さけのわ飲んだ日本酒を記録して好みの日本酒を見つける
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冷酒専門。極力、生酒にこだわる。 最近自分の好みの味わいが分からなくなる。 ふらっと立ち寄った酒屋にて、思わぬ出逢いがあった感激を忘れられず、酒道に勤しむ。 不適切な文法ご容赦ください©︎

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飲んだことのあるお酒の産地に色がつきます
くどき上手Jr.のジューシー辛口 改。純米大吟醸生酒生詰酒
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腐れ外道ジューシーで辛口では何事か?両立出来るのか気になり過ぎる。 ・ジャケ値‥6/10 真っ黄色のラベルって意外に知らない。例のご婦人は何故グラサン? ・起‥17/20 透視度50≦ 臭気=仄かな麹臭。あまり立たない。含みは確かにジューシーだが、果実系ではなく麹系。そして序盤から辛口のAlc刺激が昇る。塩梅は良い。 ・承‥20/20 辛口灼けは強過ぎず弱過ぎず、とても良い出力。酸味&甘旨とのコンボも相まって旨い!舌触りも纏わり付く感じが無くて完璧だ! ・転‥17/20 ジューシーさが弱まり、辛さが増す感じ。控えめだが、芳しい麹系昇華臭も盛り上がって来る。辛口は依然持続。もう少し甘旨が持続しても良いかな… ・結‥16/20 灼け感は最後まで持続。って言うより大分後を引く。しれっと昇華臭が終盤で盛り上がる。 残念なのが、灼けと舌触りの良さが両立出来て無い点。コンセプトではあるが、灼けに振れ過ぎか。 ・コスパ‥9/10 ¥1,875で購入。この会社は毎度企業努力を感じる。 ・後評‥結果的にジューシー辛口の共存は成ってる。甘旨は控えめだが、ズドンと来る様なら無双レベル。 ●85点
腐れ外道あら、温度が上がった方が灼けなくなるのね。不思議。改めて思うが、香りか甘旨の出力を上げるとマジで無双します。このままでも十分佳酒ですが。 例のご婦人が熱気バ◯ラに見えてしょうがない。
横山五十純米大吟醸 WHITE純米大吟醸生酒
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腐れ外道全国の横山さんはこのSAKEとどう向き合うのか。 ・ジャケ値‥8/10 こういう潔さは大変好感を覚える。「ちょくぐみ」ではなく「じかぐみ」と密かに教えてくれる。 ・起‥14/20 色相クリア、臭気は微かな麹臭。含みは中の上の酸と程良い甘旨。強烈な主張が無いのが良くも悪くも特徴。舌触りは軽やか。 ・承‥18/20 舌触りが焼酎的灼けに変化。アクセントとして評価点。ジューシー的甘旨もしっかり乗ってる。酸と苦味の複雑味が絡んで来て奥深い。 ・転‥14/20 一気に乾いて来る。麹系の昇華臭が有るが、そこまで香らない。甘美系ではあるが、灼ける舌触りに一気に感覚を持って行かれる。「じかぐみ生」故のフレッシュ感と捉えよう。 ・結‥11/20 やっぱ後口はドライ。何だろう、この後口で全て安っぽい印象に変わってしまう。粒子が残るような、残渣が有る感じ。土産物的アレ。 ・コスパ‥5/10 ¥1,985で購入。島嶼部からの輸送コストの問題か。 ・後評‥無難に旨いと言って問題無いが、突き詰めて纏まりが有るかと言えばそうでもない。ちびちび呑んだ方が深みを感じる。魚肉ソーセージが合う。 ●70点
さんずい純米大吟醸 無濾過生原酒 直汲み純米大吟醸原酒生酒無濾過
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腐れ外道ジャケ買いしかけたが、思い止まり予備知識研究。期待はかなり高い。 ・ジャケ値‥8/10 アーティスティック。一画目で全てをぶつける点に魂を感ず。 ・起‥19/20 意外や、芳醇な臭気。イチゴミルクまでは大げさだが、ある程度粘度を帯びた秀逸な芳醇香。 含みは、恐ろしいまでに整った舌触り。砂糖水感が主体たが、乾きも湿りも兼ね備える。 ・承‥18/20 Alc感含んだ甘旨が一気に味覚を刺激する。円やかな中にも刺さるモノを感じ、単調では無い。同時に充満する昇華臭(大義でイチゴミルクと言っても良いか⁈)が素晴らしい!味わいと香りの両立。 ・転‥15/20 潔く華やかに散る昇華臭。甘いだけでなくAlc感含むのがミソ。よく嗅げば、2段階の昇華臭。しかも芯のしっかりしてる味わいに酔いが廻る感。だが、苦味が立ち過ぎて減点。 ・結‥14/20 Alc刺激が強過ぎるか。残り香が多少ケミカルさを感じた。 ・コスパ‥9/10 ¥1,734で購入。香りも味わいも十分満たされる凄いヤツ! ・後評‥実は全編に亘ってAlc刺激アリ。だがそれをカバーできる旨味と香り。呑んでいて愉しい逸品。 ●83点
腐れ外道とにかく、含んだ刹那のインパクトが秀逸!久々に旨いと感じるSAKEに出逢えた。後は昇華臭のケミカル感(抜けきらない違和感)をどうクリアするか。 昇華臭の序盤で感じる麹臭の塩梅に、この作品の核心を見た。
腐れ外道この瀞みと昇華臭が酔いへ誘いを誘発する。油断するともってかれる。 とにかく、このドストライクな舌触りを味わってもらいたい。瀞みとAlc臭気のバランス感覚が素晴らしい!終盤のAlc主張を抑えたら無敵!
奥鹿生酛 無濾過原酒生酛原酒無濾過
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腐れ外道「秋」ではない「奥」。奥と聞くと探らずにはいられない男心。 ・ジャケ値‥6/10 デカい題字にスペック羅列でとてもカッコイイ!しかし青系ラベルはやっぱマイナス… ・起‥11/20 色相山吹色&臭気藁系で重厚系欲を満たしてくれる。含みはあまり甘旨を感じない。ジワっと穏やかに染み渡るAlc感と米感。だがやはり、ここで甘旨の出力が弱いのが残念。 ・承‥12/20 徐々に旨味を感じて来るが、これより気になってしまうのは主張する強烈な藁の香り。かと言って荒々しい訳でなく、結局は味わいと香りの調和が取れてるとしたい。 ・転‥11/20 盛り上がりを見せる渋みと米感。だがやはり、甘旨が欲しくなる。昇華臭はまごう事無き重厚系だが。ここまで香らせても味わいはクリアと言っても良い。 ・結‥11/20 舌には辛口をしっかり感じる。だが、それだけなのが物足りない。良く言えば、舌触りはあっさりしてて飲み易い重厚系。 ・コスパ‥2/10 ¥2,865で購入。思わずレシート二度見。 ・後評‥香りに味わいが負ける典型例。3年モノの割に旨味に乏しい。 秋鹿の難点は当たり外れが大き過ぎる事。 ●53点
陸奥八仙ヌーヴォー 直汲み 特別純米 生原酒特別純米原酒生酒
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腐れ外道スルー案件。好物の「直汲み生」を信頼しての対戦。 ・ジャケ値‥5/10 字体は好きだが、青文字はNG. ・起‥10/20 臭気はこれでもかと言うくらいのAlc感。麦焼酎か⁈含みもやはり渋い。舌先はややSAKE的味わいが有るものの、どうもいきなりキレる。変な雑味とか無いが、戸惑の方が大きい。 ・承‥10/20 味わいがやっと明らかになるが、甘味2:Alc感8の感覚。甘旨の肝となる「深み」は評価出来る数値に及ばず。 ここで気付いたが、実は序盤から酸が疾ってた。 ・転‥10/20 「直汲み生なんだから、Alcフレッシュは許してやれよ」と言う意見も有るかもだが、ワタシはこれを過保護だと思う。 多少フワッと「Alc」含んだ昇華臭を感じるが、後追いのバナナ感に隠れたセメダイン臭が微かな希望を挫く。 ・結‥9/20 イヤなモノは無いが、味わい、噛み締めるモノも無い。味わうのも割愛したくなる。 ・コスパ‥3/10 ¥2,035で購入。Alc感至上主義の方ならアリだが… ・後評‥甘旨を求めてはいけない。全編Alc感を味わう必要の有る一種の修行。耐性が無い方にはお勧め出来ない。 ●47点
腐れ外道初速に微かに希望有り。実は優しい甘旨が序盤で主張してたんだなー。へー だが、のっけからAlc臭を嗅がされたらもうイメージはそれになってしまう。第一印象は大事である。 ジャケ写は上手く撮れたのに…
玉川福袋 無ろ過生原酒 純米吟醸純米吟醸原酒生酒無濾過
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腐れ外道リピート案件。正月気分は終わらず。福袋は否定派です。 ・ジャケ値‥5/10 紅白でやはり正月気分だが、ありきたり感は否めない。 ・起‥10/20 臭気は味醂臭アリだが、基本的に何か放っていると感じない。含みもアタック弱め。ふくよかさは乏しく、キリっとしてる印象。舌先にしか感じるモノは無いが。 ・承‥9/20 依然、盛り上がって来ない。雄町ver.と比べるからいけないかもだが、攻撃力が弱い。じわじわとAlc灼けが来るものの膨らみを欠くので、少し強めのお神酒の域を脱しない。 ・転‥11/20 やっと主張が現れる。と言っても灼けと、Alc麹の昇華。甘旨の類いは必要以上に具現せず。もっと膨らめ!もっと香れ! ・結‥17/20 喉越しが灼けて良い感じ。昇華臭だけはちゃっかり重厚感アリ。この2点で保ってる。しかしこの昇華臭は甘旨成分含んでて実は甘美だったりする。 ・コスパ‥4/10 ¥1,705で購入。正月の便乗値上げは許さん! ・後評‥これだから、福袋は買いたくないんだ。中身が「焦げ付かないフライパン」だった様なもんだぞ⁈ イメージは灼ける磯自慢。燗にすれば程良いか。 ●56点
腐れ外道雄町の印象しか持ち合わせてないのだが、アタックの貧弱さが残念だった。後半にらしさが垣間見えるが、灼けが無ければ惨事だろう。 後口の纏まりの良さは素晴らしい、と弁護しておこう。 だから福袋は買わな…
ちえびじん純米大吟醸 彗星 おりがらみ 生酒純米大吟醸生酒おりがらみ
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腐れ外道ご無沙汰の大分酒。後述の紅白ジャケに誘われて… ・ジャケ値‥5/10 白々しいまでの紅白チェッカーフラッグ。売場でも異彩を放っていた。 ・起‥15/20 凄い甘旨麹臭。コレ絶対旨いヤツ的な。 ゆすって無いが最初から澱絡む。含みは舌先に若干のAlcアタックだが、全体的に意外に大人しい…と思ったら→ ・承‥16/20 じわじわと甘旨の発現。甘過ぎない…んー、もう少し甘くても… 昇華臭も同時に襲って来る訳だが、こちらは麹臭ムンムンで文句無し。 ここで一瞬酸が駆ける。 ・転‥19/20 前半で味わいを考えられたが故に、舌触りを味わう余裕がここで来る。若干の瀞み有りたが、かなり良いアクセントを演出してヨシ!併せて甘旨も開花の頂点を迎え、非常に纏まってる印象。麹昇華臭も俄然OK! ・結‥18/20 マッタリ感と言うべきか、微睡み残した灼け感が心地良い。酸も甘旨の余韻も残して去って行く感が素敵。Alcが籠る感覚もまた素敵。 ・コスパ‥5/10 ¥2,200で購入。2千円切れたら最高… ・後評‥ 多少Alc感強め&前半の盛り上がりに欠けるが、後半の舌触りと後口で挽回だ! ●78点
きっしーこれ美味しい٩(>ω<*)وヤッター
腐れ外道きっしー さんコメントありがとうございます。 澱のおかげか、円やかさが増して舌触りの良さはトップレベルだと思います。 今の時期はおらがらみが良いですね!
腐れ外道久々に味わったこの昇華臭。甘旨麹が鼻腔にまとわった後に抜ける感じだけでもアテが無くても救われると思わないか⁈
十四代中取り大吟醸 播州山田錦大吟醸中取り
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腐れ外道2024年開幕戦は念願のSAKE界の征夷大将軍。畏れ多くも畏くもレビュー致します。 ・ジャケ値‥8/10 王道である。このラベルを生で拝めるだけでありがたい。 ・起‥19/20 吟香臭ムンムン。これはもう甘旨が満ちる。含みは舌先への中の上の酸。発泡感は無し。と、判断してるうちに蜜感(粘度無し)の充満。 ・承‥19/20 パイナップル系昇華臭と舌に乗る甘旨はさすが。絶妙なバランス感覚に感嘆。粘度とクリアさの境界を見事に保つ。ジューシー過ぎず、軽過ぎず。ずっと舌で転がしてたい! ・転‥15/20 甘旨、味わい共に引きが早い。持続し過ぎるのもどうかと思うが、キレるのは早いと思った。否、これでバランスが取れるのか⁈いや、もっと甘旨と昇華臭が欲しい!考えが纏まらない… ・結‥14/20 醸造Alcは残念ながら後口の舌触りで感じてしまう。もっと灼けて良い。特に欲しいのは昇華臭。残るモノが有って良い!有ったら無敵! ・コスパ‥2/10 ¥6,895購入。純粋に味わいを考慮したらこの採点。 ・後評‥正直唯一無二感は無い。何か味わった事の有る味わいの構成…天賦で代用可では? ●77点
腐れ外道初速は非常に纏まりが有り、旨さ、美しさが凝縮され噂通りの味わい。しかし、終速の落ち着き様が不満。僅かに香る終盤の昇華臭がブワっと来ればと悔やまれる。純米ならどうだ?重ねて言うが唯一無二の味ではない。
腐れ外道温度が上がると、前後半の良さが逆転。初速がダレる代わりに終速の「モワっと感」が増してクリア&マイルドな印象に。昇華臭も多少増す。 全ては入手困難さのせい。同レベルのSAKEは確実に身近に有る‼︎
腐れ外道こ、コレは常温で発揮するヤツか⁈温度が更に上がると甘旨はそのまま(円味は増す)で、フィニッシュの灼け感が更に増す。醸造Alcも気にならなくなる。 花冷え以降で+7点。
光栄菊Hello!KOUEIGIKU 雄町 無濾過生原酒原酒生酒無濾過
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腐れ外道と、言う訳で今年の優勝作品は光栄菊の月影に決定。ならば本年の〆は光栄菊。 ・ジャケ値‥7/10 紫ラベルにモデルチェンジ。新作かと思ったが、雄町。カッコイイが、緑瓶+紫ラベルの相性は良く無い。 ・起‥18/20 臭気はAlc感含んだ木樽臭。これぞ光栄菊臭。含みは舌先への酸。光栄菊お得意のマイクロバブルは感じずも、灼けるアタックと甘旨は安定の美味さ。 ・承‥16/20 満ち溢れる木樽昇華臭、非常に甘美。だが、舌触り、香り共に雄町的膨らみは感じない。味わいの甘旨はかなり良い感じだが…バランス感覚が錯誤。 ・転‥14/20 舌のノリは雄町感有りか⁈だが、膨らみが無い。酸味が増して来るが、このアタックは正しいのか⁈舌触りは間違ってないと思うが。混乱に陥れる罪な味わい。 ・結‥14/20 追いで木樽昇華臭復活。やはり、この香りを喰らわないと光栄菊って感じがしない。かと言って、名残惜しいフィニッシュでもない。 ・コスパ‥4/10 ¥2,970で購入。何故この価格になったのか、それを知りたい。 ・後評‥深く考えなければ普通に旨い。だが、折角の雄町ならそれを感じたかった。 ●73点
腐れ外道膨らみに欠けた。に尽きると思う。昇華臭は健在だが、どうも味わいが着いて来て無い気がする。しかも雄町ならもっと膨らんでくれ。 少なくとも雄町の持ち腐れなのは真っ先に指摘したい。
たかちよ扁平精米無ろ過生原酒feat.さかずきんXmasラベル原酒生酒無濾過
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腐れ外道イブイブで今日浮かれます。西洋の祭りでもやっぱSAKE! ・ジャケ値‥5/10 思わずクリスマスに呑むならコレと購買動機を促すラベル。商売上手! ・起‥15/20 色相は若干黄色がかり。臭気ほあまり無い。甘ったる成分アリ。 含みは舌先への程良い酸。刺激強めの鋭利な甘旨が瞬時に拡がる。 ・承‥15/20 甘旨が更に増す。輪郭がはっきりしてくる。クリアな甘さだから許せる。酸が「酸っぱい」に変わって行く。味覚の移ろいを感じて良いと思う。 ・転‥14/20 後から苦味が追っかけてくる。甘過ぎず苦過ぎず、灼け過ぎず。味わい特化型。昇華臭は梅酒的感覚。Alc主体とかでなく「熟れてる」感。杏露酎とも言える感覚が扁桃に訴える。 ・結‥14/20 甘味も苦味もじわりと余韻を残して舌に滲み渡る。昇華臭はやはり乏しい。もう少し盛り上がってよ… ・コスパ‥7/10 ¥1,760で購入。一辺倒な味わいで無いのが救い。コスパ的には優れてる。 ・後評‥まぁ、SAKEを嗜んでるぜって感覚では無い。飲み物としては旨いが。 最後の最後でオリが舞うのかと思ったが、実は殆ど堆積してなかったという。 ●70点
腐れ外道SAKEの甘旨では無い。ただ甘くて旨いだけ。もっと迫真に迫る麹の旨味やら香りを求めたい。 商業的戦略や、お祭り騒ぎだけでクリスマスを楽しむ日本を表現した様な一作。
大嶺3粒 冬のおとずれ原酒
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腐れ外道今日は冬至。冬の訪れを謳う本作適任かと。 ・ジャケ値‥5/10 たなかみさき氏の画風には共感を覚えるが、この例のご婦人はワタシの好みでは無く…。 ・起‥14/20 シャンパンを開けたが如く、高い音と立ち昇る硝煙。注ぐと発泡が踊る。臭気は林檎臭。含むとやはり強酸。サイダーの様な舌触り。気泡は荒々しく、粒子が大きい。 ・承‥13/20 舌先への強酸と大きな気泡を感じながら、舌全体に乗る感覚は林檎ジュース的な味わいだが、いかんせん舌先の電撃が過ぎる。メリハリあって面白いが。 ・転‥15/20 気泡から泡立つモノさえ感じる。米でコレが出来るのがスゴいと感嘆なくらいの発泡。なかなか初めての体験。弾けて滲み渡る味わいはやっぱ林檎ジュース。 ・結‥14/20 特別な昇華臭や後口は無し。Alc含んだ林檎臭と若干の苦味。お子様でも呑めるSAKEでは無かろうか(未成年の飲酒はダメ。ゼッタイ) ・コスパ‥3/10 ¥2,420で購入。値段に見合う「繊細さ」が欲しい。 ・後評‥酸と言うか、発泡の暴れ様はまさに吹雪。冬に入るや否や、いきなり真冬の寒さ。正に今季の冬とリンクした一作。 ●64点
腐れ外道一番気になった(障った)のは、この発泡感。とにかく荒い。三ツ◯サイダーの林檎スパークリングってあったやろ⁈まんまアレやで。 最終盤、オリを混ぜたらマイルドになって旨い。やはり、酸を抑えた方が正解。
R03BY仕込29号無濾過
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腐れ外道いつかは対戦してみたかったシリーズ。 王祿のそれとどう違うか期待大。 ・ジャケ値‥5/10 濁酒なら最適。透明瓶+白地はどうもアツくなるものに乏しい。 ・起‥9/20 無理矢理嗅ぐと感じる麹臭。醤油成分が高い。含みは舌先に酸を感じるが…あれ⁈全く舌に味わいが乗らない⁈ ・承‥7/20 舌先には程良い酸と旨味を感じるが、味わいが全く伝播しない。 味わいが欲しくて足掻く始末。水中にあって頭を抑えられてる感じ。こんな事をさせてはいけない。 ・転‥12/20 持続する酸(Alc灼けが主成分か)と果実系苦味の領域展開。 旨味がブワっとのパターンを期待したが、叶わず。味わい的にはドライと言いたい。必中効果は無いんだなぁ… ・結‥16/20 果実的な苦味を残して去って行く。纏め方は悪く無い。変なモノを感じ無いから。前半の苦味、渋みをやたら引っ張る。「上手く纏めやがった」 ・コスパ‥2/10 ¥2,915で購入。思わず「うそッ⁈」って言ってしまった。 ・後評‥嫌でも王祿と対比してしまう。結果、雲泥の差。好みの問題と言えばそれまでだが、同じ呑むなら王祿を呑めと迷わず言う‼︎ ●51点
腐れ外道確かに渓流の如く「サラッと」だが、だったら昇華臭やら後口の旨味を残せよ!と言いたい。 系統と言えば意宇と同じ。 間違い無く王祿戴いた方が良い。 例えるなら「う◯かっちゃん」麺は汎用だが汁は旨い。
腐れ外道例によって、氷点意外の保存を行ったが、結局花冷えあたりが旨いじゃないか。円やかさが出てプラス10で良い。 重ねて言うが、王祿とは別モノじゃ。
〆張鶴しぼりたて生原酒原酒生酒
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腐れ外道Alc分20度の暴力に魅せられて購入。オンザロックを推奨されるも、ストレート一択だ‼︎ ・ジャケ値‥3/10 これはイケナイ。ラベルにメッセージを残してはイケナイ。 ・起‥10/20 臭気はそこまでAlc分を感じず。まぁ、「いかにも」的なAlc臭はムンムンだが。 含むと意外にフルーティー的アタック。だが、舌触りはAlc刺激アリ。物足りなさは無いんだが。 ・承‥11/20 甘旨が来る…と思ったが、Alcの刺激が疾る。嫌らしさは感じる手前で抑えてるのが救い。 だが、テイスト的に甘旨な麦焼酎。醸造Alcの魔手が迫る。 ・転‥11/20 甘旨甘美な昇華臭を感じるものの、口の中はAlc感で一杯だ。良く考えれば、昇華臭で救われてる。呑み辛さを感じ無いのが不思議。 ・結‥8/20 後口は焼酎。許容範囲だが、SAKEの灼け感とは明らかに違う。さすがに人為的な灼け感を覚える。どういう意図かは解らんが、醸造Alcを用いずとも良い気がする。 ・コスパ‥5/10 ¥1,263で購入。寝酒に適す。 ・後評‥ロックにせずとも十分愉しめる。が、Alc耐性が無いと受容は無理だな。 ●48点
腐れ外道昇華臭は認める。だが、やっぱり味わいはAlc一辺倒なのが残念。アンチ醸造アルコール‼︎ ストレートで呑み切ったぜよ!
特別純米 美山錦 無濾過生原酒特別純米原酒生酒無濾過
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腐れ外道ワタシの望みは、酒を呑んでも記憶が無くならない強靭なフィジカルを得る事です。 ・ジャケ値‥6/10 金文字+黒ラベル。渋いね。焼酎っぽさと紙一重だ。 ・起‥13/20 臭気の奥に醤油臭を若干感じる。重いのかな?含むと舌先への酸と甘旨…だが、それは舌先だけ。全体への速攻は無く。 ・承‥12/20 主に占めるは辛口だと認識。舌触りはAlc感。ジューシ…って感じる前に出力が落ちる。酸だけが持続してる。 ・転‥18/20 と、思ったが、甘旨がいきなり盛り返す。なかなかレアな展開。同時に酸も苦味(渋み)も盛り上がりを見せる。混ざるのではなく、交差する。輪郭がはっきりしてくる。 ・結‥15/20 結局、フィニッシュは苦味が勝利を収めた。染み込む旨さに乏しい。〆の印象は綺麗に纏めたなと言う感。もっと粘りが有っても良い。 酸は結局最後まで生き残ったんだ。 ・コスパ‥7/10 ¥1,766で購入。実はお手頃価格だった。 ・後評‥重厚系のテイストは有るもののライトさも持ち併せる。甘旨が1.5倍有れば大化け。 斬り込みが浅い。ちびちび呑むより、全力で口に含んで味わう方が旨い。 ●71点
腐れ外道よくよく味わうと甘旨重厚系の大好物テイストなだが、いかんせん主張が方々で中途半端。焼酎的後味の舌触りが邪魔なんだよ。 甘旨・苦味・酸の配分が5:2:3で無敵。
総乃寒菊OCEAN99 Series 白銀海 -Snow sea- にごり無濾過生原酒純米大吟醸原酒生酒にごり酒
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腐れ外道積雪15㎝ぐらい!このオリはどうしてくれよう?振るのはやっぱNG⁈ ・ジャケ値‥4/10 オリの堆積を魅せる為の透明ジャケ&白ラベル。的確な表現ではあるが、面白味は無い。 ・起‥13/20 振りません。上澄みは当分透明。臭気は洋梨とも林檎とも。かなりのフルーティー。含むと安定の甘旨が駆け巡る。灼け感や広義のSAKE感は無し。コレを良しとするかで今後の処遇が決まる。 ・承‥13/20 軽い。たが甘旨はしっかり疾ってる。林檎果汁的舌触り。それ以上盛り上がるモノは無い。イヤらしい訳では無いが、何だこの虚無感は。意図的なモノか⁈ ・転‥13/20 酸味&苦味を感じる。穏やかだった前半を破るスパイスと捉えれば良いが、どうも単調な感じでならん。 甘旨から来て20°の傾斜で味わいが滑り落ちる感じ。…盛り上がりは無いと解釈して欲しい。 ・結‥13/20 じわり甘旨が盛り上がってきたー…思ったらあんまり盛り上がらない。芯は通ってるが、もう少し頑張らないか。 ・コスパ‥6/10 ¥1,815で購入。寒菊は安定価格だからこそ信頼が置ける。 ・後評‥安心して下さい。最後はオリ絡む。 ●62点
腐れ外道何故このような点になったかと言えば、起伏の無さに有るのだろう。 味わいからして80点台は叩き出せるが、濁酒故の単調さに落ち着いてしまったか。 好みの世界だが、ワタシはコレを是としたく無い。
玉川純米酒(山廃)雄町 無濾過生原酒純米山廃原酒生酒無濾過
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腐れ外道ずっとスルー案件。重厚系⁈なら呑むさ! ・ジャケ値‥5/10 この手のジャケはどうも共感しかねる。作り手としたら渾身のデザインなんだろうが。落ち着いた色合いだからOK. ・起‥17/20 色相=山吹色+臭気=本屋の香り⇒重厚確定フラグ。 含むと梅酒的甘味とセメダイン臭がズバババッと!速攻の重厚系テイスト。好みだ…。 ・承‥14/20 舌触りは粘度アリかつ、甘さが強い。梅酒的味わいが強い。 かと言って、ジューシー的な果実感も奥に感じるのは雄町の成せる技か。 ・転‥16/20 甘さに特化してるのかと感じつつ、よく味わってみると舌触りは意外にクリアだった事に気づく。だが、それを感じた刹那のセメダイン感の征服。まごう事なき重厚系。 ・結‥14/20 若干の苦味とAlc灼けを残してフィニッシュ。だが全編に渡って甘味の主張が際立った。イヤな〆ではないが、スッキリさは結局幻覚だった事に気付く。 ・コスパ‥7/10 ¥1,760で購入。重厚系好きなら満足価格。 ・後評‥甘さが強過ぎる。特に後半。 だが、ここまで重厚系テイストを味わえるとは予想外。新たな発見。リピート確定! ●73点
腐れ外道愚直的かつ包み隠さず昇って来る重厚系昇華臭がたまらなく愛おしい。 嫌いな人は嫌い。だが、コレがSAKEのあるべき姿なのだ!
喜久酔特別純米特別純米
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腐れ外道何となく購入。たまには未知の出逢いも必要。 ・ジャケ値‥4/10 特筆すべき物無く。良くも悪くも当たり障り無く。 ・起‥11/20 色相透明。臭気は微弱なAlc麹臭。先行き不安な立ち上がり。含みは穏やかだが、舌触りはしっかりSAKE.嫌らしい感じも無かった。とにかく、無難。 ・承‥12/20 後追いで旨味が出てくるが、中程度。穏やか。起点に続き、イヤな成分を感じなかったのが救い。波風立たない。 ・転‥9/20 味わいがスッと落ちて纏まる。時間が経つ毎に落ち着き度合いが高くなる。ぶっちゃけ物足りない。昇華臭も立ち上がらない。 ・結‥8/20 灼けも残らず、若干の渋みを残しフィニッシュ。まぁ、最後までケミカル要素や人為的な操作感を感じなかったのが救いか。明日になると忘れてる味わい。 ・コスパ‥4/10 ¥1,526で購入。これ以上出せと言うのも無理な話。 ・後評‥ 食中酒と言うより、味の濃いアテと合わせると負ける。味わいを左右されてしまう点は致命的。本性を味わいたくばアテの必要は無し。 しっかり含まないとポテンシャルを発揮しない。悪い意味でガバガバ呑んでしまう。 ●48点
しぼりたて 純米大吟醸 梵の初雪純米大吟醸原酒生酒おりがらみ
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腐れ外道約6年前に対戦してる。ジャケ買いで。味は忘れた。 ・ジャケ値‥5/10 青基調故の夏酒っぽさ。そして、文字量が多すぎる。 ・起‥17/20 最初はオリは出ず。香りが至極甘旨フレッシュ!Alc成分強めか。 含みは舌先への酸と甘旨が同時に襲うヤツ。酸のアタックが暴力的なんだが。 ・承‥16/20 すぐに追って来るバニラ系華やかAlcの昇華臭が芳しい。甘旨の盛り上がりも手伝って、酸の暴力をマイルドに導く。舌触りに中程度の瀞みアリ。 ・転‥13/20 舌触りがイマイチ酸を引きずるが、俄然昇華臭が盛り上がる。が、盛り上がり過ぎて、味わいを邪魔してる感が。イヤな香りで無いから許されるが、バランス的には疑問。渋みとか苦味が主張して来る。 ・結‥13/20 甘旨も残るが、苦味に支配される。ボヤけず、しっかりしてる所には好感だが、苦味成分が強過ぎる感が有る。灼けるヤツではない。 ・コスパ‥6/10 ¥1,925で購入。フツーかなー。 ・後評‥軽くは無く、しっかり味わいを感じる。しかもフレッシュさも味わえる。が、酸と苦味と言う逆主張が強過ぎた。正邪は7:3ぐらいが丁度良い。 ●70点
腐れ外道どんどんオリが絡んで来る訳だ。 香りはかなり旨い。奥行きが有って良い。最後まで芯がしっかりしててスゴい。
赤武純米吟醸 NEWBORN純米吟醸生酒
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腐れ外道避けてた訳では無いが、何故か縁遠かった。初対戦の気持ちで。 ・ジャケ値‥6/10 いかにも外人が好きそうだ。SAKE界の発展の為にも、グローバル化は大事である。 ・起‥17/20 甘旨ジューシーを予感させる麹臭。含みは中の上の酸。初速の舌触りは穏やかだが、直様に酸から派生する甘旨が伝播する。唯一無二ではないが、旨いと唸れる条件は具備。 ・承‥17/20 酸はここまで持続。味わいは田酒に良く似てるが、田酒のドリル感が無い。薄く、広範囲に霧散する甘旨。分り易く言えば味がボヤける。 この時点で味の濃ゆいアテはよした方が良いと確信。 ・転‥16/20 若干の渋みを帯びた味わいに変化するが、気にはならん。理由は昇華臭の盛り上がり。鼻に抜ける甘旨麹臭は秀逸。 ・結‥17/20 〆がどっちつかずで残念。全然優秀な分類だが、旨味も香りも余韻が中途半端。香りに振れた方が良いかも。 変な香りも味も無いからまぁいっか。 ・コスパ‥7/10 ¥2,090で購入。味わい、香り共に一級。保証料込で割り高。 ・後評‥後半の落ち着きをどう捉えるかで賛否分かれる。 アテは冷奴で十分。 ●80点
腐れ外道温度が上がっても変わらぬクリアな甘旨に+4点! だが、この手の味わいは良く有る感が拭えない。唯一無二感があればまだ上を目ざせる。
光栄菊月影 無濾過生原酒原酒生酒無濾過
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腐れ外道「神力」の月影。「月光」とかも有るし…ややこしい‼︎ ・ジャケ値‥8/10 構図はもう言う事は無い。あとは配色の事だけ。 ・起‥18/20 立ち上がり臭は意外に乏しい。含むと、気付いたら舌先への酸とクリアな甘旨が支配してる。電光石火とはこの事である。 ・承‥20/20 甘旨が舌の両端に特に盛り上がり主張して来る。奥深く、浸透して来る感は無いが、味覚全体を前半だけで多幸感に導く速攻技はさすがの一言。 ・転‥19/20 そして、待ってました!光栄菊最大の特徴、杉の様な昇華臭。コレと味覚を刺激する酸を味わいたくなって光栄菊を欲する。仕様、価格共通してブレずに味わえるのもありがたい点。 ちょっと渋み&苦味が邪魔するか。 ・結‥18/20 柑橘系Alc的後口。灼け過ぎないのが良い。甘旨も最後まで息切れしない素晴らしさ! さりげない木材系の残り香。要るか要らんか研究材料だ。 ・コスパ‥7/10 ¥2,035で購入。唯一無二を味わうとしたら覚悟を決めるべきか。 ・後評‥穴と言う穴が見当たらない。強いて言うなら燗に出来ない所か。それくらい生酒としてのアイデンティティを確立。 ●90点
腐れ外道鼻腔への刺激はAlc成分のせいだが、例の杉の香りで帳消しに出来る。 ここまでの高評価を叩き出せるのは、味わいや香りがダレたり、ボヤけたりしない故。 甘過ぎる感も有るが改めてスゴいSAKEだと認識。