1997育成年、山形の人気銘柄「十四代」の醸造元・高木酒造三部作「龍の落とし子」「酒未来」「羽州誉」の一つ。寒冷地の東北地方、山田錦の近親交配種「山酒4号」「美山錦」をそれぞれ種子親、花粉親に組み合わせ完成させています。
高木酒造が18年の歳月をかけて研究開発を手掛けた「酒未来」は、山田錦の交配種、心白はやや大きく円盤状、口当たり喉越し柔らかな酒質を特徴とする酒質評価特A級の酒造適正に優れた酒造好適米です。
原料米には、山形村山産「酒未来」を用いて50%まで磨き上げ、霊峰月山系の伏流水を仕込水に、小川・M310酵母にて仕込んだ純米吟醸の生詰です。
華やかで香り高く、口中に広がる花のような吟醸香がとても印象的です。口当たり喉越し柔らかな酒質、味に膨らみがあり、軽やかな甘さが広がりますが、舌に残らず爽やかな余韻を楽しませてくれる絶品です。
原料米:山形県村山産「酒未来」
■精米歩合:50%
■日本酒度:+1.0前後
■酸度:1.2
■アミノ酸:1.0
■使用酵母:小川10号・M310
■アルコール度:17.2%前後