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大嶺3粒 夏のおとずれ
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大嶺の夏のおとずれをいただきました。 購入してからずっと開栓するタイミングを伺っていましたが、梅雨明けしたので満を持しての登場です。 味わいが好きなことに加えて、ボトルのデザインも購入のポイントになる私にとっては必買の一本です。 昨年と同じく青りんごを彷彿とさせる爽やかな味わい。仕込み水由来のミネラル感も相まって輪郭のあるシャキッとした飲み口で、キンキンに冷やすといくらでも飲めてしまいそうな飲みやすさです。 今年はたくさん造ってくださったのか、しばらく酒屋さんの冷蔵庫に並んでいたので、もう一本買っておけばよかったと後悔です。
山三純米吟醸 金紋錦純米吟醸原酒生酒無濾過
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山三の純米吟醸 金紋錦をいただきました。 山三はこれが2本目です。1本目はうすにごりだったので澄酒はこれが初めてです。 しっかりフルーティな香りからの、ギュッと濃い味わい。爽やかさも感じられたうすにごりとは違い、甘み旨み酸味が凝縮されていて、完熟した果物を丸かじりしたようなジューシーな飲み口です。 ラベルの色に引っ張られているのか、ぶどうのニュアンスを強く感じます。濃醇な味わいながら後半は苦味から来るキレ感もあるので飲み飽きすることはありません。 人気が出るにつれて買いづらくなってきていますが、出会えば必買のお気に入り銘柄になりました。
花陽浴純米大吟醸 雄町純米大吟醸原酒生酒無濾過
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花陽浴の純米大吟醸 雄町をいただきました。 久しぶりの花陽浴です。 3月に買ったのですがもったいなくて開けられず、4か月経ってようやく開栓できました。 開けた瞬間の華やかな香り。パイナップルのような甘酸っぱさに深い旨み。花陽浴らしさ満点の美味しさです。 あまりの美味しさに、やっぱり開けなければよかったと後悔する始末。開けたら飲まなければいけないし、飲んだらなくなってしまいます。 最近、花陽浴以外にももったいなくて開けられないお酒が増えてきました。それが冷蔵庫のキャパを圧迫しているので、順次開けて行こうと思います。 現状、常に冷蔵庫が満員なので、今から新酒の時期までにできれば20本くらい減らしたいと思っています。
ソガペール エ フィスヌメロシス ドメーヌイケダロット生酛原酒生酒
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今期2本目のソガペールエフィスをいただきました。 ワイナリーの造るお酒なので、ワインボトルにコルク栓というスタイルです。ワインと同じ750ml入りなのが嬉しいポイントです。 前回飲んだのは1号酵母のヌメロアン、今回は6号酵母のヌメロシスです。 シスは幸運なことにノーマルロットとイケダロットの2本購入することができました。今回先に開栓したのは池田農園の美山錦を使ったイケダロットです。 裏ラベルによると「2024池田米は例年以上にタイトでスレンダーな魔性系。生酛と絶妙なマリアージュを遂げ媚酒と化します。」とのことです。購入時に両方とも試飲したのですが、確かにイケダは少し線が細くシャープ な印象、ノーマルの方がややふくよかさがあって丸みを感じる味わいでした。 ソガペールエフィスは製造元が指定した品質保証期間があり、それを超えると「超マニアックな香り、味わい」になる可能性があるのですが、今回は氷点下保存で期限を2か月過ぎての開栓でした。試飲の時より味わいが円やかになり、若さ故の青臭さが穏やかになった印象です。生酛らしい複雑な味わいがより深まり、まさに媚酒という表現がぴったりな一本になりました。
川鶴オリーブ 活性にごり 春ラベルにごり酒発泡
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川鶴オリーブの活性にごり春ラベルをいただきました。 香川県産の酒造好適米「オオセト」を使い、小豆島のオリーブから採取されたさぬきオリーブ酵母で醸された一本です。 4月にいただいた紺色ラベルの活性にごりの姉妹品で、冬リリースの紺ラベルより澱を減らして氷温貯蔵を経て蔵出しされるうすにごりの春酒だそうです。 瓶内発酵の強発泡は紺ラベルと同等ですが、澱が少ないためか紺ラベルでは10分以上かかった開栓が春ラベルは5分程度で済みました。 飲み口は紺ラベルと同じくシュワッシュワで炭酸飲料並みのガス感です。うすにごりらしいシルキーなテクスチャで、お米の柔らかい旨みと甘み。ピチピチと弾ける泡が爽快で清涼感があって、クリームソーダやカルピスソーダに例えられるのも納得の味わいです。 9度の低アルで飲みやすく、甘くてシュワシュワなので大きめのグラスでグビグビと飲みたくなります。 原料、製法は日本酒ですが、日本酒を飲んでいるという感覚ではありません。ですが、飲み物としてとても完成度が高く、万人が美味しいと思える飲み物ではないかと思います。 (我が家の春酒はようやくこれが最後でした。)
光栄菊黄昏オレンジ原酒生酒無濾過
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光栄菊の黄昏オレンジをいただきました。 (個人的に)贅沢にも2本続けて光栄菊です。 去年もいただきましたが、去年よりオレンジ感がアップしているように感じました。 フレッシュな甘みと酸味のバランスがオレンジそのものですし、飲み込んだ後に鼻に抜ける香りがもう信じられないくらいオレンジです。 柑橘らしさを感じるお酒は色々あって、レモンやライム、グレープフルーツっぽいのはたまに出会いますが、オレンジを感じるのはこの黄昏オレンジ以外にまだ知りません。 限定品でこれのうすにごりが出ていたようですが、気付いた時には時すでに遅し。次に出たら絶対に手に入れたいです。
光栄菊Noon Crescent原酒生酒無濾過にごり酒
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光栄菊のヌーン・クレッセントをいただきました。今期初登場の新商品です。 ネーミングとうすにごりなところを見ると、私の愛してやまないスノウ・クレッセントの夏バージョン的なポジションでしょうか。光栄菊では初となる吟風が使われていて、佐賀県オリジナルの「佐賀はがくれ酵母」によって醸されているそうです。 購入順で言えば飲むのはまだまだ先になる予定だったのですが、箱根旅行で美味しいおつまみを買ってきたのと、日中があまりにも暑くて爽快なお酒を欲していたので、大幅繰上げで開けてしまいました。 栓が飛んでもおかしくないほどの気圧を感じながら開栓すると、瓶の中でシュワシュワと泡が立ちます。グラスに注いでも炭酸飲料のような泡立ち。香りはラムネのような清涼感です。 ひと口飲んだら衝撃的な美味しさ。梨やメロンのような果実感にうすにごりのたっぷりな旨み。強めのガス感と爽やかな苦みがあって、ゴクゴクと喉で飲んでしまいたい美味しさです。 飲んだ時の私のコンディションも影響しているかもしれませんが、これまでの全てのお酒の中でもトップクラスに美味しいと感じるお酒でした。 一本しか買わなかったことが悔やまれます。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんばんは😃 コチラの新作光栄菊さん!買えなかったんですー😫ベストワンの一本🏆これは絶対に飲みたいです‼️
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます! 私の好みど真ん中すぎて、飲む手が止まりませんでした💦本当に美味しいので、機会があればぜひ飲んでみてください その後なんとか2本買うことができました😊
御湖鶴純米吟醸 山恵錦純米吟醸原酒生酒無濾過
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初めての御湖鶴は山恵錦の純米吟醸です。 長野のお酒が気になり始めた3月に、用事があって訪れた長野県で購入した一本です。 御湖鶴は2017年に一度廃業した蔵を新体制で再スタートさせた比較的新しい酒蔵さんです。日本酒王国福島県の企業がオーナーというのも興味深い点です。 長野県のお酒というと、最近飲んだ信州亀齢と山三がどちらかと言えば軽くて線の細い味わいだったのに対して、この御湖鶴はグッと濃い味わいで飲み応えのあるタイプです。 ジューシー感のある濃醇な甘さと、奥行きを感じる複雑味。後半は苦みもあって、アルコールのスッキリ感でキレもある、噂通りの旨酒です。 ラベルも気に入っていて、普遍的な日本酒のラベルのイメージを踏襲しつつ、色使いや金の箔文字で現代的な雰囲気が表現されているように感じます。書いていて思いましたが、味わいも正にその通りで、モダンな部分とクラシカルな部分がうまく折衷された絶妙なバランス感です。 酒米違いや、私の大好きな活性にごり酒も出ているようなので、これからもお世話になる銘柄になりそうです。
信州亀齢純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒純米吟醸原酒生酒無濾過
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信州亀齢の純米吟醸 山田錦をいただきました。 やっとの思いで買ったお酒なのでずっと開けるのを躊躇していましたが、思い切って開けてしまいました。 以前いただいた純米大吟醸 美山錦(銀亀)と系統は似ていて、とにかく雑味や癖がなく、素直で綺麗な味わいです。山田錦のお酒らしい優しい甘み旨みを感じますがボリュームは抑えめで線が細く、味の要素ひとつひとつがクリアに感じ取れるような透明感です。 飲み込むのに一切の抵抗がなく、身体に染み込むように喉を通る感覚も銀亀と同じです。 余韻も清らかで、苦みや辛みが際立つこともなく、綺麗なままフェードアウトして行きます。 単体で飲んでももちろん美味しいですが、食事の邪魔になるような癖がないので、幅広く食中酒としても楽しめそうです。 信州亀齢はこれからも買える機会があれば積極的に買って飲みたい銘柄です。
総乃寒菊Ocean 99 空海 -Inflight-純米吟醸原酒無濾過
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寒菊のOcean 99 空海をいただきました。 先日は別誂の生でしたが、こちらは通常版の一度火入です。 同じお酒の生と火入れが同時に手に入る機会はそうそうないので、もちろん両方並べて飲み比べをしてみました。 結果から言うと、ブラインドで試してもすぐに分かるくらい別誂の方が甘くて味が濃くジューシーに感じます。 もちろん、別誂の方も空海のコンセプトである初夏の九十九里上空を飛んで行く飛行機のような爽やかさを持ったお酒です。生酒と言えどもそこを逸脱するほどの違いはないのですが、通常版の火入れはより軽やかで透明感の高い味わいでした。 個人的に直感で美味しいと感じるのは別誂で、コンセプトに合っていると感じるのは通常版という感想です。 甘くてフレッシュでジューシーな寒菊は他にたくさんあるので、それを求めるならこの別誂を買う必要はないのかもしれません。 空海の醍醐味でもある初夏の青空のような爽やかさを楽しむのなら間違いなく通常版です。 並べて飲み比べて初めて分かる程度の違いですが、その違いを感じることができたのは良い経験になりました。 今後も機会があれば試してみたいと思います。
総乃寒菊空海 -Inflight- [別誂]純米吟醸原酒生酒無濾過
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寒菊のOcean 99 空海をいただきました。 Ocean 99シリーズ夏の三部作の先鋒で、初夏の九十九里上空を飛んで行く飛行機をイメージした、爽やかで軽やかな飲み口の一本です。 今年はそんな空海の別誂をお迎えすることができました。通常の空海が無濾過一度火入原酒のところ、別誂は無濾過生原酒となっています。 この別誂は名古屋の酒販店、酒泉洞堀一さんが頒布会用に注文したものなのですが、諸事情で一般発売もされたので頒布会に申し込みをしていない私でもお溢れに預かることができたという訳です。 飲んでみると、去年飲んだ空海を思い出すスッキリとした味わいです。生だからといって味わいがガラッと変わるわけではなく、生でも空海は空海でした。一度火入と生の違いは去年の剣愛山 50でも経験していますが、同じように違いは大きくはありませんでした。 冷静に考えればどちらか一方だけ買えば良いのですが、同じお酒の火入れと生の違いを比べられる機会は稀なのでつい両方買ってしまいます。 もちろん今回も通常版を一緒に買ってあるので、どこまで同じでどこが違うのか、後日並べて比べてみたいと思います。
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射美のブラックをいただきました。 低精白のお米のことを酒造りでは黒い米と呼ぶそうで、精米歩合80%の超低精白米を使用したチャレンジングなこのお酒にピッタリのネーミングです。 裏ラベルの記載によると、ブラックは10年ぶりに造られたそうです。決して思い通りの出来上がりではなかったとのことですが、思い通りではないというところに逆に興味を惹かれました。 グラスに注いだ外観はやや黄色みがあって、完全にクリアでもなければ濁っているわけではなく、少しモヤがかかったような感じです。香りはいつもの射美の雰囲気。口に含んだ第一印象も甘みが主体のいつも通りの印象ですが、その直後に押し寄せる苦味、辛みが低精白ならではの雑味なのでしょうか。更に玄米のような香ばしい穀物感が、確かなお米の存在感を感じさせてくれます。 野生みのある無骨なこのお酒を飲むと、普段飲んでいるお酒がどれだけ洗練された味わいなのかを再認識することができます。また、酒造りにおける精白の意義など色々なことを考える良い機会になりました。 酒蔵さんにとっては思い通りのお酒ではなかったのかも知れませんが、個人的には良い経験をさせていただきました。
みむろ杉華きゅん純米吟醸原酒生酒無濾過おりがらみ
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もう夏ですが、ようやく華きゅんの順番が回ってきました。 春酒の中でも発売が比較的遅めで、尚且つ買うのに時間がかかってしまったので、ここまでずれ込んでしまいました。 開栓した瞬間に瓶内がシュワーっと泡立ちます。柔らかく濁ったお酒をグラスに注ぐとピチピチと泡が弾けて、早く飲んでくれとアピールしてきます。 堪らず一口飲むと、シュワ感のある口当たりにおりがらみらしいお米の穀物感。旨みが強くてほんのり甘く、角がない穏やかな酸味が優しい味わいにまとめ上げています。 お酒の神様が祀られた三輪の地で造られたお酒という先入観もあるのか、味わいが清らかで嫌なところがなく、何の抵抗もなく喉を通っていきます。 余韻の最後にほんのり感じる苦味が次の一口への呼び水となって、飲む手が止まりません。更に13度の低アルコールと、ついグビグビと飲んでしまいたくなる喉越しの良さで、気付けば短時間で半分以上飲んでしまっていました。 華きゅんは去年も飲みましたが、今年飲んで初めてこのお酒の凄さを実感したかも知れません。菩提酛に軸足が移りつつある今西酒造さんですが、ろまんシリーズも変わらず供給していただきたいです。
総乃寒菊壽限無 -Hazy moon-純米大吟醸原酒生酒無濾過おりがらみ
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楽しみにしていた寒菊の新作、壽限無です。 購入から3ヶ月近く経ってやっと順番が回ってきました。 壽限無は福岡県産の希少米「壽限無」を使用した純米大吟醸だそうです。コンセプトは春の月見酒ということで、春酒らしくおりがらみ仕上げになっています。 開栓時は栓が飛ぶほどではありませんが、プシューと勢い良くガスが吹き出したのでガス圧はかなり高かったのでしょう。グラスに注いでもシュワーと泡が立つガスの強さです。 飲むとピッチピチの泡に苦味を効かせたすっきり感のある味わい。そこにおりがらみならではの乳酸感や複雑さ、ふくよかさが加わって旨みを感じさせる設計でしょうか。秋リリースの赤電照菊と同じ雰囲気の味わいです。 全力の甘旨ジューシーではないからだと思いますが、寒菊らしくないという感想や初めての酒米だから仕方がない的な意見まで見かけましたが、そもそも狙っているところが違うのだと思います。仕込み水由来のニュアンスはいつも通りですし、赤電照菊との共通点もあるので紛れもなく寒菊らしさのある美味しいお酒だと感じました。 今後この方向性のお酒が増えるとすると、もう一度寒菊を通年で追いかけることになりそうです。
川中島幻舞純米吟醸 無濾過生原酒純米吟醸原酒生酒無濾過
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川中島幻舞の純米吟醸 無濾過生原酒をいただきました。 このところ長野県のお酒がお気に入りで、飲む機会が増えています。 川中島幻舞はこれが2本目になります。 この小豆色ラベルの純米吟醸は美山錦100%使用です。純米吟醸を名乗っていますが精米歩合は大吟醸クラスの49%と贅沢な造りとなっています。 しぼりたての無濾過生原酒ですが、ガスが強いタイプではなく、テクスチャは滑らかで艶やか。滑らかなテクスチャだからと言って円やかさは無く、くっきりとした輪郭のある味わいです。 最初に濃醇な旨み、甘みがジュワッと感じられ、そこに酸味が加わることにより果実感のある味わいが完成しています。後半はカッとしたキレの良い辛みがありますが、終始鼻に抜ける香りは完熟の南国フルーツのように芳醇で蠱惑的ですらあります。 敢えて分ければモダンなタイプのお酒なのでしょうが、度数以上に感じるアルコール感がもたらす日本酒らしいキレも持ち合わせていて、モダン、クラシック双方の良いところ取りな美味しさを楽しむことができます。 なかなか手に入らないのも納得の旨酒でした。
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射美のホワイトをいただきました。 いくつか種類がある射美の中でもホワイトは原料の一部に白麹を使って醸された変化球な一本だそうです。白麹だからホワイトなのですね。 射美のお酒を飲むといつも感じる共通のニュアンスがあるのですが、仕込み水の個性でしょうか。 射美らしい甘みの強い美味しさですが、直近で飲んだブルーラベルの純米吟醸がとにかく濃厚な甘み旨みだったのに比べるとやや軽やかさがあって、そこに白麹由来と思しきキュッとした酸味がプラスされて、蒸し暑い日にも飲みやすい甘酸っぱい味わいに仕上がっています。 これまでどれを飲んでも美味しい射美。 今シーズンは幸運なことにブラックとピンクも手に入りました。それぞれどんな個性なのか、しっかりと味わいたいと思います。
光栄菊SNOW CRESCENT原酒生酒無濾過
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光栄菊のスノウ・クレッセントをいただきました。 大好きな光栄菊の中でも一番好きなスノウ・クレッセント。これは定番の山田錦です。 今シーズンは雄山錦とさがびよりが出る気配がないので、これが最後の一本になりそうです。 封を切った瞬間にポンッという音と共に栓が天井を直撃。スノウ・クレッセントは何本か飲んできましたが、今までで一番の元気の良さでした。 いつも通りシュワシュワのうすにごりで、グレープフルーツのような苦みが爽快なフレッシュ&ジューシーな味わいはいつ飲んでも毎回一番美味しいと思ってしまいます。 我が家の一番のヘビーローテーションなので、できれば年中切らさずストックしておきたいのですが、冷蔵庫の容量問題もありますし、何よりそもそもスノウ・クレッセントが冬酒ということを忘れてはいけませんでした。 その点で言うと、今年はNOON CRESCENTという新商品が出ているので、これがスノウ・クレッセントの代打になってくれたら嬉しいです。また、去年初めて飲んで美味しかったサンバーストもこれから出てくるはずなので、それも楽しみです。 光栄菊、これからも全力で楽しませていただきます。
仙禽さくら OHANAMI生酛原酒生酒無濾過にごり酒
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久しぶりに仙禽をいただきました。 遅ればせながらの春酒、さくらOHANAMIです。 もはや安心感すら覚える仙禽らしい甘酸っぱさです。 去年までの仙禽は超ライトボディですっきり飲める反面、線が細くて少し物足りないと感じる部分もありましたが、今年はしっかりと味が濃くて複雑みもあって、飲み応えも十分です。 すでにかぶとむしを購入済みなので、かぶとむしの江戸返りによる変化も楽しみです。
産土山田錦 五農醸生酛原酒生酒無濾過
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産土の山田錦 五農醸をいただきました。 山田錦の五農醸はこれが2本目です。 2023年度の五農醸を飲んだ時は木桶の存在感はほとんど無く、二農醸より少しだけ複雑な味わいという印象に留まりました。この経験が、私の中で農醸が増えても味はあまり変わらないという認識に繋がったのですが、今日限りで改めなければいけません。今年度の五農醸は私でもはっきりと違いを感じ取ることができました。 開けた瞬間から感じる木桶らしいウッディな香り。外観は二農醸よりわずかに黄色みがあるでしょうか。味わいのベースはいつもと同じですが、木桶の香りが加わり、二農醸より複雑濃厚な味わいに仕上がっているように感じました。 正直、無農薬、無肥料による違いを感じ取れる自信はないので、私にとっては木桶醸造になる五農醸が味わいの上でのひとつの節目になるだろうと思っていました。2023年度にはできなかった仮説の立証が今回やっとできました。 新たな十二階位を見ると、五六七あたりが味わいに大きく影響がありそうです。個人的に一番楽しみなのは七農醸です。 それより上の階位は味わいの変化より、環境や文化の再生、保存の意味合いが強いでしょうか。
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長野のお酒が続きます。 今日はソガペールエフィスのヌメロ アンをいただきました。 ヌメロ アンはきょうかい1号酵母で醸したお酒です。1号酵母は明治時代に京都の櫻正宗の酒母から分離された酵母で、醸造協会からの頒布はすでに何十年も前に終了しているそうです。現在では小布施ワイナリーと発祥蔵の櫻正宗、同じく京都の玉川を醸す木下酒造など極少数の酒蔵でのみ使われているそうです。昨年いただいたイリヤ ソントン[IL Y A 100 ANS]が1号と2号の混交発酵でしたが、1号単体はこれが初めてです。 製造元の品質保証期間が昨日までで、今日以降は超マニアックな香り、味わいになる可能性ありとのこと。比較の対象がないので分かりませんが、とても美味しかったのでベストなタイミングだったと思いたいです。 先日の信州亀齢が手放しで美味しく味わえるお酒と書きましたが、ソガペールエフィスは逆に一口ひとくち確かめるように味わうお酒という印象です。生酛らしい濃い旨みと酸味を感じさせる味わいは複雑玄妙で、口に運ぶたびに新たな発見があるような奥深さを持っています。 洋食とも相性が良く、カルボナーラのパスタとも相性抜群でした。
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