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光栄菊スノウ・クレッセント 山田錦原酒生酒無濾過
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今シーズン初の光栄菊 スノウ・クレッセントです。 我が家の殿堂入り銘柄のひとつである光栄菊ですが、始まりは1年前に飲んだこの山田錦のスノウ・クレッセントです。 スパークリングのようにシュワシュワで、フレッシュでフルーティな甘み、旨みだけでなく苦み、渋みまで含めた複雑味もあり、樽香のようなウッディなニュアンスまで含めて本当に大好きな味です。 一年間、光栄菊の色々なお酒を飲みましたが、やっぱりスノウ・クレッセントが一番好きかもしれません。我が家では光栄菊は一度で空いてしまうことが多いのですが、今回のスノウ・クレッセントもすぐに飲み切ってしまいました。 昨シーズンは山田錦の後にさがびより、雄山錦と続きましたが、今シーズンも同じでしょうか。とりあえず山田錦はもう一本追加しておきたいと思います。
総乃寒菊OCEAN 99 白銀海 Snow sea純米大吟醸原酒生酒無濾過にごり酒
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寒菊Ocean99のにごり酒、白銀海 Snow seaをいただきました。 昨年本格的に日本酒を飲み始めた頃に衝撃を受けたのがOcean99の銀海 Departureでした。その時に白銀海の存在も知って探し回りましたが、なかなか見つからず。 次第にOcean99シリーズを全て飲みたいと思うようになり、出発の意味のDepartureがスタートに相応しいと感じて、この白銀海をゴールに定めてこの一年間シリーズを追いかけ続けてきました。 銀海→凪→空海→青海→星海→橙海と飲み続け、この度この白銀海でめでたくゴールです。思い返せばそれぞれの味わいと共に季節季節の思い出が蘇るようで感慨深いです。 コンプリートのご褒美でもある白銀海は美味しさもひとしお。ただでさえ、大好きな寒菊×大好きなにごり酒という最高の組み合わせに達成感というプラスαが加わって、私にとってこれ以上ない美酒となりました。 客観的に見ても、寒菊らしいフレッシュでジューシーな美味しさににごり酒のふくよかさ、複雑味が合わせられて、他銘柄の新酒にごり酒とも少し違う独特な美味しさに仕上げられていると感じます。 さて二周目をスタートしましょう。
花陽浴純米吟醸 美山錦純米吟醸原酒生酒無濾過
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ついに手に花陽浴を手に入れました。 初めての花陽浴は美山錦の純米吟醸です。 昨シーズン、出荷のルーティンを把握したころには造りが終わってしまい、その後の毎月初の出荷もタイミングが合わず、今シーズンになってようやく買うことができました。 待望のお酒に胸を躍らせつつ開栓。 グラスに注ぐと柔らかいとろみがあり、色は艶のある綺麗な淡黄色。甘く華やかな香りを放っています。 味わいは果汁であるかのようにフルーティで、フレッシュ感もありジューシー。強い甘みに爽やかな酸味が加わって、パイナップルジュースのような甘酸っぱさです。まさにボトルとラベルの色のイメージ通り。 亀泉CEL-24と同系統の味わいに感じますが、花陽浴の方が後半の味の変化が大きい気がします。花陽浴は最初こそインパクトのある甘酸っぱさですが、その直後に日本酒らしい辛みが出てくるので、スキッとしたキレの良さも持ち合わせています。 一年間待ち続けて、尚且つ頑張って手に入れたお酒なので、美味しさもひとしおです。 今後もチャンスがあれば飲みたい銘柄のひとつになりました。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃 一年越しね花陽浴の初ゲット㊗️おめでとうございます🎉これまでの思いの分も一味上がりますね🤗
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます! 本当に美味しいお酒で、一年分の期待値を軽く上回ってきました😊 これは争奪戦になるはずです
浦里うすにごり 2ndにごり酒
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浦里のうすにごり2ndをいただきました。 もちろん先日開栓した1stと飲み比べです。 見た目はラベルのスタンプ以外は全く同じで見分けがつきません。お酒の色も濁り具合も判別できるような違いは全くありません。 製造元の発信によると、同じ原料ながら仕込みの配合と発酵経過に変化を付けて、香りのインパクト重視の1stに対して調和の取れたバランス型の2ndとのこと。 同じグラスに同じ量を注ぎ、いざ飲み比べ。まずは1st、次いで2nd。。。なるほど、全く分かりません。 水で口の中を流し、服の匂いで鼻もリセットして再びトライ。目を瞑って飲み比べて、やっと余韻の鼻の奥に残る香りの微妙な違いを感じ取ることができました。 1stは香りが広がり、2ndは収束して行く感じ。主観的な表現ですが、矢印で言うと1stが上向き、2ndが下向きの印象を受けます。 飲み比べの前に別のお酒を飲んで少し酔っていたこと、開栓に数日の差があったこと、そもそも私のテイスティング能力が低いことも十分に関係していると思われますが、はっきりとした違いを見つけることはできませんでした。後日、酔っていない時にもう一度挑戦してみたいと思います。
仙禽雪だるま生酛にごり酒
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今シーズン2本目の雪だるまをいただきました。 夏のかぶとむしと同様にシーズンの3ヶ月間毎月1本飲めるように用意していた3本のうちの2本目です。 1本目の時は去年の雪だるまとの違いが分からないと書きましたが、この2本目で違いを捉えることができました。 というのも、前日に開栓した浦里のうすにごりを飲んだ時に去年の雪だるまを鮮明に思い出すことができたのです。浦里の見た目に反した軽くてさっぱりとした味わいが去年の雪だるまにとても似ていると感じました。 それに比べて今日飲んだ雪だるまは味に厚み?奥行き?があって明らかに去年の印象とは異なっていました。 私の中の仙禽のイメージは超ライトボディなのですが、今年の雪だるまはそこまでの軽さではなく、しっかりと深みのある味わいを感じさせてくれます。 個人的には今年の雪だるまの方が好みですが、これが生酛化の影響だとして他のお酒にもこの傾向が現れるとすると、すっきりとした軽さ売りのかぶとむしはどういう仕上がりになるのか。 江戸返り初年度はまだまだ楽しみが続きます。
コタロー
Horiさん、こんばんは🌙 なんと😳浦里のにごりと去年の雪だるまが似てるんですね!去年は雪だるまを頂いていなくてわからないのですが、今年のを開ける時は浦里を思い出しながら飲んでみたいと思います😊
Hori
コタローさん、コメントありがとうございます! 味そのものはもちろん違うのですが、軽さという点でとても似ていると感じました 今年の雪だるまをもっとさっぱりさせたのが去年の雪だるまというイメージです😊
浦里うすにごりにごり酒
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初の浦里は去年買い逃したうすにごりです。 美味しいと聞いて酒屋さんに行った時にはすでに一升瓶しか残っておらず、泣く泣く諦めた思い出のお酒です。 日本酒ではめずらしいボルドー型ボトルで、大きいラベルが特徴的な見た目です。 スクリューキャップを捻るとシュッとガスが吹き出しました。スクリューキャップは栓が飛ぶ心配はありませんが、あのちょっとした緊張感が味わえないのは寂しくもあります。 グラスに注ぐと微発泡で、お酒に細かい泡が現れます。味わいは甘みと酸味で白い乳酸菌飲料のようです。例えるなら、確かなガス感も手伝ってカルピスソーダのようなニュアンスです。にごり酒ならではの穀物感もありますが重さは感じさせず、全体としては軽くてさっぱりとした印象を受けました。 色々なにごり酒を飲んできましたが、この浦里もとても好きな味です。 去年もリリースされていた2ndロットもすでに購入済みです。単純なロット違いではなく、同じ原料で仕込み方を変えて味わいに変化を持たせているそうなので、どんな違いがあるのか飲み比べてみるのが楽しみです。
花邑純米大吟醸 山田錦純米大吟醸
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2025年の酒初めは花邑にしました。 山田錦の純米大吟醸です。 花邑は2ヶ月ほど前に初めていただいて感銘を受けたお酒です。前回は陸羽田の純米酒で今回は山田錦の純米大吟醸。どちらも一回火入れです。今回も運良く四合瓶に出会うことができました。 上立ち香は華やかな吟醸香。惹きつけられるような甘やかな果実みのある香りです。味わいは陸羽田の時と同様に、まずはフレッシュでフルーティ。濃醇な甘さと旨みが口いっぱいに広がり幸福な気分になります。その直後、苦みとともにカッと感じる辛みが立ち上がり、ピリピリとした心地の良い刺激とともにすっきりとキレて行きます。 余韻まで甘いお酒も美味しいですが、日本酒ならではの辛みとキレがあるお酒も大好きです。この甘旨から辛みでキレるのが花邑の基本設計なのでしょうか。他のタイプも機会があれば試してみようと思います。 (花邑の誕生には十四代の高木酒造が関わっているそうです。公式サイトを見ると高木酒造から雄町と陸羽田を紹介されたこと、仕込みについて何らかのアドバイスがあったであろうことが分かります。「花邑」の命名も高木酒造のようで、高木酒造への感謝も述べられています。)
ジェイ&ノビィ
Horiさん、明けましておめでとうございます🌅 さけのわ界の一部では貴族のお酒🌹なんて言われたりする、ちょいとお高い花邑さん!新年一発目に相応しい一本ですね🤗 今年も宜しくお願いします🙇🏻🙇🏻‍♀️
Hori
ジェイ&ノビィさん、あけましておめでとうございます🎍 そんな呼ばれ方をされているのですね!確かに少し高いなと思った記憶もありますが、少しも後悔のない美味しさでした😊 こちらこそ宜しくお願いします!
光栄菊月光 うすにごり原酒生酒無濾過にごり酒
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Hori
年末のお酒は大好きな光栄菊にしました。 これがおそらく2024年最後の開栓になります。 八反錦を天然乳酸菌仕込みで醸した光栄菊の旗艦的ポジションの一本。 天然乳酸菌仕込みというのは、生酛と山廃を別ジャンルとして扱うことに違和感を感じた光栄菊の杜氏が名付けたオリジナルの呼称だそうです。 月光にはこのうすにごりの他に透明な澄酒もあります。半年前に澄酒の方を飲んで感動的に美味しく、いつかうすにごりの方を飲みたいと思っていたので、これで念願が叶いました。 開栓注意の下げ札に従い、よく冷やして栓を指で押さえたまま封を切ります。少しガスが漏れる程度で、難なく開いてくれました。 まずは上澄をひとくち。フレッシュでフルーティな味わいに、光栄菊特有のウッディな苦みと渋み。光栄菊は直近2本が貯蔵酒だったので、久しぶりのフレッシュ感が嬉しくなります。澱を混ぜて飲むとまた印象が変わります。乳酸感が加わるのはもちろん、ガス感が強まって爽快さが増します。甘み、旨み、苦みなど味の要素が多くなり、複雑玄妙で奥行きのある味わいに変化します。 この複雑な味わいこそが天然乳酸菌仕込みによるものなのでしょうか。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんばんは😃 年の瀬は好きなお酒で締めるのが良いですね🤗いつも丁寧なレビュー流石です👍 来年も楽しく飲んでいきましょー 酔いお年をお迎えください😌
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます! 年越しでの返信になり申し訳ありません。年末年始はいつにも増してお気に入りを飲みたくなりますね。今年も充実した酒活をして参りましょう🍶
大嶺冬のおとずれにごり酒
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Hori
大嶺の冬のおとずれをいただきました。 去年、存在を知った時にはどこにも売っていなくて1年待ってようやく出会えた一本です。 夏のおとずれと同じイラストレーターの印象的なラベルで、酒屋さんで見かけたら日本酒好きでなくても買ってしまいそうな見た目です。 活性にごり酒のセオリー通りよく冷やした状態で開栓。ポンと良い音とともに栓を抜くと瓶の中にシュワシュワと泡が立ちます。 もう一度栓をしてゆっくり上下を返して澱を混ぜてからグラスに注ぐとシュワーと柔らかい泡立ちとともに、えも言われぬフルーティな香りが立ちます。口当たりは滑らかなシルキータッチで、同時に微炭酸のチリチリとした軽快な刺激が口中に感じられます。味わいは大好きな甘めのザ・活性にごり酒。甘みと旨み、それからにごり酒ならではの乳酸感。確かにお米から作られていると感じる穀物感もあり、わずかながら苦味や渋みなど複雑味もにごり酒の醍醐味です。 大嶺のお酒に共通するあと口のすっきりとした爽やかさは冬のおとずれにも健在でした。 仕込み水のミネラルに由来すると思われるこの爽快感は他にはない感覚で、これにハマると他に替えがきかないので沼ること必至でしょう。
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七賢の山ノ霞をいただきました。 コルク栓のスパークリングは味も見た目もクリスマスイブのディナーにぴったりです。 山ノ霞はうすにごりなので、開栓前にゆっくりと天地を返して澱を撹拌します。瓶内二次発酵によりガス圧が高く、コルク栓を捻るとポンという良い音と共に爽やかな香り。グラスに注ぐとスパークリングワインのように豊かに泡立ちます。 フルーティな吟醸香を楽しみつつ口に含むと、うすにごりらしい芳醇な甘みが口に広がり、次第にほんのりと日本酒ならではの苦みと辛みが現れてすっきりとキレて行きます。 始終口の中を楽しませてくれる発泡感はガス充填ではなく瓶内二次発酵によるものなので、あくまで自然で柔らかく、強すぎず弱すぎない。 日本酒の枠に止まらず、全アルコール飲料の中でもトップクラスに好きなお酒です。 山ノ霞をこちらにアップするのは今回が初めてですが、過去に何度か飲んだことがあります。キャンプに行く時はキャンプ飯にも合わせやすく単体で飲んでも美味しいので山ノ霞の二合瓶を買っていくことも多いです。 四合瓶は初めて買いましたが、11度の低アルなので一度で飲み切れてしまいそうですね。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃 美味しそうなレビュー😋 全アルコールの中でトップクラス🤩は飲まなきゃいけませんね😙
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます! 色々書きましたが、難しいことを考える必要なく単純明快に美味しいです😄 低アルで酔いすぎないので、私的にはパーティーなど長めに食事をする時に選んでます
総乃寒菊電照菊 おりがらみ純米大吟醸原酒生酒無濾過おりがらみ
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寒菊の電照菊 おりがらみをいただきました。 澱のない電照菊と同様に1年前から待ちに待った一本。先に開栓した透明な方の電照菊(黄電照菊)の美味しさに期待値MAXで迎えた赤電照菊の開栓です。 まずは上澄をひとくち。 ん?黄電照菊と全然違う? 勝手に同じような味がすると思っていたので意表を突かれました。気のせいかと思って黄電照菊を並べて飲み比べてみましたがやっぱり全然違います。 黄電照菊は甘旨ジューシーの王道で、どちらかと言えばストレートに分かりやすい美味しさ。赤電照菊はおりがらみならではの乳酸感、ミルキー感に加えて、存在感のある苦みや後味に渋みも感じさせる複雑みがあり、黄電照菊とは全くベクトルの違う美味しさです。 同じ寒菊でも春にリリースされる「晴日」は全国展開の澄酒とは別に酒販店別誂のおりがらみがあり、その2本は同じお酒で澱の有り無しという味の違いでした。 電照菊は澱の有り無しだけではなく、そもそも別の味わいを目指して醸された2本なのでしょう。 こうなると今年はリリースがキャンセルされたTRUE REDがTRUE WHITEとどう違ったのか興味が湧いてきます。
総乃寒菊電照菊純米大吟醸原酒生酒無濾過
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寒菊の電照菊をいただきました。 本格的に日本酒を飲み始めた一年前に最初に興味を持った銘柄のひとつが寒菊でした。 その頃、寒菊の中でも特に美味しいと評判だったのがこの電照菊で、1年間まだかまだかと待ってやっと出会うことができました。 余談ですが、私の実家が菊の生産農家で幼少の頃から電照菊を見ていたのでノスタルジックな気分も手伝って一層思い入れが強まったのかも知れません。 そんな待ちに待った電照菊は期待のハードルを大きく超える美味しさでした。 抜群なフレッシュ感と、ギュッと濃縮されたような甘みと旨み。完熟リンゴの蜜の部分に齧り付いたかのようにフルーティで甘やかです。更に、ややトロみを感じるテクスチャが味をより濃密に感じさせます。 もちろんいつもの寒菊フレーバーも健在です。同じフレーバーがあるからと言ってどれを飲んでも同じではないのがまた凄いところです。逆に一貫したこの個性は欧州車やアップル製品の統一デザインのように、どれを選んでも間違いないという信頼性や安心感をもたらしていると感じます。 にごり酒好きの私は一緒に買ったこれのおりがらみがどんなことになっているのか楽しみでなりません。
而今特別純米 火入れ特別純米
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而今を手に入れることができました。特別純米火入れの一升瓶です。 行きつけの酒屋さんで店員さんと飲食店関係の方と思しきお客さんとの会話を聞くともなく聞いていたところ、而今1本やめますというやりとりの後、店員さんが冷蔵庫へ。もしやと思ってその冷蔵庫を見に行くとこの而今が複数本並んでいて、1世帯1本までの表示。普段一升瓶コーナーはじっくり見ないので見落としていましたが、その日は普通に並んでいたようです。 我が家の消費量を考えると量が多い上に冷蔵庫のキャパの問題もあるので少し躊躇いましたが、私のような一般消費者にはそうそう出会う機会もないため、意を決して購入してきました。 栓を抜いたら早速良い香り。吟醸酒のようなフルーティさで、麹のような独特な甘さを感じさせる香りです。 口当たりは火入れにも関わらずフレッシュ。甘いお酒ですが酸味もあってスッキリとした飲み口。雑味が一切なく澄み渡って伸びやかな味わい。苦みがあってキレが良く、幅広い食事に合わせられそうです。 特別個性的な味わいではないですが、どこかが主張することなく均整が取れた味わいです。こんなキレイな味のお酒は初めて飲んだかも知れません。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、おはようございます😃 而今ゲット㊗️おめでとうございます🎉 出会いを逃さない‼️って気持ちは大事ですね🤗バランスの神様が一升瓶で居るのは幸せですよね😚
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます! 感動ものの美味しさなので買っておいて本当に良かったです。一升あると時間をかけてゆっくり味わえて良いですね。毎日のように楽しんでいます🍶
光栄菊幾望原酒生酒無濾過
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光栄菊の幾望を開栓しました。 ほぼ満月の状態の月の名前が付けられたこのお酒は北海道産「きたしずく」を原料米に天然酵母仕込みで醸された一本。4月に上槽、瓶詰めした後に氷温貯蔵を経てリリースされる秋上がりです。 天然乳酸菌仕込みというのは、同じ目標を持つ生酛と山廃を別ジャンルとして扱うことに違和感を感じた光栄菊の山本杜氏が名付けたオリジナルの呼称だそうです。 幾望は秋酒枠の貯蔵酒ですが、無濾過生原酒の氷温貯蔵だからなのかフレッシュ感が十分に残っています。香りは甘やかでフルーティ。貯蔵酒らしい丸みのある口当たりで、味わいは完熟した桃のように強い甘みに旨みもたっぷり。円やかさのある優しい酸味があって、全体的に甘酸っぱい果実感あり。 光栄菊の個性でもある樽香のような渋みがあるので、甘さに輪郭がありダレた印象は全くない。 今年秋酒を色々飲みましたが、秋酒の定義が幅広いこともあり各蔵がそれぞれの解釈で個性を生かした秋酒をリリースしていてとても興味深く飲ませていただきました。 すでに季節は移り新酒のシーズンですが、また来年の秋酒を楽しみにお酒を嗜んで行こうと思います。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃 幾望さんは修行酒🧘って事で、旨くて飲み切りたい気持ちを抑えて、一週間開けて飲んだ覚えがあります😚
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます! 飲んでしまいたい気持ちを抑えてゆっくり味わう。。。まさに修行ですね。言い得て妙です😊あと半合くらい残っているので、私も修行してみます🧘
産土山田錦 二農醸原酒生酒無濾過
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個人的殿堂入り銘柄のひとつ、産土をいただきました。 今回も基本の一本、山田錦の二農醸です。 これまで飲んだのは全て山田錦で二→五→二ときて、これで4本目です。 二農醸は「菊池川流域産米」を使用した「生酛造り」です。今醸造年度からこの農醸レギュレーションがさらに明確になり、最高位は馬耕栽培まで取り入れた十二農醸となるようです。 使用米や精米歩合ではなく、どれだけ古来の製法を再現しているか(≒どれだけ手間がかかっているか)に価値を持たせているところが他のお酒と大きく違います。 さて、今回の二農醸ですが、開栓は栓が飛ぶほどではないですがしっかりガス圧を感じる手応えでした。グラスに注ぐと炭酸飲料並みに泡が立ちます。 口当たりはいつも通りピチピチでシュワ感あり。毎回これが一番美味しいのではと思ってしまいます。フルーティでスパークリングワインのような味わいもいつも通りですが、これまでは巨峰のような紫のブドウのニュアンスだったのが今回は白いブドウっぽい雰囲気です。 仕込み毎に微妙に味わいが違うところに日本酒が農作物の延長線上にあることを感じます。人の手と自然の妙により生み出される魅力あるお酒です。
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稲とアガベの花風をいただきました。 初めて飲むその他の醸造酒、いわゆるクラフトSAKEです。 購入はSNSで見て興味のあったセブン-イレブン津田沼店さん。扉のない多段式オープン冷蔵ケースに全国の地酒がずらりと並んでいるのは新鮮な光景でした。 花風のラベルはトラディショナルなスタイルに見せかけて、よく見るとモダンなデザインになっています。大きくあしらわれたホップの実のシルエットがモリゾーに見えてしまうのは私だけでしょうか。 グラスに注ぐとやや茶色っぽいうすにごり。 吟醸香とは違うニュアンスの果実感の香り。初めて出会う南国フルーツのような期待感。ピートの効いたアイラモルトのような香りも交じります。 味わいは強い酸味と苦みがグレープフルーツのよう。低精米で米の旨みが強く甘さもあるが、わずかなガス感も手伝ってさっぱりと軽快な飲み口。ホップ由来なのか鼻に抜ける香りにライチのような爽やかさもあり、余韻はすっきり。 飲む前はイマドキの日本酒にホップをほんのり香らせたようなお酒だと思っていましたが全く違いました。クラフトSAKEが独自のジャンルとして人気があるのが分かった気がします。
越乃景虎名水仕込み 特別純米酒特別純米
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越乃景虎の特別純米酒です。 20年近く前、仕事で新潟に住んでいた時に好きになった銘柄です。それまで日本酒を好んで飲むことはありませんでしたが、せっかく新潟に住んでいるならと色々試している中で出会ったのがこの景虎です。言ってみれば人生で初めて美味しいと思った日本酒です。 当時の印象は「とにかく飲みやすい」でした。水みたいに味が澄んでいてキレの良さもあり、他に比べて飲みにくさを感じなかったのがビギナーだった私にぴったりだったのだと思います。 繁華街に住んでいたので、夜な夜な近所の居酒屋で新潟のいろいろな肴と一緒に景虎を飲んだのは良い思い出です。 そんな景虎を年末年始の常備酒として用意しました。いつもは四合瓶しか買わないのですが、少しずつ長く楽しむために今回は一升瓶です。醤油でいただくお刺身や出汁の効いた料理など、年末年始は和食をいただく機会が増えるので、その度に新潟の夜を思い出しながらいただきたいと思います。
仙禽雪だるまにごり酒
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12月1日。今年も残り1ヶ月となったこの日に雪だるまを開栓しました。 この雪だるまを以って私の日本酒に於ける冬がスタートです。基本的にいつも購入した順番に飲んでいるのですが、新酒シーズンをリアルタイムで楽しむために10本ほど飛ばしての開栓です。 穴開きのスクリューキャップを捻ると、前評判通り泡が上がってきます。吹きこぼれるほどではありませんが、少し焦るほどには活きの良さを感じさせます。先シーズンの雪だるまではこのようなことがなかったので、全量生酛化による変化でしょうか。 まずは上澄をひとくち。仙禽らしい酸味の利いたライトな味わい。かぶとむしのような鋭角の酸味ではなく、雪だるまのボディのように丸みを帯びた柔らかな酸味。 澱を混ぜると甘み、旨み、苦みなど複雑な味が混ざり合い、これぞ雪だるまの味わい。先シーズンとは製法が変わっているので、その違いを感じ取ろうとしましたが私には分かりませんでした。もちろん全く同じではないのでしょうが、製法が違うのに同じものと認識させることができるところに逆に技術力の高さを見た気がします。 現状、もう一本購入してありますが、すでに2本では足りない気配です。
総乃寒菊Monochrome純米大吟醸原酒生酒無濾過
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寒菊のMonochromeをいただきました。 使っているお米は山酒4号。初めて聞くお米です。 山田錦と金紋錦の交配で誕生した品種で、山田錦に勝るとも劣らない酒造好適米だそうですが、栽培の難しさから山田錦のように普及できなかった悲運の名酒米だそうです。 50%精米の純米大吟醸で、味わいは寒菊らしさ満点のフレッシュジューシーです。 果実感溢れる甘やかさに、微々発泡のフレッシュ感。直後に苦みが広がり、寒菊特有の渋みのようなニュアンスを漂わせてフィニッシュ。山酒4号はきっとクセが少なく、過度に主張することなく、作り手の狙い通りに素直に醸されるお米なのでしょう。これまで飲んできたオケージョナルシリーズのど真ん中と感じる味わいです。 夏の思い出をモノクロで表現したというラベルは、作り手次第でどんな色にも染まれる山酒4号の素直な性格をも表しているのではと勝手に解釈しました。
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醸す森の純米大吟醸に続いて純米吟醸です。 純米大吟醸は3本目でしたが、純米吟醸は初めてです。 飲み比べてみようと思って2本買っていたのですが、美味しすぎてうっかり大吟醸の方を飲み切ってしまったので、並べて飲み比べはできませんでした。 記憶の中の味と比べると、フレッシュな果実感のある甘みでにごりの乳酸感があるのは同じですが、ジュワッと甘いデザートのような味わいの純米大吟醸に対して、純米吟醸は酸の存在感があって純米大吟醸に比べればややスッキリと飲める印象です。 大吟醸は桃やブドウなどの甘くて水分が多い果物のイメージ。吟醸は梨やライチなどさっぱりとした爽やかさのある果物のイメージです。 どちらも甲乙付け難い美味しさですが、どちらか一方を選べと言われたら純米大吟醸を選ぶと思います。やはり最初に飲んだ時のインパクトが忘れられません。 名前は「ゆきのまゆ」に変わりましたが、これからもずっと愛飲して行きたい銘柄だと再確認しました。
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