さけのわ
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東北在住。 全国の日本酒に関心を持ち出したのはごく最近で、まだまだ初心者ですが、少しずつ飲んでいこうと思います。 モダンもクラシックも何でもいけますが、どちらかといえばややクラシックで旨味とキレがあるものが好み。 さけのわの投稿は主に家飲みの感想の備忘録です(外飲みでも落ち着いて書ける環境なら書くことがあります)。
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Dec 15, 2022
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Kab
龍力
純米 神龍錦70
本田商店
兵庫県
Dec 3, 2023 10:45 AM
18
Dec 3, 2023
Kab
辰年に先立って龍力。いまでや限定とのこと。 5月製造です。結構強いアルコールの香り。色もだいぶ黄色いです。 常温から。ナッツのような軽い熟感。苦味とともにとろみ少しあり。 旨味の膨らみは少しでスッキリ感があり、辛味でじわっとキレていきます。 お燗。40℃。アルコール香も熟感もあまりなくなってミネラルっぽさから米の旨味が膨らみ、辛さが割と強くなってスパッとキレていきます。45℃もほぼ同じ。個人的にはこの辺がベストです。 冷酒。やはり熟感ありますが常温ほどではありません。スッキリ感と、常温よりややマイルドになった熟感と苦味。 スッキリ系ですが東北の同種の酒とはベクトルが異なります。春出荷ということもあり、思ったより熟感があり、軽い熟酒というところです。燗にすると熟感が弱まりますがキレが良くなり、温度帯による変化も楽しめます。個人的には燗>冷酒>常温の順でしょうか。いろいろな料理に合いますが鯖焼きがベストでした。
Kab
加茂錦
荷札酒 槽場汲み
純米大吟醸
生酒
加茂錦酒造
新潟県
Nov 29, 2023 11:24 AM
30
Nov 29, 2023
Kab
14度でやや低アル。五百万石の原酒・新酒です。「淡麗フレッシュ」との味わい説明。 少しマスカット系の香りですが穏やか。 レモンを少し苦くしたような苦味とともに、マスカットか淡い柑橘のような甘味がきますが、苦味の方がやや強い。 そのままじんわりと引き上げていきます。 食中の方が甘味が強く出て単体よりも良く、サラダとか浅漬けのような淡白なものと合います。食中だと化けるのですが、個人的にはこの種のものにはもう少しキレを求めたいですし、不快感はないのですが苦味も少し強い気がします。
マル
Kabさん、こんばんは🌖 ありゃ、Kabさんのお口には合いませんでしたか😅 私のバカ舌にはジャストミート🎯でした😆
Kab
マルさん、コメントありがとうございます🙇♂️ 申し訳ないな、と思いつつ・・・単なる備忘録ですのでお気になさらず🙇♂️ 私は割とクラシック好き、旨味好きなので、好みの差はあると思います。
Kab
大嶺
3粒 冬のおとずれ
純米
大嶺酒造
山口県
Nov 24, 2023 11:13 AM
28
Nov 24, 2023
Kab
打栓ですが開栓時はほぼ活性なし。もっとも、開けるとしゅわしゅわ。 香りはあまりありません。 含むと心地よい赤肉メロンというか角砂糖というかのような甘味があり、カルピスのようなスッキリ感と若干の旨味があります。 苦味が裏で少し出ていますが、酸味とともにアクセント程度で、ちょうど良く抑えられています。 今年の冬のおとずれ、評判良いようですが、確かに今まで飲んだにごりの中では上位です。 大人のカルピスソーダですがやや苦味あり。 単体でも煮物などと合わせてもいけます。
Kab
小左衛門
特別純米 信濃美山錦 直汲み 2022BY
中島醸造
岐阜県
Nov 19, 2023 11:39 AM
31
Nov 19, 2023
Kab
一部の特約店にしかない限定酒のようです。 香りは結構リンゴ。モダンそのもの。 含むとガス感は多少あり、酸味少なくなめらかな舌触りから、徐々に甘酒のような甘味と旨味が顔を出しつつ、軽い苦味でキレていきます。 4日目に燗にしてみます。40℃、甘味が最初に出てから急速に辛味が出てキレます。45℃、50℃もほぼ同じですがほんの少し苦く感じます。 やはりモダン。流行りの方向性ですが、苦味がちょうどよいアクセントの範囲で好ましく、旨味もあります。サラダや煮魚にも合いますが、淡白なチーズが旨味が出て一番。甘味が引き立つさつまいもの煮物も良い。酸味の代わりに苦味で食事と合わせている感じでしょうか。 意外と燗も良く、単体でも食中でもいけ、芳醇甘口寄り万能酒。 酒米が長野だからか、なんとなく長野の酒っぽい。旨味のためか、開栓後も安定。
Kab
蒼天伝
特別純米 滓がらみ しぼりたて生原酒
男山本店
宮城県
Nov 14, 2023 11:25 AM
30
Nov 14, 2023
Kab
2023BY、初の新酒いただきます。杜氏が交代して二造りめ、以前よりキレ重視になったとのこと。 1時間前に冷蔵庫から出し、10℃くらいでしょうか。 スースーするミントのようでもありやや甘めでもある香りがほのかに。 含むとかすかなメロンっぽい甘味もありますが、米の旨辛さが強く、辛さの後に旨味がやや膨らんでから、やはり辛さ優勢でじんわりと引き上げていきます。 典型的な旨味とキレのある宮城酒。が、キレはスパッという感じではなく徐々にです。 新酒はバランス調整が難しいと思いますが高い完成度です。 温度が少し上がった方が旨味が出てきます。常温に近い方がよいでしょうか。 魚はやはり合いますが、サラダでも炒め物でもなんでも良いですね。 開栓4日目でもほぼ全く落ちません。
Kab
竹泉
熟成愛酒 りん
純米
田治米
兵庫県
Nov 10, 2023 11:04 AM
22
Nov 10, 2023
Kab
最近評判の良い竹泉。 山田錦10年、山田錦5年、五百万石5年のブレンドとのこと。 まずは常温で少し。 香りはいかにも熟成。どことなくスッキリハーブっぽさも。 ツンとくる薬っぽさが強く、苦味でキレる感じです。食中でもちょっと苦い。 これは燗か。 40℃。苦さがベースにありつつも旨味がじわっと膨らんで引き上げます。 45℃。苦味が一気に減り、上質な米の旨味がじわじわじわ。 50℃だと旨みはありつつ、苦辛いキレの印象が強くなります。 最も良さそうなのは45℃でしょうか。 燗でホッと息がつける味ではありますが、ややぼやけた印象もあり、個人的にはこれ系の中でそこまで刺さる1本ではないです。 2週間後にまろやかになったので、開栓直後は焦点が定まっていないのかもしれません。 上手な蔵だとは思うので、開栓後の変化、また別スペックにも期待か。
Kab
白隠正宗
中伊豆産山田錦 純米生原酒 2022BY
高嶋酒造
静岡県
Nov 5, 2023 10:49 AM
27
Nov 5, 2023
Kab
白隠正宗は1年半前に別スペック(ブレンド)を飲んだ時はあまり好印象でなかったのですが、酒屋の若旦那のおすすめに従って購入。 昨年12月出荷の生酒ですが、なんと酒屋で10ヶ月常温生熟成! わかった上でのこういうの、好きです😆 常温から。香りはほとんどなし。 若干のミネラル感、エキス・シロップぽさが立ち上りつつ、フレッシュと言えなくもなく、最初から辛さがきます。 その後に米の旨味と甘味がやや膨らみ、最後はまた辛さでキレていきます。 40℃。アルコールのツンとする香りが立ちます。ミネラル感はそのままに、辛さが増すでしょうか。 45℃だと苦い感じが勝ちます。 60℃だとアルコール香も辛さも意外と止んでほっこり。 常温か飛び切り燗かという極端さはありますが、非常に上質な生熟。良いですね。東北の酒のようなニュートラルなところも、熟成っぽさもあり、生酒らしいフレッシュさもかすかにあり、バランスが良いです。 とにかく常温が良い。
Kab
日置桜
生酛純米 玉栄70% 本懐の盃 2020BY
山根酒造場
鳥取県
Oct 31, 2023 11:31 AM
24
Oct 31, 2023
Kab
本日2本目。酒屋さんで推しており購入。13度の低アルです。 若旦那の指示通りに購入直後に開栓して、6日後に飲み始めます。 かなりオレンジ色です。まず45℃。 いかにも熟成っぽい香り。シロップっぽい味があります。キレは辛さ。落ち着きますが、まだ旨味の膨らみがそこまででなく、フツーの熟成酒というか、なんとなくまだ焦点が定まらない感。 60℃まで上げてみます。お、こっちの方がいいでしょうか? ほっこりするシロップ感に、辛さが急速に出てキレ。 日が経ってからの方が、日置桜らしい枯れ感が出る気がして、さらに良いです。 枯れ感や上質さはありつつ、低アルのためか旨味を出すのに限度があり、もう少し膨らみはほしいところでしょうか。 チャレンジスペックの面もあるはずなのでこれだけで評価はできませんが。とは言え、飛び切り燗は風呂に入っているようで落ち着きます。
Kab
玉川
純米吟醸 みゃー5
木下酒造
京都府
Oct 31, 2023 11:08 AM
25
Oct 31, 2023
Kab
健康診断明けで、一気に2本開栓。1本目。 玉川の中では初級者向けのスペックと思われるので、低めの45℃から。 香りはほとんど皆無。 含むと、若干の苦味か辛味かの後に米の旨味が、ほどよいバランスで膨らみます。苦味と言っても全く嫌らしさはありません。 後味にはまた辛味がきてキレます。 40℃もほとんど同じですが若干シロップぽさとミネラルが強いか。50℃も悪くありませんがほんの少しぼやけます。個人的には45℃がベスト。 常温に冷めると少しシロップ的になります。これはこれで少し古臭いですが良い。 玉川にしては軽く、完成度高し、おそらく玉川の中では辛口、というところです。玉川はガーッと温度を上げる、という先入観で飲むと個人的にはかえって良くないです(もちろん好みはそれぞれですが)。 なんとなく東北のスタンダード純米に似ており、安心して飲めます。ホヤ合いますね。
Kab
一歩己
純米吟醸
豊国酒造 (東)
福島県
Oct 14, 2023 11:25 AM
26
Oct 14, 2023
Kab
純米と迷いつつ、比較的あまり見ない純米吟醸に。9〜10月限定っぽいです。 すこーし甘めのバナナ系の香り。 含むと結構ドライです。辛さから一瞬遅れて米の旨味がこれも一瞬膨らんでスーッと通り抜け、嫌ではない苦味でキレていきます。酸味も少しあるでしょうか。甘くはありません。 2日目、お燗40℃と45℃。苦味が減ります。ほんのり果実味に、40℃はキレ良くもまろやか、45℃はシャープ。40℃がベストでしょうか。50℃に上げてから冷ましても良い。 意外とクラシック寄り(クラシックとモダンの中間程度)、ドライな印象を受けます。燗上がりも意外。秋なので燗に向くような設計は納得いきますが。 十分良いのですが、もう少しだけ旨味が強い方が好みにジャストフィットでしょうか。 蔵元の意向のようで通販売りしなくなった一歩己ですが、幸い手に入りやすい特約店が複数あります。次は純米ですね。
Kab
松の寿
純米 とちぎ酒14 八割八分 燗美味し 2019BY
松井酒造店
栃木県
Oct 6, 2023 11:27 AM
29
Oct 6, 2023
Kab
結構色がついていて、アルコールっぽい香りもします。 45℃から。 結構な苦さと、ややナッツっぽさも感じます。 シロップより甘いカラメルっぽい甘味もあります。旨味もほぼ同時に顔を出しますがあまり目立ちません。苦味というか辛味というかで引き上げ、キレは良いです。冷めるとちょっと苦味が強いでしょうか。 50℃、60℃に上げるとカラメル感が上昇し、苦味とキレがあまりなくなります。 60℃が最も良いでしょうか。燗冷ましにすると今度は酸味が出ます。 甘めの熟成酒。群馬泉とかと似た系統で、マイルドにした感じです。 キレも良く、旨味の膨らみが熟成系にしては今ひとつですが、そういう特徴だと思えば完成度は高いです。 急に涼しくなり、前に飲んだ真鶴とともに時節に適した酒でした。
Kab
真鶴
まなつる 辛口 山廃特別純米
田中酒造店
宮城県
Oct 2, 2023 11:30 AM
30
Oct 2, 2023
Kab
まずは常温。酒らしい香りです。 含むとやはりイメージ通りのアルコールの辛さと旨味。樹脂エキスっぽさというかシロップっぽさというか、かなりのとろみを含んだアルコール感。とはいえ、旨辛さがやはり根幹にあり、さっぱりキレ、重くはありません。酸味もややありますが、苦味はほぼなし。 サラダもチーズもぶりの醤油焼きもかぼちゃの煮物も野菜炒めも全て良し。 40℃も45℃も大きくは変わらずで安定していますが、温度が上がった方がやや辛くなりキレが増すでしょうか。50℃も良いですが今度は酸味が少し増します。 宮城典型クラシック純米よりさらに少しクラシックな方向性です。個人的には中温度あたりが好みですがガツンと温めても良く、温度帯による変化も楽し。 熟成好き向けですが、重すぎはせず、良い意味で複雑ではないのでとっつきやすい感じです。
Kab
花羽陽
純米吟醸 出羽燦々
小屋酒造
山形県
Sep 29, 2023 11:14 AM
22
Sep 29, 2023
Kab
最上地方唯一の酒蔵、山形県最古の蔵。 県外に滅多に出ない酒。 冷酒推奨のようです。 結構モダンなリンゴ系のフレッシュフルーティな香り。 含むと最初に微かな柑橘系の甘味のすぐ後、割と強い苦味があり、辛さに変わってキレていきます。 「フルーティな香りでキレが良いが甘くはない」のは山形の典型的な形のひとつでしょうか。 ライトめで単体だと苦味強めですが、食べ物と合わせるとちょうどよく、いろいろな肴を受け止めます。 チーズや枝豆が良いです。 別スペックだと、絹はちょっと高く通常購入から外す額ですが、飯米のコシヒカリ・つや姫の方がもしかすると旨味があるでしょうか。
Kab
じょっぱり
情っ張 直汲み低圧搾り 純米吟醸生原酒 2021BY
六花酒造
青森県
Sep 21, 2023 12:08 PM
29
Sep 21, 2023
Kab
じょっぱりの特約店限定銘柄。じょっぱりは終売なので、これが最後です😢1年半酒屋生熟成。 開栓直後は硬いかもと思われるのでお燗から。 40℃。アルコールっぽい香りがほのかに。オレンジか桃のような熟した甘さと、アルコールの旨辛さが一緒になだれ込んできて、辛さ優勢になってキレていきます。45℃も似たようなものですが少しだけ甘さがさらに強いでしょうか。 日が経つとキレ重視になってきます。 5〜6日目、常温に近い冷酒。この温度帯では甘さの膨らみは少なく、辛さからくるキレ優勢です。 7日目に再びお燗。やはり最初よりキレが良く甘みが後退します。50℃まで上げてもほっこりして良いです。 非常によくできた生熟酒です。スペック的にも甘味がやや目立ち芳醇ですが、じょっぱりらしいキレはきちんとあるという感じでしょうか。 新銘柄の杜來もできれば路線を大きく変えず、旨味とキレを追求してさらに洗練させてほしいです。
まつちよ
じょっぱり終売で杜來になるんですか🙄
Kab
まつちよさん、おはようございます☀️ じょっぱりの在庫なしが続いているのであれ、と思ってはいましたが、報道で見てびっくりしました😳
Kab
海風土
純米 火入
今田酒造本店
広島県
Sep 18, 2023 10:44 AM
29
Sep 18, 2023
Kab
1回火入れ(要冷蔵)です。 冷酒。香りはあまりありません。やや甘酒っぽい米の香り。 含むと酸味は意外とそこそこで、米スムージーっぽい甘旨味と爽やかさが並行して襲ってきます。 シロップっぽさも結構あり、エキス感というのかどうか。苦味も少しありますね。キレは無いです(笑) 常温だと旨味がより引き立ちますが、ぼんやりして焦点が定まらなくなる感じがあるので、私は冷酒の方が良いです。 独特ですが良いバランスで、個人的には予想以上に好みの感じです。 低アルの物足りなさは全くなく、きちんと旨味があり、ちゃんと日本酒っぽい。いわしやチーズ、味の濃い煮物も良いですが、梅干しは良いかと思ったら酸味が喧嘩するのかちょっと😅醤油か塩の濃いものが良さそうです。単体でも美味しいです。
Kab
蒼天の華
純米吟醸 雪女神
原酒
後藤酒造店
山形県
Sep 12, 2023 11:20 AM
30
Sep 12, 2023
Kab
佐藤酒店PB。4月製造。「売切間近でした」「きちんと冷やして飲んでくださいね」とのこと。 製造所は辯天の酒蔵、後藤酒造店です。辯天は山形のモダン酒ど真ん中の印象がありますが、どうでしょうか。 結構香ります。熟したりんごという感じもしますが、やや蜂蜜っぽくもあるでしょうか。 含むと結構酸味があります。酸味・苦味・甘味が均衡をとりつつ口に入ってきて、甘味が旨味に変わり、その後苦味が辛味に変わってキレていきます。 とてもバランスの良い味わいです。落ち着いていて、モダン吟醸でも火入ならではの良さでしょうか。そこまで甘さが勝たず旨味も意外とあります。 このブランドは20年ぶりだそうで、二度と飲めない可能性もありますが、辯天・じゃがらもがらも是非飲んでみたいです。 3日目になると甘味が弱く、苦味が強くなります。うーん・・・。 日本酒は1日1合程度が適量とされる中、開栓わずか1〜2日で明確に落ちるものを売っていいのか、業界全体の課題ではないでしょうか。こうも続くと書きたくなってしまいます。
Kab
秀鳳
純米吟醸 出羽の里 生
原酒
秀鳳酒造場
山形県
Sep 9, 2023 11:27 AM
28
Sep 9, 2023
Kab
3月出荷なので半年後の開栓です。 かなり派手なリンゴの香り。 含むとやはりモダンど真ん中の熟したリンゴというか柑橘というかのフルーティな甘味に加え、バニラっぽいというか米ジュース的というかな旨味が出てきます。 その後に少し苦味が出て、辛さに変わってスパッとキレていきます。 いいですね。 香りがちょっとありすぎる気はしますが、旨味もキレもきちんとしていて、単なる甘さとフルーティさだけではない。 この手のモダンでバランスで勝負するタイプは今年は苦くて、というのが多いですが、たしかに苦目ですが崩れてはおらず、きちんと整えてきています。 あと、値上げしたとはいえこれで1540円はまだ相当安い。 別スペックもやってみたいです。 2日目、う〜ん、ちょっと苦味がはっきり出てきます。このあたり難しい。
まつちよ
Kabさんこんばんは🍶 秀鳳はコスパ良いですよねー。 私も今期は色々生酒試すつもりです。
Kab
まつちよさん、こんばんは😃コメントありがとうございます🙇♂️ この安さと完成度はびっくりです。火入も違った良さがあるはずです😄
Kab
奥六
特別純米 生酛 Lotus
岩手銘醸
岩手県
Aug 31, 2023 11:15 AM
25
Aug 31, 2023
Kab
岩手銘醸の新ブランド。1回火入れ・要冷蔵指定。 冷酒から。リンゴっぽい香りが結構します。 含むとライチかシークワーサーのような苦味が先に立ち、アルコールというか米スムージーというかのビターさに変わります。旨味の膨らみというよりビター。そしてオレンジのような甘味がやや開きつつ、苦味が辛味に変わってスパッとキレていきます。 苦味があるので、逆にピーマンやナスの炒め物、きゅうりとこんにゃくの酢味噌和えと合います。野菜の日にちょうど良い。奥州市はピーマンやきゅうりが有名なんですよね。 2日目以降、最初の苦味がまろやかになり、甘旨味からのビターという印象になって、良くなりました。初日が硬かったのか。 3日目にお燗。40℃だとレモンのような酸味が結構強いですが、苦味は消え、まろやかになります。45℃だとそこまで強くない柑橘系の酸味から、辛味のような感じでキレ、この温度が一番いいでしょうか。50℃からの燗冷ましも良いです。 苦味や酸味があって割と複雑というところですが、この手のものには個人的にはもう少しバランスの良さを求めたくなってしまいます。 新ブランド、成功なるでしょうか。
熊谷 朋之
Kabさん、こんばんわ!(^^)/ 岩手銘醸は、今注目の酒蔵の一つですね。 今、岩手の酒蔵さんでは、若手中心にいろいろチャレンジしていると聞いています。 この銘柄も探して飲んでみたいですね。(^^)
Kab
熊谷朋之さん、こんばんは😄 今回は高橋酒店での購入でした。 奥六ではこの蔵で初の山廃もありますし、磐乃井酒造との同級生の切磋琢磨も気になっています。 今後とも注目したいと思います。
Kab
杉錦
山廃純米 天保十三年 2019BY
杉井酒造
静岡県
Aug 29, 2023 11:41 AM
22
Aug 29, 2023
Kab
杉錦のスタンダード、4年近く寝ている山廃。 熟成酒ファンの評判が良いですが、酒屋でも新規取扱銘柄で推しており、「やはり天保十三年から入るのが良い」とのことでした。 お燗40℃から。少しツンとくるアルコール香。 含むと硬めなミネラル感とともに、米の旨味もかすかな甘味も開けてきます。酸味も苦味もありますがギリギリのところで、嫌らしさが全くない。このバランスは秀逸です。 後味は辛味が、スパッというよりどっこいしょという風に遅れて出てきて、余韻が楽しめるキレです。 黒にんにく、れんこんとじゃがいもとにんじんの煮物、チーズ、にら玉、おひたし、ゴーヤチャンプルー、全て良き。 45℃もほぼ同じですが、苦味と辛味が増します。 燗冷ましになると少し酸っぱい。 常温も40℃とあまり変わらず、やや甘味が引っ込んでキレが良い。常温か40℃か、ぬるい所が良いです。 これは素晴らしい熟成山廃純米。クセも強くなく、こんな酒が1210円とはもうこれだけで万事OKということにもなってしまいます。 「旨味がきちんとあり、飲み飽きしない酒を中心に売りたい」という酒屋さんの姿勢にも深く同意です。
Kab
ゆきの美人
完全発酵
純米
秋田醸造
秋田県
Aug 25, 2023 11:46 AM
27
Aug 25, 2023
Kab
4年11月製造。ゆきの美人は小仕込みですから結構寝ている部類と思われます。 ガス感があります。 冷酒から。柑橘っぽくミントっぽくもあるすっきりした香り。 結構熟した甘さが一瞬だけくるのですが、その後にすぐにアルコールというかミントというかのスースー感が漂い、苦味というか酸味というかでキレていきます。 燗にすると、まず酸っぱさを感じます。その後、旨味が膨らみ、キレは苦いというより辛いというところになります。 40℃より45℃の方が酸っぱさがまろやかになります。50℃だとかなり辛さが立つので45℃くらいが一番良いか。一番良いのは最もまろやかになる燗冷まし。食中酒としても色々合います。特に黒にんにくが良い。 燗だと酸っぱく冷酒だと苦くという個性派ですが、スッキリドライで、どちらかといえば夏むけでしょう。アルコール感もあって酒っぽくかつドライ、というあまり他にない感じがします。 冷酒だと旨味が物足りなく苦味もあるので、寝ていることもあるでしょうが私は燗が良いです。