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なべなべ
この国に長く住み、この歳になって日本酒の旨さに気がつく、うっかり者。旨濃く、低磨、燗で覚醒する生酛が好きなようです。淡麗より単体でお腹いっぱい胸いっぱいになる重ねの厚い地酒を求めて、迷いまくる初級冒険者です。

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Hiokizakura生酛強力26BY純米生酛
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なべ
日置桜ノォォォ 生酛ゴォリキハァァァァー そろそろ桜の季節ということで、日置桜を飛切燗で。何故かシュトロハイム少佐の語調が脳内を駆け巡る。脈絡なしの語呂合いのみですが。 比較的リーンな質実剛健旨味フォワード。生酛ゆえの太い酸味がストイックに斬れます。炙ったスルメと相性抜群。漢気溢れる、力強い酒質。旨い。 少佐の祖国フードとペアリングするなら、ハルツなどの山系癖強目のチーズをライ麦パンにのせたのなど良いかと思います。アイスヴァインとザワークラウトなどの冬系肉料理にも負けないはず。悪酔はしそうにないのでイェーガーマイスターは出番無しと思われます。 え?コロナや柱男を前にして、飲んどる場合カーーッ?
酒豪
酒! 飲まずにはいられないッ! 失礼しましたm(_ _)m
なべ
酒豪さん コメントありがとうございます!(クラスター形成せずに)飲む、こんなご時世だからこそ大賛成です。人間の偉大さは 恐怖に耐える誇り高き姿にある〜シュトロハイム大佐より。
Hakuko四段仕込み純米酒純米
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なべ
子供の頃、静岡生まれゆえに緑茶はデフォだとして、冬場のご馳走飲み物といえば甘酒だった。貧乏な家に生まれた子供に友達の家で出てきたハイカラなココアをねだる勇気は無く、酒粕を溶いた甘酒に甘んじていたのだが、今となっては懐かしくそして家計をやりくりしていた母に感謝の念。 甘酒を最後に加えて醪の旨みと柔らかな甘味を増した酒軀、少し強めの酸味が心地よい。春の陽気も陽が落ちれば寒が戻るこの季節、温燗が良い気分です。そういえば、母は一緒に甘酒を飲んだのだろうか。記憶がない。いつも自分は我慢し、ささやかなご馳走を他に分けていた様に想う。 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや 鴻鵠とは成らずとも、季節が巡れば故郷に渡り帰る鴻鵠に倣って、春すぎて十分暖かくなった頃には故郷に帰ってみるか。鴻と甘酒、そして何故か憧憬。歳くったな〜
Miyakobijin活性にごり純米生酒にごり酒発泡
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なべ
春分。太陽が真東から昇る、多くの文明で神聖な日とされた節。地軸の傾きと国土をこの緯度に配したのは神々の悪戯か、それにしても気が利いたカラクリに感謝。春の陽気とモンスーン気候帯の湿気がCovid-19の活動を抑えてくれることを願いつつ、一献。 栓を緩めるたびに湧き上がる春の息吹のような泡。シャンパン抜栓も儀式的ですが、少しづつ様子を見ながら、酒に宿る生命感を愉しみながら、いつの間にか酒に話しかけながら。古代の人々は、米の生命を、米粒に宿る神性を感じ感謝したのかななどと妄想しながら。活性酒の抜栓はとてもとても儀式的だと思いませんか? 国産みの神話が残る淡路島の酒蔵、比較的ゴッツリした酒質が多いなか、こちらは春にような軽やかさ。とはいえコク旨味も十分で、シャンパンには真似のできない満足感。今日この日に呑みたかった美酒。 春が来た 春が来た 何処に来た 山に来た 里に来た そして酒杯にも。
Chikusen純米山田錦純米
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なべ
五味の中でも旨味は近年まで国際的認知が低く、washokuの流行とともにumamiとしてもてはやされているようです。新しい概念ゆえか、カクテルに出汁を取り入れたり斬新な解釈が生まれ、逆輸入されているのは面白いですね。 好ましい味覚風味は生物の食物摂取を良く履行させるインセンティブ、なかでも旨味はアミノ酸や核酸などの栄養素が豊富に存在するマーカーなのでしょう。多くの文化圏では発酵により遊離アミノ酸や核酸を増やしているのに対し(例えば熟成チーズのシャリシャリ結晶)、国土のほとんどが軟水の日本などでは発酵だけでなく、昆布や鰹節、干し椎茸などから旨味成分を抽出する料理法が生まれたと言います。グルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸が軟水に溶け出しやすい性質(正確には主にそれらのナトリウム塩)をサイエンスではなく生活の知恵として継承する、まさに文化ですね。 酒評ですが、このお酒はumami forward。日本酒の旨味はコハク酸系(貝類の旨味)らしいですが、私には干し椎茸(グアニル酸系)を感じます。2012年醸造だからでしょうか。残糖もほとんど無く、旨口ではなく枯口、枯淡な風味です。
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なべ
東風吹かば匂いおこせよ梅の花〜 道真公の望郷の念を詠んだ吟が、薄紅梅色のラベルを見るとふと心に浮かびます。 私の故郷富士宮の富士山の湧き水で醸した、高砂らしい優しい甘味に旨味を重ねた一本。温燗がマイベスト。熱燗までは耐えられない鍛えですが、コスパを考えると優秀です。尚、この水系で育った故、「旨い」と感じるには多少の心情バイアスがある旨ご理解ください。 閉塞感に耐えられず故郷を飛び出して、気がつけば三十回目の春を迎えます。若い頃は感じる事など決して無かった望郷の念、都を追われ万感の想いを梅に託した道真公にはもちろん及ぶものではありませんが、この歳になると… さかづきに 梅の花浮け思ふどち のみての後は散りぬともよし 大伴坂上郎女
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なべ
「カプチーノは御婦人用さ。」と若い頃旅をしたイタリアのバールで作法指南してくれたじいさん。じいさんはエスプレッソにタップリと砂糖を放り込み、スプーンですくってはシャリシャリと味わう。最後にカップを差し出すとバリスタが何も訊かずにアマレットを注ぎ、クイッとあおってジャラリと硬貨を置いて去る。毎朝の儀式だろうか、自分も歳をとったら身につけられるだろうか、そのさりげなさがとても粋だった。 オトコアリと書いて「うかん」と読む。備中高梁の地酒。五味の中でも甘味が際立つ、強く旨味濃い酒。朝出勤前にデミタスカップに一杯、クイッとあおって出勤。大甘党のイタリアじいさんをふと思い出した。La vita e bella. イタリアでも不安の種となっているCovid-19、春の訪れとともに平安が戻ることを祈ります。
いしどう
ありありと浮かぶ情景、さらりとした筆致。なべさん凄いです!!さけのわで唯一無二の書き手ですね☆これからも楽しみにしております(^o^)
なべ
肝心の酒評がおぼつかない事、ご容赦ください。これからも精進します!
Senpuku神力 生酛純米生酛無濾過
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なべ
生酛らしい力強い自然な酸味に超低精白らしい旨味。決してワイルドではなく節制した複雑さで比較的高めの酒精を御する、昔ながらな醸しでしょうか。温〜熱燗が私好みのセットアップです。芯はしっかり、されど過度の主張をせず。千福を薦めてくれた呉に住む大切な部下の様です。そうそう、呉といえばエーデルワイスのクリームパイが忘れられません。どこか懐かしく、過度に主張せず、芯はしっかりでとても優しい洋菓子。呉気質、なんでしょうか。
Tamagawa自然仕込 山廃純米山廃原酒生酒無濾過
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なべ
「今古有神奉志士」、ラストサムライでトムクルーズ演じるオルグレンのために鍛えられた打刀の彫をふと思い出す。海外でも受け入れられやすいキレイ目の醸しではなく、野武士のような強かに逞しい生酛。熟味も増して重ねも厚く、刀に例えるならば同田貫。都の洗練は無くも、後世に天覧兜割を成し遂げた質実剛健の豪刀。はるか海の向こうからこの瑞穂の国にやってきた、ハーパー杜氏の酒への想い、リスペクトを感じます。背筋を伸ばし、いただきます。素晴らしい。熱燗にすれば、さらなる高みに。
Dassai純米大吟醸 磨き三割九分純米大吟醸
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なべ
二十歳以上も若い朋友より誕生日祝いにいただいた。同じく誕生日プレゼントの酒杯で一献いただきます。今まで何を成し、これから何を遂げるのか。平凡であっても日々の感謝と人との出逢いを大切にすれば、必ず万事善し。稲穂は実るほどに頭を垂れ、そして日々の糧となり美酒となる。今の自分はどうなんだろうと思案していたら酔いがまわってしまいました。自分を省みるに獺祭ほどにはニンゲンを磨いてないので、人生に雑味多いことは間違い無いな。
やす
随筆のような文章、いいですね!いつも読ませて頂いてます。
なべ
やすさん、ありがとうございます!駄文屋で恥ずかしい限りですが、とても勇気をいただきました。
やす
いえいえ、そんなことないですよ。もっと皆さんの感想が真っ直ぐに伝わるようなものが読みたいなーっていつも思ってるので有難いです。日本酒美味いしいですよね、ほんと☆
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なべ
鯨波を醸す岐阜中津川の恵那酒造の地元リスペクトSKU。たぶんレア銘柄?鯨波と同じく米の旨味を軸とした飾り気の無い律義な風格。寡黙で主張せず、どんな料理にもシチュエーションにも寄り添う。裏を返せば没個性とも言える。冷やから熱燗まで比較的直線的な味わいで飲食店などでは便利だと思いますが、個人消費用としては何か尖った部分が欲しいとも言えます。
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なべ
月が満ちるごとに季節が巡ります。幸運なことに満月ラベル。白桃酵母と岡山らしい甘味がトロリ、酸味がはんなり、優しい風味。都会であくせく毎日を過ごしていると、忘れがちな季節。寒さが厳しい二月ですが、今日はなんだか空気の中に春の気配。梅がほころび、沈丁花の香りがどこからか、そして桜花、朧月。不確実な人の世に、約束を違わず巡りくる美しき四季の流れに感謝。少し酔ってしまったようです。
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なべ
もち米四段、「甘口」の口上に偽りなしの真甘口。五味の中でひときわ甘味が際立ちます。日本酒を頻りに呑み始めた頃は何を差し置いても甘口至上でしたが、最近はもたれちゃう?齢のせいでもあるんでしょうね。米由来の甘味を純粋に求める甘口ファンダメンタリストの方なら間違い無いと思いますが、今の自分には過ぎたるチョイス。なんだかんだで一升飲み切りましたが。
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なべ
明快なコンセプトとネーミング、アートワークも風味も完全シンクロ。熊本産の原料米@森のくまさん、クマさんの好物と云われるはちみつな濃甘さに白麹由来のクエン酸ではちみつレモンな飲み口。香料とヴィタミンC添加したら、相当な再現度?抜栓直後の微ガスが抜ければ、純度の高い甘酸で雑味やアル感はほとんどなし。はちみつレモンに倣い、冬はホットで、がイイかな。雑味がなく純粋な濃甘酸なので、バランスが悪いお酒を救うべくブレンド素材としても使ってます。手軽に厚み旨味と酸斬れ味を補完。
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なべ
岡山らしい、まあるい旨甘口。尖ったところがまるでなく、ふっくら柔らか。高酸度の生酛純米酒をチョイ足しして斬れ味を補い、温燗につけると季節柄ちょうど良い感じ。ブレンドは造り手の方へのリスペクトに欠ける邪道かもしれませんが、日本文化の柔軟性&カイゼン志向という事でお許し下さい。
Kikusuiふなぐち 菊水 一番しぼり
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なべ
糖分オラオララッシュ!甘口日本酒といというよりアル添糖液?先日の米国出張で相当甘い物食べてましたが、この甘さ直撃弾には敵わず。時差ボケで味覚がやられちゃったのでしょうか。冷やでは飲みきれないと思い、メーカー的にはお薦めされてませんが熱燗にしたら印象一転、呑めました。日本酒は温度帯で七変化しそれを楽しむことを前提とした稀有なバーサタイル醸造酒。この価値を世界に知らしめ、幸酔の輪を広げたいですね!
TaitenshiragikuトリプルA純米原酒生酒
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なべ
晴れの国、フルーツ王国岡山の三種混醸。抜栓直後は微ガスが浮くぶどう。なぜかかすかなタンニンまで感じるのは心理バイアス?時間とともに味に丸みが現れ、甘味と酸味のバランスが良くなってくる。米はフルーツ?ただしフードペアリングは難しく、フルーツ感が消失しやすい感じ。単品で冷やでクイっとが良いような。
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なべ
嗚呼、短かきかなお正月。お屠蘇替わりにチョイ熟のダルマさんで縁起担ぎ。連日縁起担ぎも今日でしまいかな。今年も皆さんにとってステキな一年になりますよう。 あ、酒評ですが、中国に黄酒、美濃にダルマ。江南の甘濃い味付けにあう、酸味と甘みが強い紹興酒に対し、和食の淡めの味付けにあうはんなりとした熟香味。立ち気味の酸や酒精は燗で調和すると思います。もーーーと寝かせると黄玉にように円熟するんでしょうね。
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なべ
富士宮の実家にて、父の遺した九谷の酒器で一献。霊峰富士の湧水で醸したまろやかなお酒。この水で育った自分にとっては、羊水のような原風景のような。高シンクロ率です。山廃とはいえ酸味は柔らかく、ほのかな甘さをもってしてとても柔和です。日本酒のプロファイリングは様々な方法があるようですが、私的にはこのお酒が基準原点、かな。
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なべ
大晦日、今年最後の抜栓は広島呉の朋友御夫婦所縁の亀齢より。萬事酒盃中、この一献に今年の思いと新たな年の想いを込めて。色々あったけど、素晴らしい一年。心のあり方次第で幸せは如何様にも、まさに萬事酒盃中。ゆく年とくる年の共に幸多きことを、皆様のご健勝をお祈りします。乾杯!
Bojo白にごりにごり酒
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なべ
抜栓直後の蒸れたような香りを追い出そうと早めに準備し、アル添糖添にごりの昭和レトロ全マシをグビリながら紅白歌合戦〜と思いきや、リハで飲み過ぎて残量わずか。大晦日も計画性希薄。これで津軽海峡冬景色🎶、令和になっても昭和礼讃だったはずですが。奥飛騨慕情、もとい奥美濃母情。そういえば日本のシン・ディーバ石川さゆりさんも熊本なのに津軽に天城、日本の心に県境無し。皆様良いお年をお過ごし下さい!