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清酒地图

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Suzune幸せの黄色いすず音
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Hasegawa Saketen (はせがわ酒店)
家飲み部
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ジュースだね。黄色い色のにごり酒です。甘さも軽く、日本酒感も少なめ、アルコール分は4.5%とビール並です。若い人には飲みやすくて、日本酒臭さもなくて、取っつき安いアルコール飲料と認識されるでしょうが、我々おっさんには日本酒のプライドを忘れるなよと、つい余計な事を言ってしまいそうです。
Shichikenスパークリング山ノ霞にごり酒
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Hasegawa Saketen (はせがわ酒店)
家飲み部
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軽やかな発泡と甘めの口当たりは正にスパークリングワインの飲み心地だ。グビグビ飲めちゃう。がんがん行けちゃう。あっという間飲み干してしまいました。テイストも強すぎなく、水っぽくもなくうまく調整されています。こういう飲みやすさを全面に出した酒は食中酒として今後どんどん海外にアピールし、スパークリングワインのシェアを奪っていくべきだと思いますね。
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Shinanoya (信濃屋)
家飲み部
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名門黒龍の味は大変オーソドックスでスタンダードなものでした。日本酒といえば先ずはこの味を中心にフルーティだったり、淡麗辛口だったり、バリエーションがこの酒の味を中心に左右上下に展開する、そんな印象です。但し、味付の設定は軽めであり、飲みやすいと言う人と薄いという人がいるかもしれません。最近は濃くてしつこい味付が嫌われる傾向にあるので、上撰水の如しは現代の王道なのでしょう。
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水橋
家飲み部
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あまくちですが、サラッとしていてキレも良い。涼というネーミングのとおり、冷たく冷やして飲むとすっと喉に入っていきます。夏仕様の酒の多くは薄味、実は薄っぺらい味付が少なくないのですが、この酒はしっかりしたボディがあります。流石に9号酵母を提供した老舗酒蔵です。芯の太い存在感がこの蔵の一番の魅力のような気がします。
Hakugakusen夏虫 五百万石十割仕込純米吟醸
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水橋
家飲み部
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夏虫と命名するするだけあり、夏向きのアッサリ軽めの味付。甘過ぎす、辛口いうほどでもない。水の如く飲みやすいが、水のように味が薄いとも表現できる。しかし、水のようにサラッと飲んで欲しいから夏虫との命名なのであり、この種の季節限定酒に奥深さを求めるのは、逆に飲む側の無知をさらけ出しているに過ぎないのであろう。
Sara宵の風純米吟醸原酒生酒無濾過
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かき沼千住 nomiyoko
家飲み部
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強い甘口です。が、しかしくどさや雑味は感じられません。キレも良く、飲みやすい仕上げとなっています。正に軽いタッチで飲める芳醇旨口の代表選手です。但し、強い甘みは料理も選びます。ちょい主張が強い分、合わせる料理にちょい制限が掛かってしまいますが、この酒はそんなことを超越して自己主張を続けて貰えればと思います。
Oze no Yukidoke夏吟純米大吟醸生詰酒
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はせがわ酒店 はなれ
家飲み部
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フルーティー系の味付けであり、夏吟と称するあっさり、軽め、飲みやすい仕様の純米大吟醸酒。火入れ一回の生詰酒ということで、軽めの中にもバランスの取れた味が垣間見える。夏はアッサリ、キレ良く、 後味スッキリがやはり王道のような気がするね。何せ暑いので毎日喉を潤したくなるが、軽めに済ませることが、呑兵衛が夏を乗り切る秘訣でありましょう。
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水橋
家飲み部
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フルーティでシュワシュワ感がある。甘さはサラッとしていて、あっさりめ。キレも良い。この飲みやすさのバランスは大変洗練されていて、モダン日本酒を代表する蔵元らしい、九十九里で醸される都会的な意欲的作品である。飲みやすいので、気がついたら四合瓶などあっという間である。
HououbidenBlack Phoenix純米吟醸生酒無濾過
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Hasegawa Saketen (はせがわ酒店)
家飲み部
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フルーティな飲み心地である。キレが良く、甘さがあとに残らない。バランスが良いのである。雑味の甘さは口に残り、あとから悪さをするが、すっとキレる上品な甘みは桜と同じて潔い。Black Phoenixはこの蔵を代表する銘柄であろうことは飲んだ途端に理解ができた。ラベルの意匠もきらびやかで上品であり、とても素敵な印象を受ける。芳醇旨口を代表する造り手として、これからも日本酒業界を牽引してゆくこの蔵の次の一手を楽しみに待っていたい。
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水橋
家飲み部
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甘口ではあるが、甘さは控えめで、出しゃばらない。豊潤旨口派からも淡麗辛口派からも好かれる上品な味わい。主張し過ぎないから食中酒としても大いにイケる酒であり、控えめな中にもバランスの取れた器用な酒である。個性的には控えめな酒では有るが、食事に寄り添う酒とすれば、超一流のホストである。日本の日本的本質は寄り添う技術であり、その技術を取得しているものだけが得られる純日本の牽引者である貴重な酒蔵でありましょう。
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かき沼千住 nomiyoko
家飲み部
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とても品の良い甘口酒ですね。雑味はなく、優しくさらり飲めます。このバランスが素晴らしい。奥が深いのですが、キレも良い。 甘系の酒はこのバランスが難しいのですが、見事ですね。バリバリフルーティ、がっつり旨味の酒もよいのですが、淡麗感を残す旨口は、日本酒の王道を熟知した手練の味付です。流石、田酒ですね。
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家飲み部
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紅色で綺麗です。酒の味がするサイダーですね。飲み心地もサイダーです。アルコール度は9%、今日のように真夏ギラギラの暑い日は水分補給としての用途も重要です。アッサリするっとグビグビ、あっという間に飲んてしまいます。蔵元も遊び感覚で作っているのでしょうから、飲み手も遊び感覚で飲みましょう。
KoeigikuHello! KOUEIGIKU原酒生酒無濾過
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家飲み部
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シュワ感のある甘めの飲み口ですね。あまめだけれど、後味スッキリ、キレはバッチリ、上品な舌触りです。飲みやすく、バランス感覚も抜群な優等生酒蔵ですな。
Ugonotsuki微発酵にごり純米吟醸生酒
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かき沼千住 nomiyoko
家飲み部
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油断していた。こんなに元気な酒だとは思わなかった。凄い勢いで吹き出した。少なからず机とランチョンマットに飲まれてしまった。反省しきりである。 家飲み部の掟は、一瓶を自分以外に飲ませないことである。勝手な解釈だが… 私の場合、他人には飲ませなかったが、机とランチョンマットに飲ませてしまった。責任を取って家飲み部を辞任しなければならないかもしれぬ。 ところでこの酒のポイントは、飲みやすさだ。カルピスのような味と飲みやすさだ。軽すぎず、旨味を出しすぎず、バランスが絶妙だ。日本酒においてバランスは大変重要な要素だ。フルーティな甘さも良いし、旨味が豊富な酒もよい。しかし、こういった特徴を強調すればするほど、日本酒原理主義者から反感を買う。フルーティでワインに寄せるのも良い、スパーリングでシャンパンに寄せるのも良い、でもあなたは日本人だから酒も日本酒の範疇を超えてはいけない。いや、超えても良いが、日本人には嫌われる。だからこそ、バランスが重要なのである。この酒はバランスが良い。だからこそ、この酒は日本酒としての存在価値を残しながら、シャンパンと喧嘩出来るバランス感覚を持つ酒蔵が必要なのです。
大嶺3粒 夏のおとずれ原酒
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Hasegawa Saketen (はせがわ酒店)
家飲み部
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加茂錦は特徴ある荷札デザインが売りであるが、こちらは3粒という不思議なネーミングと漫画のイラストが売りである。 この外観により味を知らない人でも、その存在だけは強くアピールすることに成功している。しかし、酒である限りその判定基準は勿論味である。 甘い。第一印象はこれに尽きる。サケラボチャンネル等の強力な情宣により、甘ったるい酒は、現在の新たなムーブメントとして認識されるようになってきた。これはジリ貧の道を歩んできた日本酒にとっては起死回生の革命となるかもしれない。しかし、日本酒の主流は若者では無く、中高年なのである。淡麗辛口、これは中高年の憲法第九条だ。そして、彼らの辞書に甘口と言う言葉はない。甘酒しか飲めないお子ちゃまは、三増酒からダルマから赤玉ポートワインからワンカップまで飲んでいる中高年に味覚のダイナミックレンジにおいて勝てるわけがない。この酒はダイナミックレンジが低いお子ちゃまには受けるかもしれないが、中高年の支持は取れないだろう。寒菊や寫楽のように甘さの寸止めと、味の軽さをどう克服するかが課題ではないか。そうは言っても、軽くてフルーティで飲みやすい酒であることには間違いない。
Super Kudoki Jozu純米大吟醸 生詰 改良信交純米大吟醸生詰酒
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かき沼千住 nomiyoko
家飲み部
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淡麗辛口の伝統的な味わいです。サラッとしていて飲みやすく、雑味もない。優等生的な味ですか、個性もあまり感じません。選んで間違いは無く、選んで大きな感激もありません。冷たいようなかんそうてすが、優等生は昔からこんな扱いを受けてしまうのてす。ラインナップの中で破天荒な正に口説き上手な一本を期待しています。
Kamonishiki荷札酒酒未来純米大吟醸純米大吟醸
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Imadeya Ginza (いまでや銀座)
家飲み部
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このさけは特異な外観で、一度見ると忘れない。荷札酒という呼び方も独特で一度聞くと忘れない。さすれば、カッコばかりではなく、実力はどうなのという話が必ず出でくる。どうせ見栄えだけの酒だろうと呑んでかかると返り討ちに合う。カッコも良いが実力も兼ね備えでいる。やさ男なのに空手も有段者みたいな奴なのだ。 それではどんな味なのか。淡麗フレッシュとラベルに書いてあるが、記載に偽りはない。キレもよく、雑味はない。こういう酒は飲みやすさの落とし穴にハマって飲みすぎてしまうきらいがあるが、わかっちゃいるけど止められね〜ということで飲みすぎました。外観が派手っちぃ奴は思いの外、硬派で正統派のカッコいいやつでした。
Dassai磨き三割九分純米大吟醸
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家飲み部
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流石に現代日本酒のリーディングカンパニーだけあってバランスの良い繊細な飲み心地です。別な蔵で上撰水の如しという言葉が使われていますが、この酒にも正に当てはまります。但し、余りにも優等生なため、ワイルドな個性を期待する時もあります。何と贅沢な妄想ですが、酒業界のトヨタはそういう宿命を負っているのです。
Dassai磨き三割九分純米大吟醸
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家飲み部
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流石に現代日本酒のリーディングカンパニーだけあってバランスの良い繊細な飲み心地です。別な蔵で上撰水の如しという言葉が使われていますが、この酒にも正に当てはまります。但し、余りにも優等生なため、ワイルドな個性を期待する時もあります。何と贅沢な妄想ですが、酒業界のトヨタはそういう宿命を負っているのです。
Kazenomori秋津穂657純米生酒無濾過
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Ginza Kimijimaya (銀座君嶋屋)
家飲み部
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皆さんがおっしゃるとおり、飲みやすい。旨味や甘味が強すぎず、サラッと控えめなところがこの酒の素晴らしいところ。更に酸味とシュワシュワ感が、これも控えめに味の複雑さを演出しています。全ての要素が主張しすぎないバランスの妙が、この酒の命ですね。甘い酒が、淡麗辛口の対極軸として持て囃されている昨今ですが、旨口と称して雑味の甘さを平気で前面に出している蔵もあります。雑味の甘さはあとを引くことから、この蔵のような洗練された甘口とは区別せざるをえません。この味をイメージし、そして作り上げた蔵元の想像力に脱帽する限りです。
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