2025/02/24購入 新潟長谷川屋
・Creative Director 佐野文彦からのコメント
新潟、長岡の地で作る新しいお酒。
私達が初めてこの地で作るお酒はどんなものになるのか。
0年度目としてどんなものを作っていくか、出来るかを考えるプロトタイプとして、名前に特定の意味を持たせない、まっさらなタイトルにしました。
「Maison Aoi Untitled 01, 2025」
今回このボトルには決まったエチケットは用意しませんでした。それはこのお酒の印象を表現するのではなく、今まさに初めてのものが作られていく状態を表現したかったからです。
初回ロットのボトルの肩には一つ一つ蔵人達によって手で描かれたペインティングが施されており、2つとして同じ形のものはありません。
瓶詰めされたボトルは出荷されて運ばれていき、ぶつかり傷つき濡れて、ペインティングは擦れてひび割れ剥がれて、蔵を出てから手元に届くまでの時間が刻まれ続け、唯一無二のボトルになる。
手元に届いた一本一本にここまでの時間が自然に表現され出来上がる。そんな時間の現れをデザインのコンセプトとしています。