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山三純米大吟醸 山恵錦 うすにごり純米大吟醸生酒にごり酒
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山三の純米大吟醸 山恵錦 四割五分 うすにごりをいただきました。 長野県のお酒らしくジューシーでフルーティな美味しさです。生酒ならではのフレッシュ感があって、うすにごりのふくよかな旨みと心地良い苦みが同居する絶妙なバランス。 たまに遭遇する飲みすぎ注意な一本です 山三は甘旨フルーティに全振りしていないので、イマドキっぽい味わいながら日本酒らしい苦味やキレ感も楽しめるモダンとクラシックの良い所取りの美味しさだと感じます。 ポジション的には冩樂に近いでしょうか。 このピンクの山三は初めて出会った時に冷蔵庫の空きがなくて泣く泣く諦めた経緯があったので、今回無事に飲むことができてよかったです。 山三、まだまだ注目の銘柄です。
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久しぶりに新政をいただきました。 最後に飲んだ亜麻猫が去年の6月だったので、実に1年半ぶりです。 お米から造られているとは信じ難い果実感で、ラベルの色のイメージ通り、スモモやさくらんぼのようなキュッと甘酸っぱい味わい。同時に木桶の香りをはっきりと感じます。 開栓したての新政のこの果実感、透明感は他ではなかなか味わえません。 冷蔵庫から出したての雪冷えでは透明感のある味わいですが、グラスを手で包んで温度を上げると、草原に花が咲き乱れるように複雑で多種多様な香りと味の要素が開花します。 日本酒の枠を超えて、飲み物として抜群に美味しいです。考えてみたら、新政を飲んでいる時は普段日本酒を飲む時の尺度で味わっていないかもしれません。 私の今の行動範囲では抱き合わせでしか手に入らない新政。十四代、而今よりハードルが高いです。 次はいつどの新政に出会えるのか。 期待せずに待ちたいと思います。
川中島幻舞Harmonic Emotion純米大吟醸
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川中島 幻舞のハーモニックエモーションをいただきました。 35%精米の山田錦と49%精米の美山錦を9:1で使用した純米大吟醸を6か月間低温熟成させたお酒です。 去年まではそれぞれの純米大吟醸を1:1でブレンドしていたようですが、今年は製法が変わったようです。 熟成を経てほんのり琥珀色のお酒は、濃厚でマイルドな甘み旨みにカラメルやナッツのような香ばしい熟成感。 去年まであった生酒の表示はなくなっていますが、生酒で間違いないと思われます。熟成の感じから少なくとも生貯蔵であることは確実でしょう。 初めて飲むタイプですが、驚くほど美味しいです。生熟成による風味豊かな味わいは未体験のお酒の世界を覗かせてくれました。
十四代大極上諸白 龍の落とし子生詰酒
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十四代 大極上諸白 龍の落とし子をいただきました。 先日の雪だるまの反省から、保管が長期になっているものを開栓しました。 この龍の落とし子は私が初めて購入した十四代です。酒屋さんのイベントで、店先に十四代、新政、飛露喜、ソガペールエフィスなどが並び、200人近く集まった購入希望者の中から購入順を決める抽選で見事に「2」を引き当てて手に入れました。初めての十四代に手が震えたのを覚えています。 そんな思い出のある一本なので、3月に購入してから開けられずに半年以上も経ってしまいました。 雪だるまの経験から少し不安もありましたが、待望の龍の落とし子は期待以上の美味しさでした。見た目は以前飲んだ中取り上諸白 播州山田錦に似て、艶やかで照りのある滑らかなテクスチャ。味わいは研ぎ澄ませたように綺麗で、円やかでフルーティな甘みと凝縮感のある旨み。飲む手が止まらない、まさに大極上な美酒です。 購入直後の味わいを知らないので確かなことは言えませんが、この十四代は生詰なので半年くらいの保管は問題なかったのでしょう。雪だるまは生酒で、しかも穴あき栓なので変化のスピードが早かったのかもしれません。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんばんは😃 スンゴイ強運でゲットされたんですね😳この佇まいの大極上🤩は確かに開けるの考えちゃいますね😅旨いんだろうなー🥹
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます! たまたま十四代の日の14日だったというのもあって開けちゃいました1️⃣4️⃣ ずっと飲んでいたいくらい美味しかったです😊
仙禽雪だるまにごり酒
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仙禽の雪だるまをいただきました。 今年も雪だるまが酒屋さんに並び始めたので開栓したのですが、これは今年1月に購入して10か月間保存していた2024年度版です。 年度違いを並べて飲み比べのようなことには全く興味はなく、単純に好きすぎて飲んでしまうのがもったいなくて開けられなかったものです。 結果として、今年買う雪だるまはなるべく早く飲もうと心に誓いました。 10か月の保存でまるで別物になってしまったというわけではなく、味わいとして雪だるまであることに間違いはないです。 ですが、記憶の中の雪だるまと比べると、まず香りが乏しく、旨みが減り、逆にアルコール感が強くなった印象です。 もったいなくて飲めなかった自分に対して、もったいないなら早く飲めと言ってやりたいです。 他にも保存期間が長くなってきているお酒がいくつかあるので、早く飲んでしまおうと思います。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃 以前我々も雪だるま⛄️さん置き過ぎてオリが固まってしまった事があります😓今年は即飲みして違い確かめるのも良さそうですね🤗
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます😊 私の雪だるまもオリが固まっていましたが、自らが発する泡の力で粉々になって、数分後には溶けてしまいました🫧 今年のを飲むのが楽しみです😊
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産土の山田錦 六農醸をいただきました。 久しぶりに飲みましたが、やっぱり美味しいです。 いつも通り栓を吹き飛ばさんばかりのガス圧で、グラスに注いでもシュワーと泡が立つ微炭酸です。 飲んでみると、以前飲んだ五農醸と同じく木桶醸造ならではのウッディなニュアンスがあります。 六農醸は酵母無添加なので、これまでの9号酵母とは味わいの印象が少し違います。フレッシュでフルーティな大枠の味わいは不変ながら、スッキリと綺麗な味わいから、より複雑で深みのある味わいに変化したように感じます。 また、従来よりドライに感じるのも酵母の兼ね合いでしょうか。 正直なところ、農薬や肥料の有無での味わいの違いを感じ取るのは難しいですが、五農醸(木桶醸造)、六農醸(酵母無添加)、七農醸(醞)あたりは違いを感じることができる(できそう)なので、ただ美味しいだけでなく、好奇心も満たされます。
花陽浴The premium 備前雄町純米大吟醸原酒生酒無濾過
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花陽浴のThe premium 備前雄町をいただきました。 同じくThe premiumの山田錦おりがらみの時もそうでしたが、栓を抜いた瞬間に広がる香りの時点で只者ではないことが分かります。 ひとくちで思わず「うんまっ」と唸ってしまう感動的な美味しさ。 芳醇で濃密で甘美な液体。この美味しさを言葉で言い表すのは難しいです。 これはとんでもないお酒を飲んでしまいました。 お酒にも色々タイプはありますが、私の好みでいうとトップに位置するお酒のひとつです。
信州亀齢純米吟醸 金紋錦純米吟醸
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信州亀齢の純米吟醸 金紋錦をいただきました。 ヘキサゴン発売日(11月1日)の岡崎酒造は未明からとんでもない人数の行列ができたそうですね。信州亀齢の人気の高さが伺えます。 そんなSNSの投稿を見ていたら信州亀齢が飲みたくなり、ストックから1本出して開栓しました。 いつもながら、信じられないくらい雑味のない透明感のある味わいで、果実感のある旨みをクリアに感じることができます。これまで飲んだ信州亀齢の純米吟醸に比べると、やや甘みが強い印象を受けたのですが、もしかしたら6か月程度の保存により少し熟成が進んだのかもしれません。 金紋錦の純米吟醸は蔵元店舗以外ではごく少数の限られた特約店でしか販売がないそうで、出会えたのは本当に幸運でした。 金紋錦ということは、大まかに言えばこれの純米大吟醸が金亀ということになるのでしょうか。金亀も冷蔵庫でスタンバイ中なので、この味をしっかり覚えておいて、比べてみたいと思います。 そして、ヘキサゴンが出たということは、今年も無濾過生原酒のリリースが始まるということですね。タイミング良く出会えることをお祈りしましょう。
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福海の山田錦 火入をいただきました。 見ての通り、サイン入りのボトルです。 いつもの酒屋さんにお酒を買いに行った際に、蔵元の福田さんがお店の方とお話ししているのを発見。動画で拝見したことがあったので、すぐに分かりました。 お話の合間にお声掛けしてサインをお願いしたところ、快く引き受けて下さいました。 動画で拝見した通り実直な雰囲気の方で、気さくに丁寧に対応してくださったのが印象的でした。 福海のお酒をいただくのはこれで2回目です。前回は山田錦の生酒でした。 グラスに注ぐと艶やかなテクスチャ。裏ラベルには微発泡感と書かれていますが、どちらかと言えば柔らかく滑らかな口当たりに感じました。雑味のない澄んだ味わいで、以前いただいた生酒で感じた苦みやアルコール感が控えめで、山田錦らしい甘み旨みをよりストレートに楽しむことができました。 今回、初めて造る側の方にお会いしましたが、人を知るとお酒が一層美味しく感じられる気がします。今後も福海を追いかけて行きたいと思います。
たかちよハロウィンラベル feat. サラパンダおりがらみ
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たかちよのハロウィンラベルをいただきました。 先日いただいた澄酒のさかずきんちゃんと対をなすハロウィンラベルで、こちらはおりがらみです。 私としてはめずらしく購入から1か月しか経っていませんが、今月開栓するのが最後の一本になりそうだったので、ハロウィンに間に合わせるために大幅に繰上げて開栓しました。 昨日、健康診断を受けたのですが、初めて午後の時間帯に受けたら夜まで食欲が戻らず、お酒を飲んでいませんでした。その前2日間も休肝日にしていたので、これが中3日の日本酒でした。久しぶりの日本酒は沁みるように美味しく感じました。 澄酒のさかずきんちゃんは梨のニュアンスのフレッシュな甘さでしたが、サラパンダはおりがらみならではの深い旨みがあり、酸味のあるパイナップルっぽさと、わずかな苦みから来るグレープフルーツの印象を受ける味わいです。 年末に向けては例年クリスマスラベルの発売もあるようなので、そちらも楽しみに待ちたいと思います。
加茂錦荷札酒 黄水仙純米大吟醸
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加茂錦の荷札酒 黄水仙をいただきました。 およそ1年8か月ぶりの加茂錦です。 私が新潟に住んだ15年前には荷札酒はなく、加茂錦はもっぱらお父さん世代の晩酌酒というイメージでした。 2年前に日本酒に興味を持ち始めた時に、加茂錦の若き杜氏がモダンなお酒を造って人気になっていると聞いて、最初に買って飲んだのが荷札酒 短稈渡船でした。かつてのイメージとのあまりの違いに、15年の間に起きたパラダイムシフトに衝撃を受けた記憶があります。 さて、久しぶりの荷札酒は「らしさ」を味わいたくて黄水仙を選びました。個人的に何となく荷札酒のエントリーラインが黄水仙のような気がしたので。 飲むと短桿渡船でも感じた甘くてジューシーな味わい。穏やかで洗練された旨さというより、溌剌として活きの良いフレッシュな印象を受けます。南国フルーツのような濃厚な甘さと、キュッと利いた酸味はトレンドど真ん中といった感じです。 荷札酒が他と違うのは、鼻に抜けるアルコール感や僅かにチリっと感じる辛み、余韻の苦みに新潟のお酒らしさを感じるところです。 辛口至上と思っていたあの頃にこれを飲んでいたら、私は美味しいと思えていたのだろうか。
山三純米吟醸 山恵錦 無濾過生原酒純米吟醸原酒生酒無濾過
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山三の純米吟醸 山恵錦 無濾過生原酒をいただきました。 引き続き好んで飲んでいる長野県のお酒の中でも特に好きな山三のお酒です。 先日、山田錦の生原酒を飲んだばかりですが、美味しさが忘れられずまた開けてしまいました。 濃縮された果汁のような強めの甘み旨みにしっかりと苦みが効いていて、生原酒らしい溌剌としたフレッシュ感もあります。濃厚な味わいながらアルコールの辛みとスッキリ感も持ち合わせているので、重くなりすぎることなく飲み進めることができます。 全体的に味が強いので、これまで飲んだ山三の中で最もインパクトがあって、一番印象に残る味わいでした。
川鶴KAWATSURU オリーブ 活性にごり生原酒原酒生酒にごり酒発泡
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川鶴オリーブ 活性にごり生原酒をいただきました。 昨年12月製造分の冬酒ですが、真夏の7月に行きつけの酒屋さんのラスイチコーナーで見つけて運良く手に入れた一本です。 開栓に数分を要する強い発泡が特徴で、グラスに注いでも炭酸飲料のようにシュワシュワと泡が立ちます。飲むとうすにごりらしい柔らかい口当たりに細かい微発泡が心地良いです。 製造から時間が経っているからなのか、以前飲んだものより甘みが強く感じられます。苦みや辛み、渋みなど、時にネガティブに感じられる要素は一切なく、ストレートに甘くて酸味のある飲みやすさ。思い出すのはスコールやアンバサなど炭酸の乳酸菌飲料です。 9度の低アルコールでゴクゴク飲めるのも通常の日本酒とは違うところです。 以前飲んだ時も書きましたが、日本酒らしさを求めなければ、アルコール飲料としてこんなに美味しいものはなかなか他に思い付きません。 なかなか見かけないお酒なので、今年の冬も出会えたら嬉しいです。
たかちよハロウィンラベル feat.さかずきん
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たかちよのハロウィンラベル feat.さかずきん をいただきました。 初めてのたかちよです。 我が家ではめずらしく季節感のあるお酒を開栓しました。通常は購入順に飲んでいるので開栓まで3〜4か月かかっていますが、これに関しては1か月も経っていません。春酒や夏酒などの季節酒は飲むのが遅れてもあまり気にならないのですが、立春やハロウィンなどイベントものはなるべく遅れたくないタイプです。 たかちよのハロウィンラベルは去年からラベルの可愛さで気になっていたのですが、冷蔵庫のキャパ問題で購入を見送っていました。ところが、今年で終売という情報をキャッチして急いで買いに走りました。 半ばジャケ買いのような買い方でしたが、味わいも最高でした。甘みが強く果実感溢れる芳醇な味わいで、例えるなら甘い梨のジュースのような美味しさです。たかちよは美味しいという話はよく聞いていましたが、想像を超えてきました。 これが今回で終売とはなんとも惜しい気もしますが、これ以外のたかちよがこのレベルで美味しいのであれば、私にとっては大きな収穫です。 もちろんうすにごりの方も買ってあるので、今月中にいただきたいと思います。
山三純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒純米吟醸原酒生酒無濾過
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山三の純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒をいただきました。 最近お気に入りの長野県の銘柄のひとつです。美味しさもさることながら、ラベルのデザインや色使いもとても好きです。これまで購入したお酒は全て写真撮影した上にラベルを剥がしてファイリングするくらいお酒のラベルが好きなので、ラベルデザインはお酒を買う買わないの判断を左右するくらい重要です。 正直なところ、ジャケ買いしたお酒の味わいが想像と違うということも多々あるのですが、山三はデザインと味わいの両方が最高レベルに好きという稀有な存在です。 この純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒は長野県のお酒らしいリンゴのニュアンスの甘くフルーティな味わいで、生酒ならではの溌剌としたフレッシュ感を楽しめるお酒です。 ただ甘いだけではなく、スッと鼻に抜けるアルコール感と後味の苦みによるキレの良さを感じられるのも◎です。 山三はラベル違いでまだ数本のストックがあるので、順次楽しんでいこうと思います。
金雀伝承山廃山廃
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金雀の伝承山廃をいただきました。 初めての金雀です。 金雀は今年になって初めて知った銘柄です。 なかなか手に入らないと聞いていたので、いつか出会えれば良いなと思っていたら、行きつけの酒屋さんの常温コーナーに普通に並んでいるのを発見してお迎えすることができました。 飲んでみると噂通りの極旨。イカつい見た目に反してパイナップル系のジューシー甘旨フルーティです。お酒の感想に他の銘柄を出すのは本意ではありませんが、真っ先に思ったのは花陽浴です。寒菊にも通ずるような雰囲気もあり、要は私の大好きな味わいのお酒です。 見かけたら絶対に買う銘柄がまたひとつ増えてしまいました。
仙禽かぶとむし スパークリングおりがらみ発泡
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仙禽のかぶとむし スパークリングをいただきました。タイミングを逃した夏酒シリーズもそろそろラストスパートです。 今年で2年目の三益酒店オリジナルかぶとむしです。去年も直汲みおりがらみでしたが、今年は更に瓶内二次発酵のスパークリングに進化しました。私の「好き」が大渋滞の一本です。 開栓に数分を要する元気の良い発泡性。 飲むとシュワっとして、酸味があって、旨みもあって、最後はキリッと苦い。 これこそまさに大人のレモンスカッシュ。 ノーマルかぶとむしのニュアンスもありながら、ただスパークリングにしただけではない全く別物の美味しさがあります。 初めて作ったはずなのに、取ってつけたような不自然さがない完成度の高さに驚かされます。 来年も発売されるなら複数購入必至の個人的大ヒットです。飲めてよかったと思える一本でした。
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産土の香子 五農醸をいただきました。 我が家の殿堂入り銘柄の産土。香子は四農醸に次いでこれで2本目です。 五農醸のレギュレーションは以下の通り。 ①菊池川流域産米 ②生酛造り ③無農薬栽培 ④無肥料栽培 ⑤木桶醸造 産土はもはやどれを飲んでも美味しいのですが、味わいの変化が分かりやすいのが木桶仕込みとなるこの五農醸だと思います。(次はまだ未体験ですが醞(しおり)の七農醸ではないかと) 五農醸は木桶仕込みになるので四農醸までとは少し雰囲気が異なります。木桶ならではのウッディなニュアンスが加わり、味わいがより複雑に感じられます。 香子は山田錦に比べて、より華やかでフルーティな印象を受けます。個人的には香子の二農醸が出たら嬉しいのですが、それは無さそうですね。
信州亀齢純米吟醸 ひとごこち 火入れ純米吟醸
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信州亀齢の純米吟醸 ひとごこちをいただきました。 信州亀齢は香りも味わいも穏やかなので最初飲んだ時は印象が薄かったですが、2本3本と飲んでみて徐々に素晴らしさに気付きました。 食事にそっと寄り添う口当たりとキレの良さ。フルーティで雑味がなく、繊細で綺麗な味わいです。 今では酒蔵に直接買いに行くほど好きな銘柄です。
光栄菊サンバースト原酒生酒無濾過
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光栄菊のサンバーストをいただきました。 タイミングを逃したとっておきの夏酒シリーズです。 我が家のお気に入り銘柄、光栄菊。 他のお酒にはない個性のある味わいで、好き嫌いが分かれる銘柄ではあるようですが、私は完全に好き側の人間です。 去年は樽香のようなウッディなフレーバーがあって、レモンを絞ったウイスキーハイボールを飲んでいるような味わいでしたが、今年は樽香が控えめで柑橘感溢れる光栄菊らしい印象です。 聞いたところによると、光栄菊の山本杜氏はお酒造りで数値による分析をほとんどしないそうです。自らの感覚に従ってお酒造りをするという天才肌なので、毎年変化することは必定なのかもしれません。むしろそれを経ることによって、これまでもこれからも進化を続けるのでしょう。 今年のサンバーストはキリッと際立つ酸味ですっきりとしていながら、軽すぎずボディがあってしっかりと旨みも感じられます。 夏に飲めなかったのが悔やまれるくらい、真っ直ぐに夏向きのお酒でした。 来年は買ったらすぐに飲むことにしましょう。
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