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Sake My LifeSake My Life
金沢に住む酒好きサラリーマンです。 →埼玉に転勤。変わらず酒好きサラリーマンです。 →新潟に転勤、酒蔵に勤めてます。1年目。 計社会人3年目。

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Kankobai純米吟醸 山田錦100%純米吟醸
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わたご酒店
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Sake My Life
香りは落ち着きのあるフルーティさが感じられ、乳酸系の香りも感じる。 味わいも非常に甘フルーティ。唇や舌先でほんのり感じる微発泡感があり、ライチやオレンジといった瑞々しい柑橘系。ラストにほのかな苦味でやんわりと余韻が続く感覚。カプ系のど真ん中といった味わい。 余談だが、先日土井商店さんのインスタライブで「甘酸フルーティ系の次に来るトレンドは?」という質問に対して、土井さんは「天領盃さんが目指す新しい新潟淡麗の在り方が来るのではないか、今後日の目を浴びてほしい」といったニュアンスで語られていた。文字通り麻薬的な味わいのこのトレンドだが、これが変わった時こそ日本酒自体が日の目を浴びた瞬間となり、日本酒の味覚的なスタンダードが世界中の人々によって確立された時なのだろうと、思いを馳せたところ。 ぜひご賞味あれ。
Fukucho八反草 純米 初しぼり 生酒純米生酒
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わたご酒店
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Sake My Life
香りは突き刺さる華やかさがあり、いわゆるセメダイン的な香りと、それ由来の独特な臭み?が感じられる。寫楽にも似た香りを感じたことがある。 味わいは生由来の微発泡感と、爽やかな甘味。生酒にしては苦味、酸味が程よく抑えられてるものの、しっかりとした荒々しさは飲みごたえがある。ただ、全体として丸みのある優しい生酒の印象。 広島なので今日は生牡蠣とともに。 ぜひご賞味あれ。
Gassan特別純米 出雲特別純米
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わたご酒店
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Sake My Life
店員さんに軟水仕込みの酒があるか尋ねて紹介された一本。というのも友人が日本でも随一の軟水で仕込む蔵に入社したとのことで軟水仕込みの酒を研究しておきたかった。 香りはフルーティ系で甘い香り。上立香には乳酸由来の酸も含まれている。 まず口当たりから飲みこむまでの引っかかりの無さに驚いた。ある程度のアルコール感も感じるため、定番酒ならではといったところではあるが。味わいは「柔らかフルーティ」。軟水ならではの柔らかみにこのフルーティさが乗っかることによる繊細なバランスがクセになる。エンディングにはほのかな酸味と苦味でしっかりキレてくれるからバランスが取れているのか。軟水仕込みによるモダンな酒の模範解答に出会えた気がする。 これに合わせる肴とは。フルーティな酒にはペアリングは難しく感じるが、ほっけなどの脂身のある焼き魚にマッチするのでは。 軟水の可能性が見えたありがたい一本。 そして最後にこれを飲んで思い出した会津中将。あの柔らかみのある美味い酒は今年飲んだ酒で暫定1位の「驚いた酒」である。あれを超える酒に出会ってみたい。 ぜひご賞味あれ。
ジェイ&ノビィ
Sake My Lifeさん、おはようございます😃 丁度硬水仕込みの雨降さんをいただいた所だったので、随一の軟水というコチラはめっちゃ気になります😍そして月山さんは飲みたかった一本なんです😙
HijiriHizirizm 雄町 50 生酛純米大吟醸生酒無濾過
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香りから分かる乳酸感。クリーミーかつさっぱりした香り。速醸の乳酸感もわかるからこそ明らかに違う。ここですでに感じる生酛感。 無濾過生酒とのこと。 イントロから感じる力強い甘み。焼きリンゴというか、リンゴを砂糖で煮詰めた感じ。 そして最後にまた強く感じる酸味。微発泡感も合わさりピリピリ感さえ感じる、まさにキレ。 無濾過生ということもあり、荒々しく力強さとして一貫性のある味わい。 最近の華やかフルーティとは異なる、そして次のトレンドとして確立できそうな存在感。 華やかさをまろやかさで上手にコーティングした主張の強い一本。そして安直に強く香りや味わいを出しているわけではない、まさに「力強さ」を感じる。 正直さけぶたの私としてはこれ一本で完結してしまうが、付け合わせとして強めな味、それこそ脂物にも合うと考える。 たまたまカオマンガイの素が家にあったので、パクチーも添えてどれだけ戦えるか楽しんでみたいと思う。 ぜひぜひご賞味あれ。
OCEAN99 Series純米吟醸原酒無濾過
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橙海toumi -Arrival- 無濾過一度火入原酒 久々の寒菊。 香りは寒菊にしては抑えめだがジューシー系のフルーティさ。 味わいはイントロに微発泡感が強くあるものの、甘味は抑えられたバランスの良いモダンな酒。苦味が若干あり、それよりも弱めな酸味。 甘みを抑えてバランスが取れた落ち着きのある味わいだが、微発泡感も残してあるのでフレッシュな秋酒を思わせる。 ラベルの色合い的にも秋あがりを意識しているのだろう。 寒菊とスタイルの似ている、甘味が強くインパクトのある酒を醸している「寫楽」の夏越し酒はもっと落ち着きがあり「これが寫楽か?」と感じた記憶がある。 秋酒のアンサーとして、甘フルーティで勝負する蔵の対照的な味わいは興味深い。 これを秋酒として?定義している寒菊のスタンスが垣間見えた一本。他に秋あがりとして出す銘柄があれば知識不足なのでご容赦ください。 肴としてあまりこってり過ぎない肉系が合うと思われる。明日焼き鳥のタレと塩でどちらがより合うか試してみたい。 ぜひご賞味あれ。
Asahitaka特選 低温貯蔵酒 6月〜11月限定酒本醸造
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Sake My Life
香りは控えめですっきりめなフルーティがある。 飲み口は柔らか、ほんの少しの微発泡感。 いわゆる芳醇な甘味と、ほどよいキレ。キレに関しては若干の酸味を感じるものの、苦味も相まったアルコール由来のもの。酒飲みが好む旨味を持っているように感じられるが、図らずも前回の投稿で触れた「旨味」が分解されて上記のように表現してしまっている。 最近は純大ばかり飲むので脂物と合わせづらかったが、こういったパンチのある酒で豚肉のソテーとともに。 説明書きには、「さわやかな味わいと米の旨みを十分に引き出した芳醇型本醸造」とある。 これでさわやかなのか、さすが十四代。と感じる一品。 ある程度品温が上がってきたところで本領発揮。旨味と余韻の苦味が段違い。そしてアルコール感は無くなっている。酔って味覚がバカになってしまっている可能性も否めないが、これは料理が進んでしまうよ。タレの焼鳥に合わせたい。 ぜひご賞味あれ。
Hanamura純米酒 陸羽田純米
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香りはそこまで感じられない。純米酒的な米の香りもそこまで感じない。手で温めると膨らんでくる。 味わいはイントロから爽やかな酸味と柔らかい甘味。するするのめるが、しっかり味も感じられるので飲み飽きしない。 この酒も旨味がしっかり感じられるが、旨味とは時間軸というか、線として感じる味覚だなと実感しているところ。ゆえに安易に「旨味」という言葉を使うことに少し慎重になりたい。甘味、酸味、苦味が旨味として昇華している、という個人的な最近の考え事。
KudokijozuJr.の愛山33 新時代の変純米大吟醸
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香りは華やかすぎずスッキリ感のあるフルーティさ。 味わいは軽やかな口当たりだがずっしりとした甘み。苦味も中盤から顔を出してくるので、程よく余韻が残る。カラメルのような焦がした甘みも感じる。愛山で共通してこの味は感じられる。純大なのでスッキリ感も持たせた優しめの一本。こういう甘めのお酒はそのお酒単体で完結してしまうものも多いが、どこかしらしょっぱいものを食べたくなる。 お盆で売れ残った刺身たちとともに。 ぜひご賞味あれ。
Hanamura純米吟醸 雄町純米吟醸
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香りは穏やか。 味わいは「柔らかな口当たりと力強い旨み」。 酸味と苦味で共に綺麗なキレが気持ちいい。出羽燦々よりも甘みは落ち着いている。 雄町は鼻に抜ける香りが比較的強いので旨みの力強さにも繋がっている感覚。 甘みはある程度しっかりしつつ、余韻のキレが気持ちいい。そして余韻の中にある膨らみのある旨みが残る感じも良い。 花邑雄町は旨みとキレがずっと気持ちいい一本。
Hanamura純米吟醸 出羽燦々純米吟醸
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香りは穏やかなフルーティ。華やかとまではいかないものの柔らかい。時々吟醸香がありすぎるあまりくどくなる時があるが、それが感じられないような、もう一口がいきやすい香り。 味わいは「まろやかなコクと軽快な旨み」。そして出しゃばらない爽やかな酸味。マスカット感のある味わい。出羽燦々でイメージするような厚みのある甘みではないものの、ゼリーのように弾力のある柔らかい口当たりと最後の酸味が下手に華やかフルーティさを出しておらず、綺麗で飲み心地の良い甘味としてまとまってくれる。味わいを視覚化するならば、無重力状態の水のよう。 上記のように感じでいるものの、飲み進めるとしっかりとした甘さも押し寄せてくるので甘口辛口の中間よりもだいぶ甘口側に寄っているが単純に甘口と評するには簡単すぎる。総じてレベルの高いお酒であることに間違いはない。 ぜひご賞味あれ。
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わたご酒店
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なんだっけこの香り、乳酸的なクリーミーな酸、白ワインで嗅いだことがある? 味わいはほどよい酸味、ほどよいキレ。いい意味で派手な特徴は無い。ほどよいが故に旨味もしっかり感じさせてくれる。最後の余韻として、またしても「ほどよい」苦味。 綺麗でさっぱりめな甘味。引っかかりのある酸味でもあるため、食中にて味負けしないポテンシャルを持っているようにも感じる。白ワイン風な日本酒ってそこまで好きではないが、これなら美味しく飲めそう。 総じて柔らかである。 ぜひご賞味あれ。
Itaru純米吟醸 生酒純米吟醸生酒
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わたご酒店
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Sake My Life
香りから華やかフルーティ。クリアでダイレクトなパイナップル感。まさにセル24やF40Gを思い出す。 味わいは香りから感じるほど甘すぎない。むしろスッと消えてくれる。以前に飲み屋で飲んだ際は濃さを感じたが、開けたてゆえかそこまで。開栓後の発酵が進んだ先の味だと推測するので、何日か寝かせておきたい。 最近はS&Bのシーズニングシリーズにハマっており、ジャークチキンとともに。 ぜひご賞味あれ。
OosakazukiMACHO 純米 ? 70%純米
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わたご酒店
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Sake My Life
香りは乳酸感もある酸と華やかなフルーティさが際立つ。これこれと言いたくなる。 味わいは若干柑橘感も思わせるものの、ジューシーな果物、パイナップル様な味わい。 微発泡感はしっかりあるのでダレない。 酸味によるキレが強い感覚。「?」だからか?オレンジ色の雄町愛山fusionの方が余韻に伸びがあってそこまでキレも強くない。この季節がゆえの味わいなのか。しかし、このモダンな甘酸フルーティは流行であるがゆえ、似たもの同士なものが生まれてしまう弱点もあるが、このMACHOシリーズは一貫して濃い旨みが付加価値として存在するため忘れられない味となっている。 こういったジューシー系にはパイナップルが合う肴が合うのでは、と言う発想で酢豚とともに。 ぜひご賞味あれ。
Yukiotoko純米酒 愛山 県内限定販売純米
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Sake My Life
香りは透き通った適度な甘さ。フルーティとまではいかない程度。香り自体控えめ。甘さとともに清涼感も感じる。 味わいは柔らかめな甘味を感じる。若干の酸味も感じる。キレはそこまで無く、甘みが舞い上がったあとに静かに沈殿していく感覚。アルコール度数が13度と低めなこともあり、引っかかりもない。だがスルスルと飲めると思いきや、米の旨みと甘味をしっかり感じられるので一口一口が楽しい。精米歩合も70%なので複雑みも楽しめる。 イカ松前とともに。 ぜひご賞味あれ。
MasukagamiF40g普通酒原酒生酒無濾過
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Sake My Life
香りからすぐに感じるパイナップル。まさにカプロン酸エチル。この感じは亀泉cel-24。 味わいもガツンとくる甘味とフルーティさ。これだけ振り切ってくれるのは嬉しい。正直飲んでると頭が痛くなってくるほど香りと味の濃さがビシバシ伝わってくる。 アルコール19度というなかなかに骨太。菊水ふなぐち缶と亀泉cel-24を合体させたような味わい。 1発目の酒に飲むものではないかもしれない。ある程度酔ってきたところに入れるとアクセントとして面白いかもしれない。 ガーリック系の炒めもの、焼き物でも負けないポテンシャルを持っている。 ガッツリ脂ものでもいける一本。なにかアテが欲しくなってしまう。 ぜひご賞味あれ。
Sara純米吟醸 生詰め純米吟醸
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カネセ商店
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香りはよくあるフルーティ。強め。酸も感じられ、ほんのりメンソール感すら感じられる。 味わいは甘いものの非常に酸味が目立つ。キレ強めが好きな方にはもってこい。白ワインとまでは言わないが、果物由来の酸味にすら感じる。 つけ合わせはそれこそ魚介系のカルパッチョなど爽やかな料理とマッチするはず。 ぜひご賞味あれ。
Shochikubai昴 生貯蔵酒生貯蔵酒
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Sake My Life
香りはミルキーな寫楽。乳酸感のあるミルキーな酸とマットなフルーティさ。 味わいは、正直のっぺりとした熟成味。厚めの柔らかさがある。 この香りならこの甘さ、という無意識のうちにある定義を裏切ってくるカウンター日本酒。 個人的に好みではないが、一つの解として面白い一本。 常温に近づくと味わいにフルーティさが増してきた。ただ常温付近でフルーティさを楽しむのはなんだか変な感覚。また、常温に近づくことによる熟成感も強まる。批判になることを恐れずに言えば、どの層にリーチしたいのか分からなかった。
Kikusuiふなぐち 一番しぼり 限定 大吟醸生原酒大吟醸原酒生酒
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Sake My Life
写真の光度上げすぎました。香りはいつもと変わらず、少しフルーティ感。綺麗なアルコール感も感じられる。味わいは「美味い」の一言。この濃さとフルーティさ、なのに19度という高いアルコール感はそこまで感じられず。ここまでの濃さを保って、なおかつフルーティさも表現できる技術力の高さが感じられる。甘くて濃い酒が飲みたい時はまさにこれ。飲んで見えてくる普段のふなぐち缶のダレた感じ?というか、やれば出来るんだぜ?って言われた感覚。時折ふなぐち缶のどっぺりとした甘さを欲してよく買ってしまうのだが、これを出されたら正直普段のふなぐち缶に戻れない。購入した酒屋(新潟の長谷川屋)の店長曰く、もう買えないらしい。これをスタンダードにするにはコストがかかるのだろうが是非そうして欲しい。菊水酒造さんにはよく国内で売られているモダンなお酒を展開する資本力・技術力はあると思うが、アメリカ法人での海外展開や発酵テーマパークといった、より壮大な野望があるのだろう。菊水さんの高価格帯の酒もよく見かけるが飲んでみよう。 おそらくここまで長文なのは初であるが、個人的にそれだけ好みの酒であり驚きだったのだろう。 是非ご賞味あれ。
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