湯川酒造店の十六代九郎右衛門の純米原酒、久しぶりの一升瓶を抜栓です。
酒米はひとごこち100%で、精米歩合は60%。
生酛造りですが、生酛っぽさはなく、一方で複雑さは感じます。苦味≒旨味がしっかりしているといった印象。
口に含むと、酸味が際立ちます。生酛系乳酸でも、バターというよりは、無糖ヨーグルトのような若々しさを感じ、ややガス感があり。
IWC受賞酒、外国の方が好みそうなフルーティ日本酒。舌ピリピリのアルコール感は感じるものの、香り、旨味、味わいのバランスは素晴らしいの一言。
(参考)
抜栓して1週間。味が落ち着いてきました。少しあったガス感も、穏やかになり、飲みやすくなってきました。
燗酒を試してもよいかも。