽい甘味を含んだ旨味に、多少の快いナッツの切れ端のような雑味を伴った辛味でキレます。40℃も45℃も60℃も大きくは変わりませんが、温度が高い方がやや甘いでしょうか。 8年経っても盛川・真鶴の色はあまり変わらず、旨辛でキレよく古酒にしては飲みやすい、宮城らしい酒です。そして開栓後さらに快い熟成感が増します。チーズ非常に良し。盛川引退後の真鶴がどうなっていくのでしょうか。
東長冬のけしき純米
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Kab
佐賀では結構有名なようですが東日本ではまず見ない銘柄なので即決。 香りは穏やかでブドウっぽい。 含むとほぼ果実味はなく、アルコール感とともに米の旨味が膨らんで、結構スパッとキレます。 オーソドックスですが、モダン感はなくクラシック寄りです。 日常酒としては飽きがきません。
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Kab
スーパーで1割引で売っており思わず購入。熟成感のある薬的な香りがします。 40℃。シロップぽい甘味を含んだ旨味がたちのぼり、辛味でキレていきます。 45℃。薬くささがだいぶ消え、旨味が強くなります。 50℃。だいぶ最初からツンとしたキレが強くなります。個人的には45℃か50℃かですが僅差で45℃か。 クラシックの時も感じましたが、2日目以降、若干ですがベタつきが強くなる気はし、初日が一番良いです。かといってもちろん劣化というほどではない。 個人的にはクラシックの方が好みですが滅多に目にすることはなく、こちらもオーソドックスな熟成酒で安心して飲めます。キレのあるタイプです。
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Kab
意外と初飲み銘柄。香りはほぼありませんが含むとカラメルっぽいというより玄米っぽい熟成感。含むと、この銘柄の甘めのイメージに反し、やや辛口で、後口にもスパッとしたキレがあります。マグロ角煮・帆立の珍味・赤蕪漬の肴3種類に最もマッチしたのはこれでした。個人的にはあくまで冷酒での感想として、山王丸>しぜんしゅ>磐梯山>凛の順番でしょうか。
磐梯山特別純米ひやおろし
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やや色がついており、クラシックそうな感じか。やはり含んでもカラメルっぽい味がして、熟成感を伴った旨味が出て、じわじわと引き上げていきます。冷酒でも意外と良いですが温めたいところです。結構クラシック。
山王丸秋ひやおろし純米酒
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ほんのりとバナナっぽい香り。バナナか桃っぽい甘味を含んだ旨味が出てきて、そのまま桃のような甘味でじわじわ膨らみます。こちらの方が蔵のイメージとやや異なりモダンさを含み、福島の酒らしい酒です。
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郡山駅ひやおろしシリーズ。 ほぼ香りはなく、米の旨みがややどんよりと。そのままじわじわと引き上げ。モダンな蔵の印象ですが、これに関しては常温や燗でいきたい感じでしょうか。
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仕事の多忙とその後に外飲みが続いたため久しぶりのチェックイン。初日は燗から。 40℃。香りは甘めの綿菓子のような匂いがほのかに。含むと、濃醇で米ジュースのような甘味を伴う旨味があり、アルコール感とそれに伴うキレもありつつ、割とすっぱりキレていきます。 45℃のほうが旨味がさらにやや膨らみ、良い感じです。冷ましても旨味があって良いです。 50℃はキレ重視。辛口派ならこちらも良いですが個人的には45℃がベスト。 2日目に軽く冷やして。こちらも甘めからのキレある感じは変わらないものの、やや米感が重ったるい感じがし、やはり燗の方が良さそうです。 やや甘めですがキレもきちんとあり、好みの系統です。
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