Logo
Sakenowa记录你的日本酒体验,发现你的最爱
こん助こん助
長野県から攻めていきます('ω') 忘れない お酒をしっかり味わうこと

注册日期

签到

33

最喜欢的品牌

0

清酒地图

你喝过的清酒的产地在地图上会被标色。

时间轴

Nito山田錦 純米六十五 生原酒純米原酒生酒
alt 1
alt 2alt 3
家飲み部
24
こん助
愛知県岡崎市にある丸石醸造、「二兎」山田錦純米六十五生原酒です。1690(元禄3)年創業の丸石醸造は、今年で333周年卯年という節目を迎える歴史ある酒蔵です。二兎シリーズは、現在の蔵元の深田氏と杜氏の片部氏ら若いスタッフが一丸となり、2015年に誕生した新銘柄。日本酒の持つ二元的な美味しさの同居をテーマに掲げた「二兎」。シリーズ全ての香りを揃えるため酵母は同じものを使用しており、雄町・山田錦・出羽燦々・愛山・萬歳の5種類の酒米が異なった精米歩合で醸されています。 洋梨やメロンを思わせる適度な華やかな香り。やや黄色がかって、細やかな泡立ちが見られます。微発泡を携えつつも、新酒らしからぬ柔らかな口当たりで流れ込む印象。溶け込んだように調和的な甘味と旨味の後で、軽やかに弾けるような酸味が舌に乗り、山田錦のふくよかさを残しながらスッと消えていく。既存を良い意味で裏切るモダンな一本です。
揖斐の蔵しぼりたて普通酒原酒生酒無濾過
alt 1
alt 2alt 3
家飲み部
15
こん助
岐阜県揖斐郡揖斐川町の所酒造、「揖斐の蔵」しぼりたて蔵出し生酒です。毎年11月下旬頃の蔵開きを記念する一本。今年は11/25〜26の日程で、蔵元の新酒まつりが開催中。所酒造は兎心BLACKで知られる房島屋が有名ですが、こちらの揖斐の蔵は30年以上続くロングセラーな銘柄です。 おりがらみでほのかに黄色がかった白濁色。香りはフレッシュなメロンが華やかに漂います。槽搾りたての原酒なため、アルコール度数19〜20と高めなのですが、それを一切感じさせないストレートジュースのような飲み口。はっきりとした甘味がさらりとした口当たりで、口から喉へと駆け抜けます。それでいて味わいを引き締める辛味と渋味の余韻が、食中酒の所酒造らしさを思い起こさせます。今年の出来を占う蔵開きのセレモニーにうってつけの一本です。
本州一純米吟醸 無濾過生原酒純米吟醸原酒生酒無濾過
alt 1
alt 2alt 3
家飲み部
18
こん助
広島県広島市安芸区船越にある梅田酒造場、「本州一」純米吟醸無濾過生原酒です。1916年創業の梅田酒造場。年間の仕込量はわずか200石で、酒米・酵母・仕込水を地元産にこだわって酒造りが行われています。本州一に使われる千本錦は、親の山田錦の良さを生かしつつも、丈が短くより早く熟すなど、地元の風土に合うよう改良が施された広島独自の酒米です(2000年に県の奨励品種となります)。本州一は「Kura Master」や「IWC」での受賞歴も多く、欧州でも評価されている代表銘柄です。 黄金色の透明で、華やかな青リンゴ風の香りが注いだ段階から広がります。程よいとろみを携えたふくよかな旨味と、慎ましい自然な甘味のバランス。対照的な調子でピリピリとしたニュアンスと一緒に、シャープな酸味が顔を出します。フルーティさを漂わせ、まろやかに膨らみつつも、ストンとクリアに落とす技ありな一本です。
Sugataヤマタノスガタ 純米吟醸 無濾過生原酒純米吟醸原酒生酒無濾過
alt 1
alt 2alt 3
家飲み部
18
こん助
栃木県栃木市西方町の飯沼銘醸、「姿」ヤマタノスガタ純米吟醸無濾過生原酒です。飯沼銘醸は1811年創業の200年以上の歴史を持つ酒蔵。姿シリーズは、現在の蔵元兼杜氏の飯沼徹典氏によって打ち出された銘柄です。西方町真名子は「八百比丘尼」になったと伝わる八重姫の故郷。八百年の歳月も変わらぬ姿を映し出したとされる姿見の池にちなみ、「姿」と名付けられています。ヤマタノスガタは酒母造り、醪の三段仕込み(初添・仲添・留添)に使う麹米と掛米を、全て異なる8種類の酒米で醸した遊び心のあるお酒です(2019年「八種米」の名で誕生)。 ほのかに黄み掛る透明色。香りは穏やかですが、ふくよかな幅を予感させます。滑らかな軽快さがありつつも、旨味に裏打ちされた芯のある甘味。全体を優しく包むような酸味。品のある渋みが静かに味わいを引き締めます。真夏の夜にオロチも酔わす、芳醇を軽快に楽しませる一本です。
Daishinshu以和為貴純米大吟醸原酒生貯蔵酒生詰酒無濾過
alt 1alt 2
alt 3alt 4
ずくだせ!信州の日本酒
23
こん助
長野県松本市島立にある大信州酒造、「大信州」以和為貴です。聖徳太子の十七条憲法に有名な「和を以って貴しと為す」は、大信州酒造の礎を築いた下原杜氏の座右の銘だったそうです。小谷杜氏で「まあるい酒」を理想とした下原杜氏は、蔵人たちの調和を重んじ、日々の顔色や働く姿を注視して見守ったといいます。16歳で前身の原田屋に入蔵し、91歳になる2008年まで大信州を支えた下原杜氏。今もなお大杜氏の信条が、大信州の遺伝子として酒蔵に受け継がれています。 ほのかに黄味がかっており、慎ましさのある華やかな香りが広がります。チリチリと舌を優しく刺激しながらも、透明感と粘度のある円い口当たり。味わいの境界を感じさせないほどに、調和的で洗練された上品な甘味と旨味。酸味から渋味にかけて、着地したことを気付かせないような、キレが良いというには余りに繊細な後口。ある意味、酒呑みには「物足りない」と思わせるほどに、丁寧に磨き上げられた一体感のある芸術肌な一本です。
Harugasumi山田錦 別注おりがらみ生特別純米生酒おりがらみ
alt 1
alt 2alt 3
家飲み部
22
こん助
秋田県仙北郡美郷町にある栗林酒造、「春霞」山田錦別注おりがらみ生です。栗林酒造の「春霞」は美郷錦・六郷の湧水・九号&亀山酵母をアイデンティティとしていますが、美郷錦と異なる酒米を用い、栗ラベルという季節限定のシリーズも醸しています。9月に出荷するひやおろしの栗ラベルは、このお酒と同じスペックの山田錦特別純米。今回は酒屋さん別注でおりがらみ生となっています。 澱自体は細かく、薄く白んだ色味に、ほのかに乳風味のある香り。優しく柔らかな甘味と旨味が広がりつつも、対照的にはっきりとした酸が程よい渋味を携えながら長めの余韻を響かせます。鼻に抜けていく香りは非常にふくよかです。この味わいのバランスが、3か月後にはどのような表情になるのか楽しみな一本です。
Wawawa十四純米 山恵錦 生かすみ純米原酒生酒おりがらみ
alt 1
alt 2alt 3
ずくだせ!信州の日本酒
20
こん助
長野県佐久市塚原にある古屋酒造店の「和和和」十四純米山恵錦生かすみです。古屋酒造店では杜氏の中島氏によって地元に流通する深山桜が醸されていますが、和和和は5代目蔵元である萩原深氏が立ち上げた代表銘柄です。本来のスペックは火入なのですが、酒屋さんの別注で生おりがらみ仕様。 ほんのり霞みがかった色味に、綿菓子のような優しい香り。トロリとまろやかで膨らみのある甘旨が、微かにチリチリとしたフレッシュさを携えながら口いっぱいに広がります。バランスの取れた酸味もあり、すっきりとした印象。原酒らしい厚みのある味わいがありながらも、低アル14度の足取り軽やかな後口の一本です。
ジェイ&ノビィ
こん助さん、こんにちは😃 我々、3月末に行った長野旅行で和和和さん買ってきて、それがメチャ旨だったので、他のも飲みたいって思ってます🤗こちらも美味しそうですね😍
こん助
ジェイ&ノビィさん、こんにちは。和和和の生原酒かすみは、トロリと粘度のある甘旨が最高ですよね。今の時期は「金魚ラベル」吟醸ひとごこち+9というキレ口な夏酒も。この「十四純米」は唯一の山恵錦みたいです。
Harugasumi六号酵母 純米吟醸 生酒純米吟醸生酒
alt 1
alt 2alt 3
家飲み部
25
こん助
秋田県仙北郡美郷町にある栗林酒造、春霞六号酵母純米吟醸です。栗林酒造では2019年時点で、生産量の8割を美郷錦を使用して醸しています。秋田県で1988年頃から開始された新品種開発事業の流れの中で生まれた品種で、親は山田錦と美山錦。美山錦に比べ、精米適正や心白の発現に優れますが、耐倒伏性は弱く栽培は容易でない品種です。春霞は基本的に九号酵母と蔵由来の亀山酵母が使われますが、この酒のみ新政で有名な六号酵母で醸されます。 穏やかですが、洋梨のような上品な香りが感じられます。若干発泡のニュアンス。口当たりは柔らかく透明感がありつつも、旨味と酸味を携えたバランスの良いしっかりとした甘味が印象的です。旨味と一緒に渋味がほのかな余韻を残しますが、サラリとした後味。柔らかジューシー爽やかな一本です。
Daishinshu豊野蔵 朝しぼり純米吟醸生酒
alt 1
alt 2alt 3
ずくだせ!信州の日本酒
23
こん助
長野県松本市の大信州酒造、大信州豊野蔵朝しぼりです。大信州酒造は前身の原田屋が、終戦直後に県内の複数の酒蔵を合併し誕生。醸造を担当する豊野蔵(長野市)と、瓶詰・出荷を担当する松本蔵に分かれ、長い間酒造りが行われてきました。10年以上の歳月をかけ、2020年より松本蔵に拠点を集約。この豊野蔵朝しぼりは本来、毎年豊野蔵の蔵開きの時期に合わせて、豊野地区の酒屋限定で卸されていたものです。 穏やかながら果実感を充分に覚えさせるリンゴの香り。微発泡ともに透明感のある甘旨が口内に弾けますが、酸味が顔を出したかと思うと、舌を包みながらさらりと拭われていきます。灯るような苦味が穏やかな余韻を演出する、大信州らしい調和の取れたふくらみのある辛口。GW最終日に、松本の地に降り立ったかのような一本です。
MATSUO上水内 純米吟醸 生酛 槽口搾り 生原酒純米吟醸生酛原酒生酒槽しぼり
alt 1alt 2
alt 3alt 4
ずくだせ!信州の日本酒
17
こん助
長野県上水内郡の高橋助作酒造、松尾「上水内」純米吟醸生酛槽口搾り生原酒です。高橋助作酒造は2020年から3年連続で、製造する全ての日本酒について、県内・地元産の山恵錦を使用しています。現在では県内の40以上の酒蔵が醸す山恵錦ですが、高橋助作酒造は山恵錦が品種登録された2020年の7年前から、試験的な栽培や醸造に携わってきました。松尾の生酛づくりは、数年ぶりの復刻となるようです。 穏やかなリンゴ系の香り。他の松尾シリーズでも感じられる単糖類のようなクリアな甘味が、旨味と一緒に舌に染み入るニュアンスはあります。軸のある酸味が味わいの下地になっており、芳醇でありながらすっきりと調和的に仕上がっているように感じます。複雑さを感じながらも、食中酒としても楽しめる一本です。
Ibi131年周年記念純米原酒生酒無濾過
alt 1alt 2
alt 3alt 4
家飲み部
30
こん助
岐阜県揖斐郡、杉原酒造の創業を記念する限定酒、射美131周年記念です。杉原酒造は明治25(1892)年創業。現在は、5代目の杉原慶樹さんが蔵主兼杜氏として、年間100石に満たない高品質の日本酒を醸されています。慶樹さんは、青年海外協力隊での活動を経て、実家の家業だった酒造りを継ぐという異色の経歴を持つ方。一から酒造りを学び、研究者や農家と協働してオリジナルの酒造好適米、揖斐の誉の開発・栽培に成功。この揖斐の誉を使い、6年かけて射美シリーズを立ち上げられました。「美酒を射る」との想いが込められた射美。2009年に誕生し、今年で14年目をむかえます。 爽やかかつマスカット感のある香り。口当たりは若干とろみを感じる程に柔らかい。糖度の高い果汁を飲んでいるかのような非常にクリアで綺麗な甘味。旨味もしっかりとしていながら、とてもスッキリとした印象です。甘旨の余韻に苦味が遅れて重なる様は、上質な洋菓子が口内で溶けていくまさにそれ。造り手の気概と可能性を感じさせる、10年後も変わらずあり続けて欲しい一本です。
エース
こん助さん、こんばんは🎶 すごいお酒🍶飲まれてますね😄 ビートルズを連想させるシールも印象的ですね。レビューも丁寧な説明で勉強になります👏
こん助
エースさん、ありがとうございます。どうやら5,000本ほど出回っているようなのですが、偶然出会わせてくれた酒屋さんに感謝です。ビートルズ的なシールは、協働による偉大な創作を思わせるとても粋な表現です。
えりりん
こん助さんコンバンハー(´∀`∩ コレは初めて見た👀 買ってない無い🥺 近場で売ってるか確認しなきゃ💦 レビューをみて焦ってます😥😥
こん助
えりりんさん、こんばんは。射美に携わる人達みんなで利益を享受する意味で、蔵元は意図的に特約店のみに卸しているようです。射美10周年記念の時も、今回と同じラベルで出たらしいですよ。
Bojimaya2023年限定にごり酒純米原酒生酒無濾過
alt 1
alt 2alt 3
21
こん助
岐阜県揖斐郡の所酒造、房島屋2023年限定にごり酒です。限定にごり酒は昨年からの実験的な試みのようで、白麹を使って醸された純米酒に、純米大吟醸のにごりが2割ほどブランドされています。酒米は「あけぼの」と「ハツシモ」。ハツシモは県内でも、岐阜市や西濃地方でしか栽培されていない飯米です。ちなみに所酒造から揖斐川沿いを南の場所に竹雀の大塚酒造があり、大塚酒造ではこのハツシモを使った「初霜」という銘柄を醸しています。 おだやかなフローラルな香り。程よいガス感で、口当たりはフレッシュな印象。雑味のない濃厚な甘旨の液体が流れ込みます。軽快な酸が春うららを感じさせるかのように、味わいをバランス良く保つ下支えしています。酸味の後に控える心地良い苦味の余韻は長めです。華やかさと芳醇さを兼ね備えた甘旨キュンな一本です。
Takesuzume槽搾り 山廃純米 おりがらみ生純米山廃生酒おりがらみ槽しぼり
alt 1
alt 2alt 3
15
こん助
岐阜県揖斐郡にある大塚酒造、竹雀の山廃純米おりがらみ生です。大塚酒造は、射美を醸す杉原酒造から揖斐川を挟んだ左岸にあります。現在の6代目杜氏により新しく打ち出された銘柄が、竹雀シリーズ。近所の農家とタッグを組み、同町で栽培された山田錦や河川の伏流水を使い、地産地消や昔ながらの製法にこだわって醸されています。 華やかなバナナの香り。微発泡のフレッシュなニュアンスを携えつつ、口当たりはまったりとした印象もあります。しっかりとした甘旨が、舌をなぞるように滑っていき、酸味は軽快な繋ぎ役。程よい苦味と合わさりながら、渋味が舌に腰を下ろすように、長めの余韻を響かせます。重厚な味わいながら、春酒らしさも持ち合わせている一本です。
IbiWHITE原酒生酒無濾過
alt 1
alt 2alt 3
26
こん助
岐阜県揖斐郡にある杉原酒造の射美シリーズ、射美WHITEです。射美シリーズは自社開発の酒米「揖斐の誉」を使用。2021年に県の酒造好適米に登録された揖斐の誉は、日本酒の醸造と揖斐の土地柄に合った栽培の適正を併せ持つ酒米のようです。WHITEは通常使われる黄麹に、焼酎の醸造で使用される白麹を加えて醸されています。 穏やかなパイナップルの香り。口当たりが非常にまろやかで、濃いめの甘味と旨味が感じられますが、まろやかさに包まれて尖り過ぎず上品な印象。舌へのピリピリとした刺激と一緒に、芳醇さが口の中いっぱいに広がります。苦味の余韻は長めですが、濃いめの甘味と一緒に苦甘な心地良さを感じさせてくれます。上品さを携えた濃厚なお返しの一本です。
Mikotsuru純米吟醸 諏訪美山錦 火入れ純米吟醸
alt 1
alt 2alt 3
21
こん助
長野県諏訪郡の御子鶴酒造が醸す御湖鶴です。御湖鶴酒造は地元農家と契約し、山田錦・金紋錦・山恵錦・美山錦・ひとごこち・五百万石(唯一会津産)を使用。それぞれ精米歩合50%で純米吟醸を醸しており、酒米の特徴を活かしたシリーズを揃えています。今回呑む美山錦は酒蔵のある諏訪産。火入れは瓶詰め後、湯煎により一度だけ加熱処理を施しています。 爽やかなリンゴの穏やかな香り。火入れでありながら、ほんのりと立ち上がる微発泡がフレッシュさを感じさせます。爽快な甘味と舌に灯りを灯すような旨味の広がり。酸味はそれほど感じませんが、すっきりとした口当たりで、穏やかな苦味が余韻を引き締めています。フルーティーさやフレッシュなニュアンスを、バランスよく楽しめる一本です。
Daishinshu純米大吟醸 スパークリング純米大吟醸生酒にごり酒
alt 1
alt 2alt 3
18
こん助
長野県松本市の大信州酒造が醸すスパークリング。大信州のスパークリングは精米歩合49%と59%の2種類があり、今回は純米大吟醸(49%)の方を頂きます。酒米はいずれも県内産ひとごこちを使用。 ※アイスピックを用いた開栓方法の説明書がついています。面倒な方はしっかり酒蓋を押さえて、徐々にガスを抜いた方がよいです。爆発しますw 香りはフローラルで上品な印象。にごり酒らしいミルキーな装いですが、味わいは対照的にスーパードライ。炭酸とともに大信州の調和的な甘味と旨味が、流れ星のように駆けていきます。驚くほどすっきりしていながら、苦旨の余韻が穏やかに響きます。華やかな雰囲気だけでなく、呑兵衛の心も盛り上げてくれる一本です。
Tenmei純米生酒 中取り 肆号純米生酒中取り
alt 1
alt 2alt 3
25
こん助
福島県の曙酒造、天明の新酒です。中取りは11月から毎月酒米や磨きを変えて醸されおり、零号から伍号まであるようです。今回は肆号。他のシリーズが県内の酒米を使用している中、赤磐雄町が75%使われています。 香りは果実感があり、尖り過ぎないフレッシュさ。しっかりとした甘味と旨味が感じられます。苺を思わせる調和的な酸が味わいを縁取る中、前半で広がる甘味や旨味がさらりと拭われる驚きがあります。食中酒として楽しめる新酒です。
Daishinshu秋の純吟純米吟醸
alt 1
alt 2alt 3
19
こん助
時期は少しずれましたが、頂き物として味わいます。大信州秋の純吟は、他の銘柄のひやおろしと比べて、秋の訪れというイメージがあります。 ほのかにフルーツを思わせる吟醸香。 軽やかに舌先に乗ったあと染入る甘み。 甘みを包みつつ心地良く広がる旨み。 鼻腔を抜ける秋酒の芳醇な米の香り。 控えめに差し色として顔を出す酸み。 口内を静かに響く苦みの余韻。 円熟した円さというよりも、味わいをバランスを巧みに表現しながら、秋酒らしい芳醇さを携えた大信州の一本という印象です。
NabeshimaHarvest Moon特別純米ひやおろし
alt 1
alt 2alt 3
23
こん助
重陽の節句を迎えたので、鍋島のharvest moonを頂きます。ひやおろしの美味しさに驚愕した銘柄です。 ほのかにフレッシュな香り。 穏やかな微発泡。 控えめな甘さ。 滑らかな口当たり。 しっかりとした旨み。 円さとキレの良さ。 香ばしく芳醇な香り。 穏やかな苦みの余韻。 しっかりとした味わいがありつつも、実りの季節の主役達を引き立てられるようなお酒のように、感じます。
Togakushi純米吟醸 silverラベル 槽口搾り純米吟醸原酒生酒無濾過槽しぼり
alt 1
alt 2alt 3
14
こん助
青リンゴのような香りが、控えめに香る。 とろみのある口当たり。穏やかながら、フレッシュさを感じさせる酸。甘味ははっきりと感じるが、素朴かつ透き通るような印象で、舌に染み入るようでいてさらりとしている。べっこう飴や水飴を思わせる純朴だが癖になる甘さ。 槽口だが若々しさ以上に、ポテンシャルを感じさせる一本。個人的には、秋のひやおろしが楽しみである。
1