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さけのわ飲んだ日本酒を記録して好みの日本酒を見つける
manamana
今までただ飲んでいるだけだったので、記録用に始めました。 酔っ払ってどんな日本酒だったか覚えてないことも多々… 頑張ってさけのわに記録したい!! 半年記録サボってたので、少しずつ遡ります💦 推しの酒は雁木 焼酎も好き 利酒苦手な唎酒師、30代です

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飲んだことのあるお酒の産地に色がつきます

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伊勢錦 étude純米大吟醸
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マスカットのように鮮やかな果実香がふわりと立ちのぼり、口に含めば、凛とした辛口の輪郭とともに、奥行きのある旨みが静かに広がっていく——。そんなお酒です。 伊勢神宮にゆかりのある稲穂、そして山田錦の母とされる「伊勢錦」。その幻の酒米を復活させて造られたこの一本には、過去と現在をつなぐお酒。 作らしい繊細さはしっかり残しつつ、シャープで清らかな飲み口。じんわりと広がる旨みの中に、すっと芯の通った辛さがあり、淡麗ながらも物足りなさを感じさせない仕上がりです。 香り、味わい、余韻。どこを切り取っても丁寧で、飲み手の心をそっと整えてくれるような、そんな一本でした。
冩楽純米吟醸 彗星 にごり 生酒
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ブルーのラベルに惹かれて🩵 グラスに注ぐと、にごり酒らしい白く霞んだ液色。そこにふわっと香るのは、爽やかなグレープフルーツのような柑橘香。フレッシュでみずみずしい立ち上がりに、思わず顔がほころびます。 口に含むと、にごりらしいまろやかな口当たりの中に、彗星ならではのすっきりとした酸がきちんと感じられて、全体の印象を引き締めてくれます。濃醇だけれど重たさはなく、むしろ滑らかでスムース。飲み口には厚みがあるのに、後味はさっぱり。 「濃いのに爽やか」という、にごり生酒の理想をひとつ体現しているような一本。 にごりが苦手な人にも試してほしい、洗練されたバランス感です。
光栄菊甕月(みかつき) 亀の尾純米大吟醸生酒
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グラスに注いだ瞬間、ふわっと熟れたメロンやマンゴーのような、やさしい果実の香りが広がって、なんだかそれだけで期待が膨らみます♡ 口に含むと、とろりとした舌触りに、じんわりと広がるまろやかな甘み。そこに、きゅっと輪郭を添えるような酸がバランスよく寄り添ってきて、ふくよかでクリアな印象。 とにかく、酸がきれい。主張しすぎず、でも芯のある存在感で、全体の味わいをスッと整えてくれる感じ。光栄菊らしい透明感ややさしさはちゃんとあるのに、それだけじゃない、もう一歩奥に踏み込んだ印象があって、「こう来たか」という感じ! お料理と合わせるなら、優しい和食よりも、生ハムやチーズ、少しスパイスの効いた料理なんかと合わせたい。 甕月という名前の通り、静かに、でもしっかり満ちていくような、そんな余韻を残す一本でした。
飛鸞HIRAN HY2 直汲み生酒無濾過
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蔵付き酵母×直汲みの特別仕様。 CSW限定の「HIRAN HY2」は、にこまる由来のまろやかさと、蔵付き酵母による自然な甘みと酸のメリハリが印象的な一本。やさしいガス感がフレッシュさを引き立て、グレープフルーツのようなほろ苦い果実味が口の中にふんわり広がります。 口あたりはとてもなめらか。後味はすっきりと軽やかで、飲み疲れしないバランス感が心地よい。 HIRANらしい“ジューシー&メリハリ”に、HY2の個性がそっと寄り添う。 爽やかで、ちょっと特別な一本です。
美丈夫純米大吟醸 舞うすにごり純米大吟醸にごり酒発泡
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注がれた瞬間、グラスの中でやわらかく立ちのぼる泡。きめ細かくて、シュワッとやさしく舌をなでる感じが心地よい。 美丈夫らしい柑橘のニュアンスがふんわり香って、飲み口は軽やか。発泡性があることで、生酒のフレッシュさがより際立っていて、口当たりもすごくなめらか。 ドライな設計だけど、ほんのり甘みも感じられて、クリーンな旨みがじわっと広がる。 うすにごりらしい優しさと、スパークリングの華やかさ。乾杯にも食中にもすっと馴染む、気分が上がる一本でした。
東一GOMARU うすにごり純米生酒にごり酒
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青りんごや洋梨、ほんのり桃を思わせる、やわらかく爽やかな香り。 口に含むと、シュワッとした微発泡のタッチとともに、やさしい甘みと酸味が広がって、まさに五感をくすぐるような一杯でした。 “うすにごり”らしいまろやかさが、ほんのりした苦味や旨みと溶け合って、軽やかなのに奥行きのある味わい。 あと口はすっきりとしていて、ぐいぐい飲めてしまうけれど、しっかり「東一」らしさも感じられます。 “若き東一”が挑む、モダンな純米酒のかたち。 丁寧に醸されたこのお酒は、今までの東一を知っている人にも、これから出会う人にも、きっと印象に残ると思います。
あべ一本〆純米吟醸
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阿部酒造らしいスマートでジューシーな仕上がり。 新潟・長岡の吉澤藤兵衛さんが丹精込めて育てた「一本〆」を100%使用した一本は、 バニラやヨーグルトを思わせるやわらかな甘みと、グレープフルーツのような爽やかなほろ苦さが心地よく調和。 ふわっと広がる果実の香りと、みずみずしい口当たり。 軽やかな甘酸っぱさに、フレッシュな酸が効いていて、 飲み心地はとてもなめらかでキレも抜群。 甘さ控えめで、酸とビター感のバランスが絶妙だから、 最後まで飽きずに杯が進みます。 まさに「ジューシーだけど軽やか」な、“あべ”らしさ全開の1本。
黒龍五百万石 純米大吟醸純米吟醸
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初夏の九頭竜川の流れをイメージしたという、涼しげなラベルが印象的な夏の黒龍。 福井県産の五百万石を50%まで磨き、丁寧に仕込まれた純米大吟醸です。 グラスから立ち上がるのは、柑橘を思わせる爽やかで清らかな香り。 口に含むと、すっと涼しく、シャープな酸味と控えめな甘みが広がります。 その後にふわりと感じるほのかな苦みがアクセントになっていて、 後味はとにかくクリアで軽やか。暑い日の一杯にもぴったりな、キリッとした仕上がりです。 派手さはないけれど、丁寧な造りと素材の良さがまっすぐに伝わってくるような、 黒龍らしい洗練を感じさせてくれる一本でした。 春の「吟風」と夏の「五百万石」、どちらも黒龍らしい上品さがありつつ、 味わいのベクトルははっきりと違います。 「吟風」は、春を思わせるやわらかくたおやかな印象。 ほんのり甘く、まるく優しい味わいが穏やかに続いていきます。 一方の「五百万石」は、爽やかでスマートな味わい。 柑橘のような軽やかな酸味と控えめな苦みが心地よく、後味はシャープに引き締まります
黒龍吟風純米大吟醸
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芽吹きの季節にそっと寄り添うような、やさしく、凛とした春の黒龍。 北海道産の酒米「吟風」を使い、50%まで丁寧に磨きあげた純米大吟醸。毎年この時期にだけ登場する季節限定酒です。 香りは控えめで落ち着いていて、ほんのりバナナや青りんご、メロンのようなフルーティーなニュアンス。華やかすぎず、あくまで上品に、静かに立ちのぼります。 口に含むと、軽やかでスムースな口当たり。甘さは穏やかで、キレのよさがすっと感じられます。まろやかさの中に、ほんのり苦みがアクセントになっていて、飲み進めるほどに「あ、これって黒龍らしさだな」と感じさせてくれる味わい。 繊細で、芯があって、でもやさしい。そんな佇まいのお酒です。 ラベルの緑も相まって、新芽が顔を出す春の山景色を思い出しました。春野菜の天ぷらや白身魚と合わせて、季節を感じながらゆっくり楽しみたい一本です。
風の森雄町 807 真中採り
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これぞ“雄町×風の森”の真骨頂。 80%精米の力強さと、真中採りならではのしなやかさが絶妙にマッチした一本。 香りは、白桃や青バナナ、マスカットのようなみずみずしさ。 口に含むと、風の森らしいチリチリとしたフレッシュなガス感とともに、雄町らしいふくよかな旨みがしっかりと広がります。 甘みと酸のバランスもよくて、立体的でボリューミーなのに、飲み疲れしない軽やかさもある。 そして何より、キレがいい! 後半はスッと引いて、口の中をリセットしてくれるから、ついつい次の一杯へ。 真中採りの柔らかな口当たりと、雄町の奥行きある旨み。 この絶妙なバランス、クセになりそう…!
haccobakasu [marc]
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「kasu」シリーズ第2弾。 ワインの搾りかすを使ったこのお酒は、「レモネード」よりも、ぐっと落ち着いた印象。 色合いは少し深めで、香りもまろやか。 ふわっと赤ぶどうやチェリーのような香りがあって、ちょっぴり大人っぽい雰囲気です。 口に含むと、お米のやさしい甘みがふわり。 そこに、ワイン由来の酸味とほんのり渋みが重なって、奥行きのある味わいに。 “ワインの面影”と“日本酒のぬくもり”がちょうどよく混ざり合っていて、 どちらか一方ではない、不思議で心地よいバランスです。 カルダモンや山椒が華やかに弾けた「sansho lemonade」が スパイスとレモンの香りで気分をぱっと晴らしてくれる“朝の光”だとしたら、 「marc」は、夕暮れどきのテラスでしっとり飲みたくなるような“静かな余韻”。 同じ「kasu」でも、まったく違う個性があって面白い。 どちらも“もともとは捨てられていた素材”から生まれたとは思えない、 haccobaらしい発見とおいしさにあふれたお酒でした。
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「かす」なんて名前からは想像できない。 だけど、だからこそ、こんなに輝いて見えるお酒でした。 原料に使われているのは、兵庫・但馬のレストランTANIGAKIさんの「山椒レモネード」の粕。 本来なら“もう役目を終えたもの”として扱われる素材に、もう一度命を吹き込む—— そんなhaccobaらしい発想と、粕の持つポテンシャルが、ぎゅっと詰まった一本です。 飲んだ瞬間に広がるのは、グリーンカルダモンの鮮やかな香り。 レモンの皮や朝倉山椒のニュアンスが、麹由来の酸味と重なり、爽やかさがスッと抜けていきます。 お酒というより、アロマを纏うような飲み心地。 冷やしても、温めても、ロックでも。自由なスタイルで楽しめるのも、この酒らしさ。 「かす」から生まれた新しい定番。 名前のイメージをくつがえすような、軽やかで、凛としたおいしさでした。
天狗舞能登大慶×天狗舞 能登を紬ぐ 生酒、生酒
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「能登大慶 × 天狗舞」—— 若干二十歳の櫻田慎太郎さんと、天狗舞の若手蔵人が手を取り合い、被災した能登の蔵・櫻田酒造の再興を願って生まれた一本です。 売り上げは復興支援に充てられ、飲むことでエールを送ることができます。 グラスから立ちのぼるのは、ほんのり爽やかな香り。 口に含むと、若さのあるフレッシュな旨味が広がり、やわらかな甘みと酸がやさしく調和。 天狗舞の落ち着き、大慶の芯のある味わいがバランスよく溶け合い、スルスル飲めるのにどこか印象に残る、そんな味わいでした。 「未来をつくるために、今できることを」—— その想いが、静かに伝わってくるお酒です。
常山秘諸白 二次活性 生純米大吟醸生酒発泡
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まず、口に含んだ瞬間のしゅわっとした微炭酸に驚き。 想像以上にきめ細やかでやさしい泡。まるで炭酸じゃなくて、空気の粒が弾けるみたいな感覚。 香りは穏やかだけど、ほんのりラ・フランスとか白い花みたいな印象がふわっと広がる。 味わいは淡麗だけど、決して薄くない。 米の旨みがしっかりあるのに、重たさはなくて、スーッと引いていくキレが心地よかった。 酸味もほどよく効いていて、全体のバランスをきれいにまとめてくれてる感じ。 後味の余韻もきれいで、飲み込んだあとにすっと透明感が残る。 「何杯でも飲めちゃう」って、まさにこういうお酒のことだなぁとしみじみ。 特別感がありつつ、どこか肩の力が抜けるようなやさしさもあって、 CSWで飲めてよかった…と思える一本でした。
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肩の力をふっと抜いて、気楽に楽しめるやさしい一本。 滋賀・竜王町で育てられた山田錦と吟吹雪を使用し、松の司らしい丁寧な手仕事で仕込まれた純米吟醸酒です。アルコール度数もやや低めで、香りも穏やか。ほのかに熟した果実のようなやさしい香りと、口に含んだときのなめらかな飲み口が印象的です。 舌の上には、やわらかな甘みと米の旨みがじんわりと広がり、最後はすっと引いていくような、綺麗な余韻。冷やでも燗でも楽しめて、食事と寄り添うように味わえるバランスのよさが魅力です。 その名の通り、「気楽に、楽しく」日々の食卓に寄り添ってくれる味わい。 華やかさではなく、やさしさと安心感。 飲み飽きせず、何度でも手に取りたくなる松の司の定番です。
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これが「伝統の、未来形」。 天狗舞の原点である“山廃仕込み”を礎にしながら、次の世代へ繋ぐ“零”という名の挑戦。 ラベルの天狗が顔を隠しているのが印象的で、 「本当の顔は、飲んだ人にだけ見せるよ」——そんなメッセージを語りかけてくるよう。 スペックは非公開。 でもだからこそ、飲み手の感覚にまっすぐ届く。 香りは控えめで静か。一口ふくむと驚くほどやわらかく、 じんわりと甘みと旨みが広がり、やさしく消えていく。 そのあとを追うように、“零らしい”すっとした酸が全体をまとめてくれます。 山廃らしいしっかりした輪郭がありながら、全体の印象はあくまで繊細。 引っかかりのなさは、まさに危険なレベル。 「ゆっくり飲もう」と思っても、気づけば盃が進んでしまう—— そんな“やさしさ”と“深み”が共存する、静かな凄みを感じさせる一本です。 200年の歴史を持つ天狗舞が、“零”からもう一度はじめる気持ちで仕込んだこのお酒。 伝統に敬意を払いながら、若手が未来に向かって挑戦する姿勢が、味わいにもにじんでいます。 「零(ゼロ)」という名前が、未来への出発点に見えてくるような、そんなお酒でした。
楽器正宗jam session 雄町 type-FG特別純米原酒無濾過
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これはもう、“雄町のピュアグリーン”。 マスカットやベリーを思わせる果実香がふわっと立ちのぼり、口に含むと驚くほど澄んだ淡麗さ。その奥には、雄町ならではの力強い旨みと、芯の通ったジューシーさが広がります。 淡くて、透きとおるのに、ちゃんと味がある。 余韻はすっきりと切れて、口の中をさらりと風が通り抜けるような印象。 まさに、JAM SESSIONらしい“挑戦”の1本でした。 雄町らしさと軽やかさの両立。 言葉で説明するより、「飲んだ方が早い」と言いたくなる驚きがある。 “フルーティーだけど甘すぎない”お酒を探してる人におすすめしたい、新しい雄町のカタチ。 これが“FUZZY GREEN”、まさにそんな名前がぴったりの爽快な体験でした。
冩楽夏吟うすにごり純米吟醸にごり酒
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今日の最後はこちら! グラスを近づけた瞬間に感じる、落ち着きのある吟醸香。 主張しすぎない、でも品の良さがじんわり伝わる香り立ちは、最初のひと口までの“間”すら心地よくしてくれる。 口に含むと、うすにごりらしいまろやかさと、メロンや洋梨のような柔らかく甘い含み香。 そこにさくらんぼのような愛らしい酸味がふわっと広がって、最後はすっとキレていく。 甘み・旨み・酸味がほどよく調和していて、全体の印象は“きれい”のひとこと。 派手ではないけど、しっかり芯があって、飲むほどに良さがにじみ出てくる。 麹米は山田錦、掛米は夢の香。 うすにごりらしいフレッシュさと透明感を持たせた、夏の寫樂。 食中酒としても優秀で、穏やかな時間にそっと寄り添ってくれる一本。 火入れとは思えないほどのみずみずしさと、丁寧に設計された余韻の軽やかさ。 静かなトーンの中に確かな存在感があって、「これはやっぱり寫樂だな」と思わせてくれる夏酒でした。
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これは…“軽やか”のイメージが覆る一本。 アルコール10.5%という驚きの軽さなのに、最初の一口で「うまい…!」って声が漏れた。 香りは控えめながら、メロンやスイカ、白桃のような果実のやさしいニュアンス。 口に含んだ瞬間、するっと伸びる柔らかな甘みと、静かに寄り添う酸。 そこにふわっとミルキーなコクが加わって、まるで心地よい夏のそよ風みたいに香味が広がる。 それでいて、ちゃんと“雅楽代らしい芯”がある。 甘すぎず、薄っぺらくなく、ちゃんと余韻が残る。 軽やかなのに、満足感がある。 この絶妙なバランス、ほんと奇跡みたい。 南風のすごさは、造りそのものが挑戦でできていることにもある。 白麹を使いながらも酸味を立たせすぎず、甘みとキレの共存を実現。 日和の製法に、花明かりの白麹の知見を加えたハイブリッドな挑戦で、 10度台の原酒という難関を美しくクリアしてる。 「ただの夏酒じゃない、これは雅楽代の未来」って思った。 気負わず飲めるのに、じんわり感動が残る。 これは、今年の夏、間違いなく推したい一本。
ジェイ&ノビィ
manaさん、こんにちは😃 マサヨさんの夏酒なんて出たんですね‼️知りませんでした😳 マサヨさんの未来🤩これは味わってみたいです🤗
弍式5TH-生酒 TYPE: BASIC
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グラスを近づけた瞬間にふわっと立ちのぼる、果実をたっぷりミックスしたような香り。 白桃やりんご、マスカットに加えて、ほんのり柑橘やメロンのニュアンスも。 単一酵母では出せない、香りのレイヤーがなめらかに重なっていて、まるで果実のブーケみたいにふくよか。 ずっと嗅いでいたくなるような、瑞々しくて品のある香りでした。 口に含むと、最初はじゅわっと甘みが広がって、そのあとを軽やかな酸が追いかけてくる。 生酒らしいみずみずしさと、飲みごたえのある旨味。そのバランスが絶妙で、最後はスッとキレてくれる。 甘さはしっかりあるけど、全体的には軽やかで、暑い日にも飲み疲れしない。ちょっとドライ寄りな印象。 この「弐式」は、“進化系酒母四段”という唯一無二の製法が最大の魅力。 3段目までは華やかな香りが特徴の協会18号酵母、4段目には生命力の強い協会7号酵母を使用。 あえて別仕立てでモトを加えるという、超手間な工程を選ぶことで、香りと味の複雑性をぐっと引き出している。 今回はさらに麹菌の一部も変更していて、そこから生まれる爽快感もすごくいいアクセントに。