すず秀パパ
東日本大震災から10年を迎える年に東京電力福島第1原発事故からの復興へと歩み続ける町民の不屈の精神を商品名に込め町で生産した県のオリジナル酒造好適米「福乃香(ふくのか)」を使い醸した純米大吟醸酒「富岡魂」!
二本松市の人気酒造の協力を得て仕込んだとのこと生と火入れの2種を手掛けたので生を先にいただきました。香りはほのかにドライフルーツの様で口に含むと生酒らしく瑞々しくフルーティな味わい。和食に合うスッキリとして余韻も程よくダシの効いた料理に合うお酒でした。本数も少なく限定販売だそうです。
何よりも東日本大震災等による甚大な被害から、福島第一原子力発電所事故の影響で全町民が避難を余儀なくされた富岡町が町の基幹産業である農業を再開し、復興に向かって力強く歩むお酒は生産者の気持ちを考えるとより感慨深い味わいでした。