やや辛口。しかし、すっきりした味わい。
Memo
原料米:富山県産富の香
精米歩合:60%
アルコール度数:16度
日本酒度:±0
酸度:1.4
全国各地の多くの蔵元で山田錦を使用したお酒が造られており、鑑評会への出品や蔵を代表するお酒には特に使用されることが多い。
一方で、山田錦への依存軽減のため、各地でオリジナルの酒造好適米の開発が加速しておりそれを用い金賞を受賞される蔵も増加している。
富山県オリジナルの酒造好適米として有名なのが「雄山錦」で、これは早生品種で、心白が大きく、吸水は早め、麹菌が繁殖しやすく、磨いても砕けにくいところから吟醸酒を造るのに適したお米。
この雄山錦を父に、山田錦を母に誕生したのが「富の香」
富山県産の山田錦は収穫時期が遅く、十分に登熟(穀物の種子が次第に発育・肥大すること)しないからため富山県の酒蔵では他県産を使用しており、山田錦の高い酒造適正と富山県でも栽培出来る適正を併せ持った品種の開発が必要不可欠となり誕生した富の香は山田錦よりも収量性が高く、心白発生率、出来上がったお酒の官能評価も高く、大いに期待されている。(HPを参考編集)