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長野県から攻めていきます('ω') 忘れない お酒をしっかり味わうこと

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飲んだことのあるお酒の産地に色がつきます
町田酒造純米吟醸 兵庫県産山田錦 直汲み原酒生酒無濾過
22
こん助香りは穏やかで、控えめな炭酸が顔を出す。 柔らかい粘度のある液体が甘味や旨味をバランス良く感じさせるのだが、春の朧月かのような、ダイレクトに舌に触れない淑やかな味わいがある。 後味は極めてすっきりとしているが、香ばしい香りがふくよかに余韻を演出する。
町田酒造特別純米 長野県産美山錦 直汲み特別純米原酒生酒無濾過
17
こん助メロンのような比較的はっきりとしたフルーティな上立ち香。シュワシュワとした微炭酸のエスコートで、甘味と旨味が舌の上を優しく流れていく。 炭酸が喉の奥へと移動すると同時に、苦味の余韻とふくよかな返り香を残して、それまで舌の上にあった味わい達は、ふわりと浮かんで消える印象がある。 長野県由来の美山錦のすっきりとした中にあるバランスの取れた味わいが、実感できる一本。
信州亀齢山恵錦 純米吟醸 無濾過生原酒原酒生酒無濾過
26
こん助開栓したと同時に、フレッシュなマスカットを思わせる芳香が穏やかに漂う。口当たりは柔らかく、対照的に華やかな微発泡が顔を出す。 心地良い炭酸が袋を破るかのようにして、蜜のような甘さが舌に流れ出る。しっかりと甘みを感じるが、舌を包むかのように繊細で、それでいて直ぐに喉に流し込みたくなるような艶やかさがある。 酸味はほとんど感じない。魅力的な甘みが解けて、ほのかな苦味へと切れていく瞬間は、芸術的。
尾瀬の雪どけ純米大吟醸 桃色にごり純米大吟醸原酒生酒にごり酒
20
こん助果汁のようなジューシーな甘みが口に広がるが、くどくはなく、さらっとすっきりとした印象。原酒とは思えない軽快さ。若干強めの炭酸が、春の訪れを祝うかのように、口当たりに華やかさを添えている。 甘みと少し重なるようにしてバトンを引き継いだ酸味は、見頃の梅を思わせるかのような甘酸っぱさで、みずみずしいニュアンスに拍車をかけている。 花と仲間と昼下がりが、似合う酒。
信濃鶴初しぼり 純米吟醸 無濾過 生酒純米吟醸原酒生酒無濾過
16
こん助トロッとした舌触りとシュワッと軽快な炭酸が、口内を刺激する。素朴でいてまったりとした甘みがあるが、控えめな苦味とともに粉雪のように消えてなくなる。しっかりとした味わいがあるのに、キレは良い。品のある芳醇な香りが、味わいに厚みを加えている。
大信州超辛口 純米吟醸 生 ひとごこち純米吟醸生酒
20
こん助微発泡と共にふくよかな芳香が口の中に広がる。甘味は穏やかかつ繊細に舌の上をなぞり、液体がアルコールのニュアンスを携え、シャープな切味をもって、喉の奥へと滑り込んでいく。鼻腔に残る香ばしさと程良い苦味が心地よい余韻を演出する。 「超辛口」と言いながら、決して薄っぺらくない調和的なバランスで、なおかつ触覚的な刺激で楽しませる引き出しも持っている。 辛口との名前に気後れしていたが、やはり大信州。調和的な味わいには敬服せざるを得ない。
佐久乃花直汲み 生 39-87純米吟醸生酒
14
こん助爽やかな甘味と軽快な酸味、新鮮さを思わせるフルーティーな香り。弾けるような口当たりだが、軽くなり過ぎず、苦味がグッと余韻のいかりを下ろす。 リンゴ酸高生産性酵母が使われているとのことだが、ビールでいうセゾンのように、初夏の昼下がりが似合う日本酒であるように思う。甘味・酸味・苦味のバランスが、絶妙な若々しさを演出している。
和和和純米吟醸 美山錦 生かすみ純米吟醸原酒生酒おりがらみ
15
こん助粘度を思わせる口当たりだが、喉の奥にすとーんと落ちるようなキレがある。同時にふわっと立ち上がる香りと、舌の奥を引き締めるほのかな苦味が、余韻を楽しませる。 おりがらみの生原酒ではあるが、舌先にちょこんと乗る淑やかさな甘さで、食中でも楽しめる日本酒である。
相模灘特別本醸造 無濾過生酒(しぼりたて)特別本醸造生酒無濾過
15
こん助一見すると淡麗辛口である。口当たりに程良い酸味が感じられ、キリリと全体を引き締めながら、飲み込む過程でアルコール感が口内から鼻腔へ抜けていく。 一方で液体としっかり向き合うと、そこには美山錦の甘みや旨みが、穏やかながら安定的に感じられる。 本醸造だが、決して平坦ではなく立体的な味わいが表現されているように感じる。
豊香純米大吟醸 氷点下寝かせ 一火 たかね錦純米大吟醸
16
こん助程良い華やかさのある芳香が漂う。円みという言葉では充分に言い表せない、穏やかな柔らかさに口内が包まれる不思議さがある。柔和さの中心を辿っていくと調和的な味わいが待っており、跳ねるような甘みとピリッとした刺激が互いに顔を覗かせながら、舌の上を広がっていく。余韻には、香ばしい米の香りが残る。
今錦特別純米酒 ひやおろし 美山錦特別純米ひやおろし
18
こん助秋酒らしく円みを帯びながら、芯の通った味わいがある。ふわっと解けるような甘みに始まり、舌の外縁に広がる苦味が後味を引き締める。口内では一瞬フルーティーな香りが立ち上がる瞬間があるが、鼻には米菓子を思わせる香ばしい香りが抜けていく。 実直な日本酒という印象。米の旨味が様々な肴を引き立てるだろう。
大信州手いっぱい 金紋錦純米大吟醸
23
こん助透明感のある甘さが円やかに流れ込んでくる。湧き出た清水のようにナチュラルかと思えば、わずかに顔を出す微発泡と共に、軽快な酸が飲む人の舌を刺激する。キリリと引き締められた味わいの上空を、淡い芳香が爽やかに鼻腔を通り抜けていく。 まさに「ていっぱい」。芳醇でありつつも、見事に調和的である。
戸隠松尾 純米吟醸 山恵錦純米吟醸原酒生詰酒ひやおろし
12
こん助軽く芳香が漂う。口あたりは非常に柔らかく、円みがある。舌に甘みが染み渡るが、同時にアルコール感が顔を出し、すっきりと喉の奥へと消えていく。蜜を思わせる甘さがありながら、しつこくなくしっかりと引き締められている。
こん助速醸ならではのニュアンスなのか、個性がありながら流れるような味わいを感じる。