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Koeigikuサンバースト原酒生酒無濾過
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寒菊が続いていましたが、久しぶりに光栄菊です。 開栓したのは夏酒のサンバースト。もう9月も半ばですが、残暑が続いているのでまだまだ夏酒がありがたいと感じる日も多いです。 スノウ・クレッセントで栓を飛ばした経験から恐る恐る開栓しましたが、暴発することなく開いてくれました。 グラスに注いでも目立った発泡感はなく、にごりもない大人しそうな見た目ですが、上立ち香はとても個性的。なぜかウイスキーを感じさせる香りで、酸味のある柑橘っぽい香りも相まって、レモンを絞ったウイスキーハイボールを彷彿とさせる雰囲気があります。 飲んでみると光栄菊らしい樽香のようなウッディな雰囲気もあり、よりウイスキーらしさを感じさせます。 味わいは想像以上に酸味あり。酸味だけで言えば仙禽のかぶとむしに近いものがありますが、ライトボディのかぶとむしに対して、サンバーストはしっかりとボディ感があります。 酸味の強さを期待してレモンを効かせたカルパッチョと一緒にいただきましたが、これが大正解。レモン果汁の酸味に負けておらず、むしろ良い具合に調和してくれているようでした。 来年は真夏に氷を入れて飲んでみたいと思いました。
Fusano KankikuDiscovery series -Blue sapphire 2024-純米大吟醸原酒生酒無濾過おりがらみ
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総乃寒菊のディスカバリーシリーズもいよいよ最後の一本。大トリは一番楽しみにしていたブルーサファイアです。 酒米は五百万石と山田錦を8:2の比率で使用。それぞれを50%精米した純米大吟醸で、シリーズ共通のうすにごり無濾過生原酒です。 アイデンティティとアダプトの唎き比べは怪しかった私ですが、ブルーサファイアは他の3本とは違うと感じることができました。 新潟で日本酒を覚えた私にとって五百万石は故郷の味のようなもので、舌が覚えているのかもしれません。 他の3本と同じく寒菊らしい甘やかでジューシーな味わいながら、芯に一本通ったキレの良さ。山田錦の膨らみのある旨みに五百万石の繊細で淡麗な煌めきが見え隠れする、まさにサファイアのごとくキラキラとしたニュアンスを感じる味わいです。 甘旨ジューシーとスッキリ淡麗の共存。年初から寒菊のお酒はほぼ全て飲んできていますが、これはトップレベルに美味しいと感じる一本でした。 これまで飲んだディスカバリーシリーズ4本はそれぞれ1合ずつくらい残してあるので、最後は4本並べて贅沢な飲み比べをしてみようと思います。
Fusano KankikuDiscovery series -Adapt 2024-純米大吟醸原酒生酒無濾過おりがらみ
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寒菊のディスカバリーシリーズ、3本目はふさこがねのAdapt(アダプト)です。 ふさこがねはニューセンセーションのコシヒカリと同じく食用米ですが、ニューセンセーションが食用並みの90%精米だったのに対して、アダプトは50%まで精米してあります。 気候変動などにより年々扱いが難しくなっている酒米に対して醸造技術をブラッシュアップして適応(=adapt)して行くというテーマの一本だそうです。 その味わいは、、、正直、一口飲んだだけでは一本前に飲んだアイデンティティとの違いが分かりませんでした。どちらも甘旨フレッシュジューシーで、寒菊らしさ満点のおいしさです。 並べて飲み比べて初めて違いが見えてきましたが、きっとそれが原料米の味の違いなのだと思います。ですが、それを的確に説明する表現力が残念ながら私にはありません。 大雑把に言えば、アイデンティティの方が甘やかでふくよかな味わい。アダプトはアイデンティティより酸味が利いていて軽快な印象。あくまで比べればの話であって、違いはわずかです。 同一スペックの仕込みとは言え、食用米のお酒を酒造好適米のお酒にここまで近付けられる「適応」力はお見事です。
Fusano KankikuDiscovery series -Identity 2024-純米大吟醸原酒生酒無濾過おりがらみ
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コシヒカリのニューセンセーション(以下NS)に続いてディスカバリーシリーズのアイデンティティ(以下ID)を開栓しました。 IDの使用米は千葉県産総の舞。7月に飲んだSilver liningと同じお米です。おさらいしておくと、総の舞は酒造好適米の白妙錦と中部72号という飯米の交配により作られた千葉県生まれの品種です。白妙錦は祖先に雄町、中部72号は祖先にコシヒカリを持つ、酒米界のサラブレッドのような品種のようです。 ディスカバリーシリーズ共通のうすにごり無濾過生原酒で、見た目はNSと全く同じです。味わいは「ザ・寒菊」。フレッシュな甘旨ジューシーで、寒菊ならではのニュアンスも健在。後味に感じる苦みも寒菊らしくて安心感すら思えます。 メーカーでは存在証明という意味を込めてIdentityと名付けているそうですが、まさにこれこそ寒菊の酒のど真ん中と言わんばかりのメッセージをひしひしと感じました。 コシヒカリで作られたNSも総の舞のIDもどちらも美味しいのですが、寒菊らしさ、日本酒らしさという点では酒造好適米に分があると感じました。NSを少し残してあるので、後日飲み比べてみたいと思います。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、おはようございます😃 寒菊discovery飲み比べの途中で100チェックイン㊗️おめでとうございます🎉これからも楽しく飲んでいきましょー👋
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます😊 100チェックイン超えてましたね!気付いていただいてありがとうございます⭐️ 肝臓に気を付けつつ楽しんで行きたいと思います🍶
Fusano KankikuDiscovery series -New sensation 2024-純米原酒生酒無濾過おりがらみ
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Hori
寒菊銘醸のディスカバリーシリーズの一本、ニューセンセーションです。 全量千葉県産米のうすにごり無濾過生原酒で醸される同シリーズの中で、コシヒカリを使って醸されたのがこれです。 食用米の代表格コシヒカリを食用米と同等の精米歩合90%で用いた理由は、食べるお米で美味しいお酒を作ってみたいという探究心からのようです。 シリーズ自体が挑戦や発見を目的としたチャレンジングなお酒のようなので、消費者としても新しい出会いが期待できます。 4種あるシリーズの中で最も味わってみたかったのがこのコシヒカリ版です。以前から酒造好適米がなぜ酒造好適なのかに興味があったのですが、裏を返せば食用米のお酒を知るのが酒造好適米を知る近道になると思ったからです。 コシヒカリのお酒は低精米から来ているであろうしっかりとしたお米の旨みを感じさせ、それでいて口当たりは軽く、ガス感も手伝ってスイスイ飲めてしまう軽快さを持っています。食事に合わせやすそうと感じるのは食用米から来る先入観でしょうか。 コシヒカリをここまで美味しいお酒にするのは並大抵のことではないのでしょうが、上述の疑問はこれでまた振り出しに戻ってしまいました。
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Hori
箱根の麓、風祭の駅に直結の「鈴廣かまぼこの里」。鈴廣蒲鉾本店を中心に、鈴廣が運営するレストラン、カフェ、博物館、土産屋などが立ち並ぶ観光の要衝です。箱根駅伝の小田原中継所と言えば分かりやすいでしょうか。 その土産屋の一角に、かまぼこの食べ比べができるかまぼこバーがあるのですが、この「海と大地」と出会ったのはそのかまぼこバーでした。10年ほど前ですが、新潟で日本酒を覚えて、日本酒といえば淡麗辛口しか知らなかった私が初めて新潟以外のお酒を美味しいと思ったのがこれでした。 かまぼこを作る際に出る魚のアラ。鈴廣はそれらを元に魚肥「うみからだいち」を作り、地元の農家に提供することで循環型ビジネスを展開しています。その作物のうちのひとつ、小田原産キヌヒカリを使い、足柄の井上酒造さんが鈴廣蒲鉾のPBとして醸造したのがこの「海と大地」です。 旨みの強い辛口タイプで、先入観もあるのかとにかく魚に合います。特にかまぼことの相性は最高で、板わさにはこれ以上のお酒はないと確信しています。個人的には鈴廣のちょっと良いかまぼこにエキストラバージンオリーブオイルをかけて海と大地を合わせるのが最高です。
Fusano Kankiku酒未来50 -Wonderland-純米大吟醸原酒生酒無濾過
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寒菊の酒未来50を開栓しました。 十四代の高木酒造が長い年月をかけて開発した酒造好適米のひとつ「酒未来」。高木酒造はそんな大切なお米を自社だけでなく、寒菊銘醸をはじめ若い杜氏に提供して酒造りを応援しているそうです。日本酒の未来への種蒔き、まさに「酒未来」の名に相応しい活用方法です。 グラスに注ぐと艶のある淡い黄金色で、香りがとても華やか。他の寒菊のお酒も香りが芳醇なものが多いですが、この酒未来50はその中でもひときわ華やかでフレッシュな香りを発しています。はっきりとしたガス感はなく、じっと見ていると極小の泡がまばらに現れる程度です。 味わいは寒菊らしいジューシーな甘口。きめの細かい舌触りが心地良く、やや粘度のあるテクスチャで口いっぱいに旨みが広がります。甘みの余韻と同時に、それを洗い流すような苦みが訪れ、後切れ良く全てが収まります。総じて雑味がなく味が澄んでいるのは50%精米の大吟醸だからでしょうか。感覚的にはもっと磨いてあってもおかしくない味わいに感じます。 このお酒のおいしさは酒未来の力なのか、杜氏の技術なのか。双方の相乗効果だとしたら、高木酒造の狙い通りといったところでしょうか。
Jokigen酒和地純米吟醸おりがらみ
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Hori
9月に入っても夏酒が続きます。 空は澄んで夜は秋の虫が鳴き、すっかり秋の気配ですが、気温は真夏のようなのでお酒はまだ夏酒がちょうど良いと感じます。 今日は上喜元の酒和地を開栓しました。 日本酒を嗜み始めて10ヶ月弱。100本近く日本酒を飲んできましたが、山形のお酒はこれが初めてです。十四代を筆頭に銘酒ひしめく山形県ですが、たどり着くまで随分遠回りをしてしまったようです。 酒和地はその名の通りシュワっとしたガス感が特徴のお酒です。スクリューキャップなので暴発することはありませんが、開栓後はおりがらみの活性生酒らしく、シュワシュワと生きの良い発泡感を見せてくれます。 味わいは思ったより甘口。勝手にもう少しドライな味わいを想像していたので、お米の旨みたっぷりの甘やかさに意表を突かれました。甘くはありますが、酸味と炭酸の爽快感、後味の苦味によるキレの良さでモタつく感じは一切ありません。 今夜はいつものタコのカルパッチョとともに、エビとマッシュルームのアヒージョを作って一緒にいただいたのですが、同時に開栓したカヴァより酒和地の方が合うと感じる程には私も日本酒好きになれているようです。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、おはようございます😃 日が暮れるのも早くなりましたよねー😌 と、初山形酒㊗️おめでとうございます🎉月に10本は中々良いペース👍立派な日本酒好きですね😚
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます😊 すっかり秋ですが、まだ夏酒が残っているので私の夏はもう少し続きそうです🌻今年一年は気になるお酒を全部飲むのが目標なので、すごい数になっちゃいました😅
Ubusuna山田錦 二農醸原酒生酒無濾過
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Hori
産土の山田錦二農醸です。 レギュレーションは「菊池川流域和水地区産米」と「生酛造り」です。産土はこれまで二農醸→五農醸→二農醸で3本目になりました。 ポンッと大きな音とともに開栓。今までで一番元気がありました。 グラスに注いだ時の泡の立ち方も過去一番。シュワーっと泡が湧き上がるほどガスが強く、スパークリングと言っても差し支えないほどです。 飲み口もシュワシュワの炭酸。そのせいもあるのか、最初に飲んだ二農醸よりスッキリとした味わいに感じました。香りは綿菓子のような甘い香りとともにマスカットや梨のようなニュアンスあり。 巨峰を感じた最初の二農醸とは少し雰囲気が違いますが、もちろんフルーティなことに変わりはなく、フレッシュでジューシーな美味しさは見事の一言。 産土の価値観は精米歩合や特定名称ではなく、農醸と呼ばれる独自のレギュレーションにあります。原料や醸造法がどれだけ古来の、伝統の、土着の様式に則っているかが重要です。そんな考え方のお酒ですから、毎回寸分違わず同じ味だったら逆に興醒めかもしれません。違いを楽しみ、出会に感謝する。そんな風に考えさせられるお酒でもあります。
Soshun夏のブーリュ特別純米にごり酒
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お盆を過ぎていますが夏酒が続きます。 今日は早春の夏のブーリュを開栓しました。 田光で有名な早川酒造さんのお酒ですが、早春、田光ともに未経験なので、この夏のブーリュがはじめましての一本となりました。 裏ラベルに記載の通りブーリュ=にごりのあるお酒で、グラスに注ぐとうっすらと白く濁っています。香りが強めで、栓を開けた瞬間から甘さを感じるフルーティで爽やかな香りが漂います。味わいは甘みと酸味が主体で、嫌味のない苦さが全体を引き締めている印象。夏酒と言ってもライトなお酒ではなく、しっかりとボリューム感もある一本です。 このお酒の香りや味わいには独特のニュアンスを感じるのですが、それが初めて感じるものではないので記憶を辿りながら飲んでいました。しばらくして思い当たったのが、同じ三重県の河武醸造さんのamayadoriです。スペックも特定名称も違いますし、味や香りそのものではなくあくまでニュアンス(≒風味?)ですが似たものを感じました。調べてみたらどちらも三重県で開発された三重酵母を使っているので、その影響でしょうか。 ちなみにこの夏のブーリュの品のある控えめなラベルがとても好きです。
Senkinハローワールド by サケラボトーキョー 3rd原酒生酒無濾過おりがらみ
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東京北区のサケラボトーキョーさんのPB「仙禽 ハローワールド」の第三弾です。 雪だるまベースの2ndがあまりにも美味しかったので、3rdも予約初日に確保しておきました。1stが飲めていないのが心残りだったので、3rdの入手は必須でした。というのも、3rdはモダン仙禽 無垢をベースにした1stをさらにブラッシュアップさせた一本とのことだったので、1stの雰囲気も味わえると思ったからです。 グラスに注いだ見た目は薄めのうすにごり。 見た目には分かりにくいですが、飲んでみると確かに感じるガス感。フレッシュで瑞々しく、仙禽らしい甘酸っぱさ。そこにお米の旨みや乳酸感、苦みや渋みなど、うすにごり由来の複雑さが加わり奥深い味わいに仕上がっています。 単体でも十分に満足できる美味しさがありますが、鮮魚のカルパッチョやチーズ、生ハム、ポテサラから揚げ物まで合わせられる懐の深さも併せ持っています。 この懐の深さはベースになっているモダン仙禽譲りでしょうか。実はモダン仙禽は未経験なのですが、終売の噂を聞くようになってきたので、クラシック仙禽とともに早急に手に入れなくてはと思っています。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃 我々は第一弾しか飲んでないんですが🥲間違いない旨さでしょうねー😍仙禽さんラインナップ一新されるらしいので、現行は飲んでおいた方が良いかもですねー😙
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます😊 新しいラインナップは楽しみですが、仙禽の進化(江戸返り?)を体験するには、やはり現行は知っておいた方が良いですよね🍶
夏どぶろっく夏どぶろっくにごり酒
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八戸酒造の夏どぶろっくを開栓しました。 昨年末に本格的に日本酒を飲み始めた時からずっと飲んでみたいと思っていた一本です。 購入時に開栓方法を聞いていたのを忘れていて、危うく吹きこぼしてしまうところでした。キャップを開けたり閉めたりを繰り返して、5分程かけてようやく開栓できました。これまでたくさん日本酒を飲んできましたが、ここまで発泡力のあるお酒は初めてです。 グラスに注ぐとシュワッと泡が立ち、にごり酒ならではの甘やかな香りが広がります。 飲んでみると甘さもありながら、お米の旨みや酸味、苦味などにごり酒らしい複雑な味わい。甘口の活性にごり酒が好きという自覚はありましたが、この夏どぶろっくもこれまでの日本酒の中で上位5本に入るくらい好きな味わいでした。来年は最低でも3本は確保しておきたいところです。 活性にごり酒は寒い時期のものというイメージでしたが、夏どぶろっくはガス感と苦味から来るスッキリ感もあって見事に夏酒でした。過去には「夏」の付かない「どぶろっく」というお酒が冬に出ていたようですが、もう出ないのでしょうか。ちなみに、どぶろっくというネーミングは精米歩合69%から来ているそうです。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、おはようございます😃 開栓は困難ですが😅それを遥かに超える旨さですよね😙 どぶロック🎸が精米歩合から来てるのは知りませんでしだ😳
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます♪ 待ちに待った夏どぶろっく、想像以上の美味しさにビックリしました😆 日本酒は遊び心溢れるネーミングが多いですね😊
Koeigikuハルジオン原酒生酒無濾過
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Hori
久しぶりの光栄菊は初夏にリリースされたハルジオンです。 白ぶどうやライチのような果実感溢れる爽やかな香りで、味わいにモタつきがなく、スッキリとした素直な印象のお酒です。甘みと酸味、渋みと苦みに加えて光栄菊らしいウッディなニュアンスもあり、期待通りの素晴らしいお酒でした。今回、日本酒の表現としてよく聞くライチの香りを初めて認識することができました。 ハルジオンには低タンパク、低グルテンの食用米「春陽」が使われています。春先に越乃景虎が使っていて気になっていました。 低タンパク米のお酒は香気成分4MMPを多く含み、この4MMPが白ぶどうやライチのような香りを出すそうです。ソーヴィニヨン・ブランやビールのホップにも含まれる成分だと聞いてピンと来たのですが、10年くらい前から愛飲していて最近は和み水として箱買い常備しているポッカサッポロのグリーンシャワーがとても似たニュアンスを持っています。富良野産ホップの香りの炭酸水なのですが、初めて飲んだ時から白ぶどうとライチの香りを感じて不思議に思っていました。これで点と点が線になりました。 ホップを使ったクラフトSAKEが人気なのも納得です。
Fusano KankikuOcean 99 星海 Starlight Sea純米大吟醸原酒生酒無濾過
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Ocean 99シリーズ青海に続いて星海を開栓しました。4月リリースの空海から始まったOcean 99夏酒三部作もいよいよ大トリです。 6月にリリースされた青海と星海はどちらも九十九里の夏をイメージしたお酒ですが、青海が昼の海、星海が夜の海のイメージだそうです。 暗色の瓶に紺色のラベルは確かに夜を感じさせます。ラベルにはさらに星が散りばめられていて、夜空の星、磯の匂い、そして潮騒が聞こえてくるようです。 グラスに注いだ見た目は青海とほとんど同じ。極薄い淡黄色でややとろみあり。次第に細かく発泡するのも同じです。 味も方向性は似ていて、瑞々しくフレッシュでフルーティ。甘さが強くて酸味があり、最後に苦味を残す。 違いを挙げると、抽象的ではありますが青海の方がどっしりと力強く、星海の方が線が細く繊細に感じました。吟醸と大吟醸の違い、出羽燦々と彗星の違いが複合的に影響して味わいの違いになっているのでしょう。 青海はどこまでも続く大海原を目の前に眺めながら、星海は星空の下、夜の海風を感じながら静かに飲みたい。そんな気分にさせてくれる最高の夏酒2本でした。
Fusano KankikuOcean 99 青海 Summer sea純米吟醸原酒生酒無濾過
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Hori
寒菊の夏酒、Ocean 99 青海をいただきました。 Ocean 99シリーズは銀海→凪→空海→青海で4本目です。初夏の空海から2ヶ月、季節は変わり盛夏。夏の海を思わせるブルーのラベルは目にも涼しく、広い海を目の前にした時の清々しさのようなものを感じさせてくれます。 グラスに注ぐと、ややとろみのあるテクスチャに甘い香り。見ているうちに細かい気泡が現れて鮮度の高さを訴えかけてきます。 味はかなり甘口。過去4本のOcean 99シリーズでは最甘ではないでしょうか。 もちろん甘いだけではなく、酸味を伴った瑞々しい果実感があり、夏酒らしいスッキリ感もあります。特に、余韻も終わった最後の後口にはっきりとした苦味が残り、甘くなった口内をリセットしてくれます。 いつも言っていることですが、寒菊のお酒には共通した独特の風味があり、この青海にももちろん感じます。この風味により他の何者でもない寒菊のお酒を飲んでいるという実感があり、満足感のようなものを得ることができます。 お盆を過ぎたらもう秋ですから、夏酒はお盆までに飲んでしまいたかったのですが、まだ数本残っています。 今年の夏はもう少し続きそうです。
Senkinかぶとむし原酒生酒無濾過
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二日連続のかぶとむし。昨日はおりがらみでしたが、今日はオリジナルです。 夏の3ヶ月間、1本/月で飲めるように買っておいたオリジナルかぶとむしもこれで最後。二日連続で開栓したのは、もちろん飲み比べのためです。 オリジナルは安定の美味しさで、レモンを彷彿とさせる味わい。キュッとした酸っぱさに加えて、苦味、渋みがレモンの解像度を上げています。過去2本より温度が高めだったためか、購入から時間が経ったからなのか、味わいが少し丸みを帯びたように感じました。ライトでクリアな印象から、少し旨みや甘みも感じ取りやすくなったような気がします。 続いて前日開栓のおりがらみですが、比べてみて改めて同じ部分、違う部分を感じ取ることができました。レモン感のある味わいは共通ですが、澄んだ味わいのオリジナルに対して、おりがらみの方は味の要素が複雑でふくよかさがあります。ただ、昨日おりがらみを単体でいただいた時ははっきりと違うと感じたのですが、並べて比べてみると全体的な印象はそう遠くないところにありました。オリジナルの温度と保管期間の影響もあるかもしれませんが、紛れもなく兄弟的存在の2本です。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんばんは😃 仙禽かぶとむし🌈の実飲DNA判定🧬ありがとうございます😊紛れもない兄弟だって事が広がりましたね🤗
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます😊 同じ銘柄のスペック違いを並べて比べる機会はあまりないので良い経験でした🍶🍶 違いを感じ取ることで日本酒の味わいの奥深さに触れた気がします⭐️
Senkinかぶとむし おりがらみ原酒生酒無濾過おりがらみ
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Hori
北区赤羽の三益酒店さん限定のかぶとむし。 オリジナルとの違いは「直汲み」の「おりがらみ」であることだそうです。 オリジナルの味わいが少しクリア過ぎるかなと思っていたのに加えて元々のにごり酒好きもあって、この三益かぶとむしは必飲の一本でした。お酒はいつも購入した順に飲んでいるのですが、三益かぶとむしは待ちきれずに追い越しで開栓してしまいました。 開栓時にはシュッとガスが漏れる生きの良さ。味のベースはもちろんかぶとむしですが、そこにおりがらみらしい味の奥行きが加わっています。期待通りの方向性ですが、期待以上の美味しさです。先入観からかもしれませんが、うっすらほんのり雪だるまの味わいのニュアンスも感じられます。 クリアで軽い飲み口が特徴のオリジナルと比べると、三益かぶとむしはふくよかで旨みもあり、また直汲みらしいフレッシュ感も持ち合わせた個人的にストライクゾーンど真ん中の一本です。 また、オリジナルはプリントボトルですが、三益かぶとむしは従来通りのフィルムラベルとなっています。ラベルコレクターとしてはこれも嬉しいポイントでした。 冷蔵庫のキャパオーバー覚悟で2本購入しておいて良かったです。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃 かぶとむし🌈のおりがらみ❗️酒屋さんとの限定品なんですね😍味わいレビューからもドンピシャ旨い一本というのが伝わります😋ここぞの2本購入もナイス判断ですね👍
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます😊 2本購入の決断をした自分を誉めたい美味しさでした!来年も出たら複数購入決定です。というか責任を持って来年も出してもらわなければ困ります😱
Akabu翡翠純米吟醸
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Hori
初めて赤武のお酒をいただきました。 評判を聞く限り赤武は絶対に美味しいので敢えて避けていました。 出たら必ず買う追いかけ中の銘柄が既にいくつかあり、その他スポットで購入するお酒もあったりで、冷蔵庫が常にいっぱいだからです。一度飲んでしまったら追いかけたくなること必至なので手を出さなかったのですが、翡翠を買ってしまったのは絶対に美味しいであろうことに加えて、ネーミングとラベルデザインにヤラれたからです。 で、飲んでみたら案の定美味しい。いや、想像以上に美味しい。甘酸っぱくてジューシーで、雑味がなくクリアな味わい。夏酒ですが軽すぎずにしっかりと旨みがあって、味が濃いのに嫌なところがひとつもない。 飲む手が止まらず四合瓶を半分ほど空けてから気付きましたが、アルコール度数13%なのですね。しっかりとした味わいで満足感が高いので分かりませんでしたが、通りで止まらないわけです。 初めての赤武は期待以上の美味しさでしたが、こうなると翡翠以外のお酒も飲んでみない訳にはいかなくなってしまいます。 心配していた通りの展開ですが、それでも赤武に出会えてよかったです。きっかけとなった翡翠に感謝です。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃 初赤武さん㊗️おめでとうございます🎉 ホント!さけのわ見てると飲みたいお酒が多くて🥹冷蔵庫と肝臓が足りないですよね😅
Hori
ジェイ&ノビィさん コメントありがとうございます! 本当に冷蔵庫と肝臓が足りませんね💦 まだ一年目なので飲んでみたいお酒が多すぎて。。。次の健康診断が怖いです😨
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Hori
目にも涼やかな陸奥八仙の夏吟醸をいただきました。見た目の涼しさは日本酒全体の中でもトップクラスではないでしょうか。 この爽やかな水色のボトル、不思議なことに口の部分は透明です。水色のガラスで作ったボトルではなく、透明のボトルを後からなんらかの方法で着色しているのでしょうか。 陸奥八仙はお土産でいただいた火入れの赤ラベル以来2本目です。 夏吟醸は味も香りも赤ラベルと同じくリンゴ系のニュアンスですが、赤ラベルほどの甘さはなく、ボトルのイメージ通りのスッキリとした清涼感のある味わいです。醸造アルコールの効果か、後口には辛みも感じる設計のようで、キレがあって暑い日にもピッタリです。さらに14度の低アルコールでクピクピと飲めてしまいます。 氷を落としたらよりシャープな飲み口になるかと思い試したところ、意外にも氷を入れた直後は甘さが強まる結果に。原理は分からないながらこれはこれで美味しかったのですが、冷えてくると次第に味の膨らみが失われてしまい、アルコール感だけが強まる結果に。個人的なベストは5〜10℃程度でしょうか。 陸奥八仙は夏どぶろっくも冷蔵庫に控えているので、開栓するのが楽しみです。
Fusano KankikuTrue White純米大吟醸原酒生酒無濾過
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久しぶりの寒菊はオケージョナルシリーズのTrue Whiteです。 岡山県産雄町を50%精米した贅沢な純米大吟醸。開栓した瞬間から芳醇な香りを放ちます。グラスに注ぐと極々細かな気泡。 口に含むと心地の良いフレッシュさと同時にジュワッと濃厚な甘みと力強い旨み。濃い味わいではあるが、ほのかな酸味のおかげか重さは感じない。後半はしっかりと苦味があり、後口を整えてくれる。上立ち香の段階から余韻までいつもの寒菊らしいニュアンスが一貫していて、安定の美味しさです。 裏ラベルに「寒菊らしさを表現できるような味わい」「雄町のポテンシャルを綺麗に引き出す」と書かれていますが、まさにその通り。 雄町の良さ、寒菊の良さを見事に融合させた珠玉の一本です。 例年はおりがらみのTrue Redも発売されているようですが、今年は残念ながらキャンセルされました。新商品の酒未来-Wonderland-が発売された兼ね合いでしょうか。 寒菊は毎月コンスタントに発売されるので、常にフレッシュなお酒をいただけるのですが、飲むペースが落ちると途端に追いつけなくなってしまいます。現在冷蔵庫に寒菊だけで6本。うれしい悲鳴です。
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