滋賀地酒の祭典in大津2023⑦
■安井利彦酒造場/「初桜」滋賀県甲賀市
明治17年創業で、鈴鹿山系の伏流水の井戸水。
六代目となる太郎さんが酒造りに参加し、ニューハツサクラを醸し、ラベルもデザイン。
【生酛太郎 吟吹雪 常温熟成】
写真のスペックとは違うらしいけど、優しい感じの生酛で、飲みやすく生酛感薄い。
【AS TIME GO BY】
常温で3年熟成させているとのこと。畑酒造とのコラボ酒。燗で試飲したけど、驚くほど優しくて日本酒感もない。身体に染み渡るようにほっこりする感じ。
【山田吟次郎】
こちらも写真のスペックとは違うらしいけど、6年熟成させているって言ってた。香りからアーモンド香。嫌な熟成感くて、すごく不思議な甘さから旨味が出てくる感じ。
ここの蔵はかなり印象に残った。フルーティとかでなく、どっちかと言うといぶし銀的な渋めの造り。派手さはないけれど、そっと寄り添うようで、しっかり主張もするようなお酒を醸す。