同僚の還暦、定年祝いで
「毎年冬の風物詩!新麹室や新施設により麹の品質は明らかに向上しています。期待の新酒です。
全身に醪をかぶりながら何度も何度もあらごししたのは、シルクのような飲み口を実現する為。さらに、和三盆のような豊満な甘さを求め、出品酒並みの低温にて醪の糖化と発酵のバランスを徹底管理しました。
出来上がったお酒はもぎたてのマスカットや梨のようなみずみずしさ。新酒の若々しい香りが広がり、芳醇でありながら、透明感にあふれる甘味としっとりした苦味が広範囲にわたって口中を埋め尽くします。後半はピリピリしたガス感が爽快感を、少しドライに、そして少し余韻を残します。シルクのようにきめ細かい繊細なテクスチャー。昨年よりもその上質感を感じる事が出来ます。仙禽の冬。繊細に造り上げられた、透明感あふれる活性にごりをお楽しみください。」