DELTA
すっきりとした飲み口を基調としながら、杯を重ねる毎に、やや陰鬱さのある果実の雰囲気と馥郁たる米の香りが強まっていくように感じた
わたしの筆力ではこれが限界だが、いずれにせよ、この酒には値札以上の価値があることは確かだ
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濃厚な米の味と香りで殴りかかってくるかのような強さがある
日本酒を飲みつける以前のわたしが思い浮かべる｢日本酒｣というイメージを体現するかのような酒
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燗をつけるとたちどころに芳しく、再び寒さ厳しい今日のような日には相応しい
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生き生きとして爽やかな香りと、どっしりとした米の旨さが不思議なバランスで両立している
今日も酒を飲んだ、という満足感を得られる
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質も量も最高
甘やか過ぎずに酸味でスパッと程よく引いてくれるので、節度ある飲酒ができる
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最初の開栓から1ヶ月強が過ぎた
梅酒様の複雑な香りは健在でありながら、時が経つにつれ角が取れていった甘酸っぱさがとても美味しい
ドライトマトと供する
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よく冷やしたところ、すっきりとした甘酸っぱさで心地の良い飲み心地だった
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米由来の旨みをはっきりと感じるが、味の引き際がよく食事との調子を損ねずに杯を進めることができる
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リッチで丸みのある甘さがあり美味しい
ついつい飲みすぎてしまいそうな味なので、小瓶で売ってくれてよかった
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もしかすると、この世で最も美味しい液体を口にしたのかもしれない
（ちなみに、第二位は京都第一旭のスープを真冬に啜ったときである）
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軽快な飲み口で、自然と楽しい気持ちになれる酒
柔和な口当たりを基調としながら、様々な温度帯でわずかに異なる表情を覗かせるのも、飲み飽きしない魅力的な点に感じる
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甘やかさとコクの均整が取れており、適度な酔いをもたらしてくれ、それでいて炊事の邪魔をしない、キッチンドリンカーには最高の酒
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｢生酒｣を謳うからにはフルーティな風味なのだろうという先入観を持っていたが、飲めば非常にキレがよく、杯を重ねるほどに食事との相性の良さをつくづくと感じさせ、自らの浅薄さに反省しきりであった
このような酒はやはりその産地に赴き、その土地の食事と供さなければならないだろう
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日々の生活に馴染む、いつも傍にいてほしい酒
DELTA
甘やかなフルーティさに定評がある酒にしては、（たしかに華やかな第一印象はあるものの、）アルコールのキレ感も程よくあり、存外にするすると杯を進ませられてしまう魔性がある
平貝の刺身、ハマグリの和え物などと供する
DELTA
温度帯を問わず、果実感のある甘酸っぱさとすっきりとした飲み口が愉しめる
DELTA
常温で味見をした際には、ほのかに華やかさを覚える飲み心地だったが、燗をつけるとそのような雰囲気は鳴りを潜め、グッとコクを増す佳酒であると感じた
ヤリイカの酢みそ、串焼きと供する
DELTA
米由来の旨みとコクを真っ先に感じ、ほのかな苦みを含んだ余韻を残して去っていく
低めの度数の酒にしては重厚な印象を受けた
DELTA
舌先をくすぐる刺激感とフルーティな甘みをひしひしと感じるが、それらが次第に落ち着いていき、収斂味を覚える
一口目に受けた派手な印象とは打って変わって、どんな食事のお供もそつなくこなせるタイプなのかもしれない
DELTA
付属のおちょこで啜ってみたがあまりピンとこず
お気に入りの片口に移し替えて燗をつけたところ、カラメル様のコクと薄っすらと感じる果実香があいまって、辛うじてチョコバナナを想起させた
ミルクチョコレートと供する