うぴょん(豊盃こそ至高)
原料米:弘前市藤代産「華吹雪」
精米歩合:55%(麹)・60%(掛)
日本酒度:+1.0~3.0
酸度:1.4~1.6
使用酵母: 自社酵母
アルコール度:16度
三浦酒造では珍しく華吹雪を用いた生酒の新酒。口当たりの滑らかさはいつもながら、かすかな甘み以上の華やかな米の香りが漂う。その後には厚みを帯びたお米の旨味。甘みもあるがそれ以上に旨味が体を貫く。そして八仙とは違う酸味とキリリとした後味で締めくくりとなる。ぜひとも魚と合わせたいものである。同じ生酒にも関わらず豊盃米を用いた直汲み生原酒とは異なる個性を放つ日本酒てある。巷では豊盃がポスト十四代と謳われたきっかけとなる銘柄だとか。岩木山の澄みきる水にどのようにして酒米を踊らせるか、最も試行錯誤してその酒米に合う日本酒に仕上げるのはさすが三浦酒造がなす業である。今宵の豊盃も大変美味しくいただきました。ご馳走様でした。
後日談
あぁ、カレイの塩焼きと食べると神だわ。美味すぎる。