Roy
埼玉県幸手市の石井酒造さんのお酒。天保11年から続く歴史ある酒造。銘は幸手と書いて「しあわせのて」と読む。切絵風の懐かしさ溢れるラベル。幸手市産の米で醸した地酒中の地酒と謳っている。
謳い文句にある通り、米のふっくらした香りと酸味を感じる。これは素朴な酒だ。燗で頂くと格段に香りが引き出される。古き良き日本の田舎にタイムスリップしたような懐かしさを感じる酒だ。
今夜はこれでゆったりと温まりたい。
後日、抜栓から一ヶ月弱経ってしまったが、最後の少し熱燗で飲もう。42度。口に含んで驚いた。甘みが爆発し濃厚な味わい。これは良い。時間とともに味が薄くなることはよくあることだが、風味が濃くなるのは新鮮な体験だ。変化を楽しめる酒として記憶しておきたい。