初めての醸し人九平次、初めての愛知県のお酒です。
醸し人九平次はよく聞く銘柄なのでずっと前から気にはなっていたのですが、なかなか飲む機会がありませんでした。1月の上旬、酒屋さんからのメールでこのうすにごりの存在を知り、日本酒ではあまり聞かない予約限定販売というところに興味を引かれ、すぐに予約しました。
予約限定販売の他にも、醸し人九平次では希少な生酒であること、わざわざ兵庫県に法人を立ち上げて栽培している兵庫県産山田錦を使っていることなど、興味深いポイントがたくさんあります。
2月下旬に入荷連絡があり、即日受け取ったのですが、飲むまで2ヶ月もかかってしまいました。裏ラベルには極力早めにと書いてありましたが、氷温保存していたので大丈夫だと信じましょう。
さて、初めての醸し人九平次のお酒。グラスに注ぐと比較的サラサラとした質感で、ポカリスエットよりやや薄い程度のにごり具合です。爽やかな果実様の吟醸香があり、口に含むとピチピチとしたガス感。味わいはふくよかな旨みがありながらも軽めの飲み口で、うすにごりの割にクリアですっきりとしています。印象としてはエレガントで上品。
来年も飲みたい一本です。