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さけのわ飲んだ日本酒を記録して好みの日本酒を見つける
KabKab
東北在住。 2022年あたりから本格的に全国の日本酒に関心を持ち出しました。2024年以降外飲みが増えてゆっくり更新になりそうですが、少しずつ飲んでいこうと思います。 モダンもクラシックも何でもいけますが、どちらかといえばややクラシックで旨味とキレがあるものが好み。 さけのわの投稿は主に家飲みの感想の備忘録です(外飲みでも落ち着いて書ける環境なら書くことがあります)。

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初飲み銘柄ですが青森では有名な酒店が扱っており、何度か通販を迷ったこともあります。なのであまり間違いはないだろうと安心の購入。同じ蔵の雪中八甲田と迷いましたがこちらにしました。 常温。ややバナナのような香りがほんのりと。含むと米の旨味が細く立ち上り、酒単体だとそのままじわじわと旨辛で引き上げます。チーズと合わせるともっとキレが良くなります。 40℃だともう少し米の旨味があります。スパッとしたキレの良さは常温以上。 この銘柄はもっと熱くした方が個人的には好みかと思ったので50℃。あまり香りはつんとせず穏やかなままで、旨味がじわじわと出てきて、若干アルコール感はありますがキレが引き立ちます。やはり個人的にはこの温度か。 南部地方の酒は甘くなくキレのあるものが多いですが、ここもそのような印象です。チーズのほかきんぴら、いなごの佃煮、青森名物いかめんちに合います。雑味なく技術力の高さは感じます。今度は旨口か一字違いの朔田を購入してみたいのですが、近年の扱い銘柄のインフレ・飽和傾向の中でうまく入荷してくれるかの方が問題でしょうか。
中島屋プチプチ寿 純米吟醸 火入 2023BY
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インパクトの非常に強いラベルです。この蔵の酒は飲みたかったので即買い。カネナカは超クラシックな印象ですが、中島屋はちょっと違うのでしょうか。 結構モダンなリンゴの香りが強くはないもののそこそこに。 含むとリンゴかすだちのような、レモンよりやや太めの結構な酸味を含んだ甘味が出てきます。プチプチ寿を名乗っていますが火入れだけあってガス感はわずか。苦味と酸味で割とスパッとキレていきます。 常温でもあまり変わりませんが、若干ガス感が取れ、苦味が強いでしょうか。 甘酸苦のバランスが取れ、食中にも合う好印象のモダン酒です。
米宗山廃酛特別純米 山田錦 無濾過生原酒 2023BY
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酒屋さんによると米宗の中ではややドライさは抑えめ。 初日は50℃。ほぼ香りはありません。いかにも生熟っぽいオレンジじみた香りとともに、じわーっとやや果実味を帯びた米の旨味がなだれ込み、じわじわじわと引いていきます。 常温でもあまり変化なし。生熟っぽさが持ち味です。 5日目に40℃。一転してドライになり果実みは抑えめで、45℃だとドライさは残りつつチョコレートのような甘味もある印象になって、60℃だとかなりドライになっていきます。60℃から冷ましても辛いです。 温度によってかなり変化があるのですが、最後まで書きかけたところで5日めの感想全部消えたので、適当になっております😅 これで1年、ドライさ抑えめでは、結構熟成感があって辛い銘柄という感じがします。アルコール度数が高いので注意。次は似たようなスペックを試すか、思いっきり辛い方を試すか、どちらにしましょうか。
別嬪純米 White Edition 2023BY
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燗酒のイメージある銘柄ですが、蔵元の息子さんの責任仕込みのようでちょっとイメージが異なりそうです。 といってもまずは燗酒から。40℃。ツンとくる香りに結構な辛さが当初からきます。その後に米の旨味がじわじわじわ。最後にまた辛味でスパッとキレます。45℃。ツンとくる感じが少しだけおさまり、旨味主体となりますが、後味に苦味も少しだけ出てきます。50℃もあまり変わりませんが苦味がさらにやや強くなるので、燗のベストは40℃か45℃か微妙。 2日目に冷酒。レモンっぽい香りがほのかに。含むとレモンかオレンジっぽい結構な酸味と少しの甘味を含んだ旨味。キレは辛いというより苦味です。 常温でも冷酒とあまり変化なく、果実味が少し立ち旨味もあります。 旨味がありドライというわけではありませんが、結構な辛口。重すぎもせず、いろいろな料理には合いそうです。
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ややアルコール感の強めな、メロンっぽい多少の果実味もある香り。含むと、若干の果実味もありつつ、遥かに強いのが辛味。そのまますっぱりと、なたで切られるようにキレていきます。典型的な辛口アル添吟醸ですが、ベタっとした感じがないのは流石かもしれません。
楯野川無我 プラチナボトル純米大吟醸
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締めを少しすぎていましたが、かなもり酒店の角打ちに潜入。新酒ということでおすすめでした。 香りは淡いパインのような。含むと果実のような甘さが少しだけありますが酸味と辛味がやや優勢。辛味優勢のまま徐々にじんわりと引いていきます。旨味は控えめですが淡すぎるというほどでも無い。
真鶴慶酒 しぼりたて生原酒 2016BY
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引退を表明された盛川杜氏の初年度でしょうか? 茶色にツンとくるアルコール香。 常温。多少の薬くささがありますが、割とスッキリ辛味の混じった旨味が立ちます。後味は徐々に辛味が増えていってスッパリキレ。日が経つとだんだんナッツのような香りに深い熟成感になります。 50℃。ナッツ感はありつつ、若干の熟したオレンジっぽい甘味を含んだ旨味に、多少の快いナッツの切れ端のような雑味を伴った辛味でキレます。40℃も45℃も60℃も大きくは変わりませんが、温度が高い方がやや甘いでしょうか。 8年経っても盛川・真鶴の色はあまり変わらず、旨辛でキレよく古酒にしては飲みやすい、宮城らしい酒です。そして開栓後さらに快い熟成感が増します。チーズ非常に良し。盛川引退後の真鶴がどうなっていくのでしょうか。
東長冬のけしき純米
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佐賀では結構有名なようですが東日本ではまず見ない銘柄なので即決。 香りは穏やかでブドウっぽい。 含むとほぼ果実味はなく、アルコール感とともに米の旨味が膨らんで、結構スパッとキレます。 オーソドックスですが、モダン感はなくクラシック寄りです。 日常酒としては飽きがきません。
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スーパーで1割引で売っており思わず購入。熟成感のある薬的な香りがします。 40℃。シロップぽい甘味を含んだ旨味がたちのぼり、辛味でキレていきます。 45℃。薬くささがだいぶ消え、旨味が強くなります。 50℃。だいぶ最初からツンとしたキレが強くなります。個人的には45℃か50℃かですが僅差で45℃か。 クラシックの時も感じましたが、2日目以降、若干ですがベタつきが強くなる気はし、初日が一番良いです。かといってもちろん劣化というほどではない。 個人的にはクラシックの方が好みですが滅多に目にすることはなく、こちらもオーソドックスな熟成酒で安心して飲めます。キレのあるタイプです。
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意外と初飲み銘柄。香りはほぼありませんが含むとカラメルっぽいというより玄米っぽい熟成感。含むと、この銘柄の甘めのイメージに反し、やや辛口で、後口にもスパッとしたキレがあります。マグロ角煮・帆立の珍味・赤蕪漬の肴3種類に最もマッチしたのはこれでした。個人的にはあくまで冷酒での感想として、山王丸>しぜんしゅ>磐梯山>凛の順番でしょうか。
磐梯山特別純米ひやおろし
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やや色がついており、クラシックそうな感じか。やはり含んでもカラメルっぽい味がして、熟成感を伴った旨味が出て、じわじわと引き上げていきます。冷酒でも意外と良いですが温めたいところです。結構クラシック。
山王丸秋ひやおろし純米酒
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ほんのりとバナナっぽい香り。バナナか桃っぽい甘味を含んだ旨味が出てきて、そのまま桃のような甘味でじわじわ膨らみます。こちらの方が蔵のイメージとやや異なりモダンさを含み、福島の酒らしい酒です。
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郡山駅ひやおろしシリーズ。 ほぼ香りはなく、米の旨みがややどんよりと。そのままじわじわと引き上げ。モダンな蔵の印象ですが、これに関しては常温や燗でいきたい感じでしょうか。
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仕事の多忙とその後に外飲みが続いたため久しぶりのチェックイン。初日は燗から。 40℃。香りは甘めの綿菓子のような匂いがほのかに。含むと、濃醇で米ジュースのような甘味を伴う旨味があり、アルコール感とそれに伴うキレもありつつ、割とすっぱりキレていきます。 45℃のほうが旨味がさらにやや膨らみ、良い感じです。冷ましても旨味があって良いです。 50℃はキレ重視。辛口派ならこちらも良いですが個人的には45℃がベスト。 2日目に軽く冷やして。こちらも甘めからのキレある感じは変わらないものの、やや米感が重ったるい感じがし、やはり燗の方が良さそうです。 やや甘めですがキレもきちんとあり、好みの系統です。
いづみ橋恵 海老名耕地純米
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購入1ヶ月以上経っての開栓。1日目は燗から。 40℃。アルコールの香りに、含むとかなり強い酸味を感じます。酸味の後にミネラル感が出てきて、最後は辛味と苦味の両方でキレます。 これは上げた方が良いでしょうか。公式でも50〜55℃を勧めています。50℃。香りがほぼなくなり、酸っぱくはありますがその後にさつまいものような甘味を含んだ旨味が広がり、最後は辛味になってキレていきます。60℃が酸っぱさが低減し最も良さそうです。 冷酒も酸っぱさが抑えめになって旨味がじわじわと膨らみ、良い感じですが、私は高温の方が好きです。 日本酒度+18ですが、意外とドライという印象はありません。
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本日ラスト。 古く日本酒にハマるきっかけになった銘柄です。 ややリンゴっぽいモダンな香りがうっすらとします。 含むと旨味が中心ながら、ほのかな甘味と苦味とがバランスよくあり、じわじわっと引き上げていきます。 個人的にはキレがもう少しあった方が好みですが、ほんのわずか。かなりモダンになった気もしますが、やはり美味い酒です。 食中としても本日最も、淡から濃までいろんなものに合いました。
醸し人九平次純米大吟醸 うすにごり生
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これは結構白ワインぽい香りがします。 含むとやはりワインっぽいブドウの香りがしますが、アルコール感の方が強く出ます。 そのままアルコール感が優勢で引き上げていきます。 食中酒としては肉料理(豚バラ煮込み)に合いますが、出来の多少良い本醸造のような中途半端な熟成感という印象がしなくもなく、出荷当初あるいは1〜数年経ってからのものを飲むべきなのかも。
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Kab
またも岐阜。封切りでしたが、2021BYのようですので結構・・・😅 メロンっぽい香りに、アルコール感も少しします。 含むと、マスカット系のわかりやすい甘さに、遅れて出てくる米の旨味がじわっと膨らみます。 意外にもキレは結構辛く、スパッとキレます。 劣化している感じは全然なく、程よく味が乗っており、意外にも、わかりやすく甘い系統にしてはかなり良い生熟成なのかなと感じます。 特に肉や野菜系に合います。
ジェイ&ノビィ
Kabさん、おはようございます😃 封切りの射美さん!2021BYってのはお店が大事に取っておいたヤツなんですかね😉我々未だ出会いが無いので🥲飲んでみたいですー🥹
Kab
ジェイさん、ノビィさん、おはようございます☀️ 年数が経っていても劣化の気配がないのは驚きました😳 確かにほとんど出会いませんね〜(特約店を1ヶ所知っていますが見たことはありません)
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外飲み。本日のサービス乾杯酒ということで。 アルコールのツンとする香りが少しに加え、ほんの少しメロン的な果実味も。 含むとやはりアルコール感が強く、水のような穏やかさの次にアルコールの辛さと苦さが立ち上り、一瞬遅れて米の旨味がきます。 キレは本醸造ならではの良さでスパッと。 まとわりつく感じはなく、晩酌向きのバランスの良い一般的な本醸造だと感じます。良い出来ではあります。
越前岬槽搾り純米 復活米九頭竜 火入れ瓶囲い
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Kab
越前岬は種類が結構多いのですが、シュタルクカイザーや五百万石より少しだけモダン系の純米という位置付けかと思われます。 メロンの香りで、黒龍にも似ています。九頭竜という酒米は福井ではメジャーなのでしょうか。 1日目冷酒から。マスクメロン系の果実味が少しあった後、徐々に熟したブドウのような軽い酸味を伴う甘味とともに米の旨味が膨らんできます。 最後は辛味か苦味かのような感じでじわっとキレていきます。温度が上がって常温に近づくとクラシックな方向性になり、より旨味とキレの辛味が際立ってきます。1週間後もほぼ変化なし。 40℃。アルコールの香りがして、含んだ瞬間はほんの少しレモンっぽく、オレンジ系の甘味がほんの少し混じった米の旨味がじわじわと出てきます。キレは辛くスッパリ。 45℃だと果実味が薄れ、より辛さが際立ちます。個人的には40℃の方が良いか。 嫌味が全然なく酒質も強く相当に完成度の高い、食中酒系穏やかモダンのスタンダード純米酒です。 個人的には冷酒が最も好みですが40℃の燗も良いです。
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