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四国に在住。 「酒へんろ」の旅が続いています。

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Bijofucel-66純米吟醸
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訳ありでこんなの造ってしまいました。 これはこれで手に、否、口に負えない。 何の訳があったのだろう。 こいつは、飲んで欲しいて気温を飲む人に聞いている。 自分のて気温以外はうけつけないか。 来るなら来い。私は私、嫌ならいい。 訳ありか?
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然 だが、秋ふかしと別ラベルが貼ってある。 封を切り、栓を開け、盃に注ぐ。口に含む。 香りはないが、口一杯に米の旨味甘味が広がる。喉越しはスッキリし、後味に重い旨味が主張せず残る。 全てはそのまま、然だ。 こうした生き方が出来ない。 私は私、私はいつも私です。あなたが私をどう思うか、それはあなたです。 自然体はむづかしいか、そんなことはないか。
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この口当たりはなんだろう。 飲むと控えめに口に広がり、中味で下の上に米の甘さが出て、振り向きもせず去っていく。その後は微かな苦味が後味に残る。 こんな生き方もいい。
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私たちは、いつから酒を頭で飲む様になったのか。 酒はその土地の食べ物とその時の仲間と、感性で飲むのではないか。 いいね。 何か忘れていたものを思い出させてくれる。 頭でも感性でもなく、ただ飲みたい時もある。今日もそんな時だ。百十郎。歌舞伎者。
Hououbiden無濾過本生純米吟醸
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友と飲み、友と語り、友と別れる、 雨降る日。 家に帰りて、この酒を開ける。 つんと来て、中で甘えて、振り返らずに去る、余韻を残し。 酒あり、飲むべし、我酔うべし。
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やっと、このお酒の栓を切れた。 このお酒はある女性の父親からもらったものだ。 彼女は、三人の子供を出産、育児し、仕事を続けた。ご主人も両親も公務に携わる仕事をしている。働く事が必然だった。しかし、三人の子供と仕事の両立は物理的にも精神的にも当事者しか分からない辛さがある。 悩み苦しんだが、勤めていた会社を退職した。知り合いだった父親は、このお酒を持って私に答えを求めに来た。 それから3ヶ月経ち今日、その答えになるか分からないが、私は自分に答えを出した。 自分で自分の新たなスタートに、このお酒を飲み干した。
Iyokagiya清凉純米 花火特別純米
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オリンピックも閉会だ。立ち上げ花火で閉会式も始まった。 江戸時代、疫病で亡くなった人達の供養のために作られた花火。 原料の火薬は、花火から武器に変わった時代もあった。 今、コロナ感染拡大の中でのオリンピックが閉会する。閉会式の開式に打ち上げられた花火は、花火本来の意味を伝えている。 オリンピックは平和の祭典、ありがとう。 閉会式をこのお酒と共に見ている。
Tenjuなまざけ特別純米生酒
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香りはない。口に含むとふくよかな旨味が広がる。 このお酒の特徴はこれからだ。 喉越し爽やかにキレ良く落ちた後、口内に消えたはずのふくよかな旨味が、「これからだぞ、まだいるぞ」と現れてくる。不思議なお酒だ。 天壽をまっとうできないな。 人間だから。 酒飲みの言い訳だ。
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梅雨の晴れ間の雨後の月。 月をどんな想いで見るのかな。 これは美味い。 纏わりつくような旨味、舌の奥に残る苦味、そしてキレ良く喉を落ちる。 カツオのたたきの切れ端を塩麹で和えておつまみにする。 美味い。
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これは上等なお酒だ。 この味わいを設計して、お米からしぼりまでそのまま造ったのだろう。すごいと思うと同時に、好まれる味わい、金賞受賞の目指す姿を描いているのもすごいと思う。 シェリーグラスがいい。
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久しぶりだ。 小売店のワゴンの上に置かれていたい。お酒の冷蔵ショーケースを見ている背中に呼びかけられた。 あぁ、香露だ。協会9号酵母。吟醸酒づくりは、以前はこの9号酵母が多かった。 社会人なった頃、九州熊本にこんなお酒があるのかと驚いた。甘さがが残るが、これがまた馬刺し似合う。 呼びかけられてよかった。
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しぼりたて。 アルコール度数19-20度、このツンとくるむこう水の強さもいい。 しかし、私はロックでいただこう。 ツンと来てスッキリの後に残るお米の甘さは、白身の魚に合うな。
Akitoraしぼりたて純米吟醸生酒無濾過
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新酒シリーズ これも美味い。日本酒セラーから出して、雪冷えで口当たりスッキリ、口の中で米の甘さが残り、喉ごしの後味は残らない。 少し置くと涼冷え、口当たりからキリっと主張する。温度変化で、それに合わせて自分の主張を変えるが、それに嫌味がない。 料理の邪魔もしない。いいね。
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久しぶりに投稿。 先日、友人が持って来たお酒だ。30年以上前は毎日のように会ってたが、ふとした事から喧嘩して以来会わなくなった。 昨年11月、これもふとしたきっかけで共通の友人が間に入り夕食を共にした。 2月に入り、彼を家に招いた時に持参したお酒だ。 派手さはないが、自家製米、造り手の想いと手の掛け方が分かる。 純米大吟醸でこの味わい。冷やして飲んだが、純米大吟醸である事を誇ることなく、少し苦味を残し腑に落ちる。 そうか。
Suigei吟麗 しぼりたて純米吟醸
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新酒シリーズ 口当たりは、原料米「吟風」のお米の味がドーン来る。 これはインパクトがある。しかしその後は、喉ごしがいい。 喉を通った後、まあくちに初めの吟風の味が後ろから出てくる。しぼりたてのカラクリ酒だ。
Keigetsu吟之夢純米大吟醸
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新酒シリーズ しぼりたて生原酒です。 口当たりから、お米の甘さに爽やかさを乗せた味わいが広がる。 その後飲むと、アルコール度数17%のツンとした刺激が口の中に残る。なんとも贅沢な味の変化だ。 口の中にしばらく含みながら、味の変化を楽しむのもいい。夢の中へ!!
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新酒シリーズ しぼりたて生原酒。 アルコール度数16度、若いのはいいな。 盃を口にあて、一口飲むと、いいね、ツンツンくる。 舌の脇まで暴れてる。 でも口に含み喉もと過ぎれば、それが丸くなり、後味はキレがいい。 若さに憧れている自分に苦笑い。
Harushikaしぼりばな純米吟醸生酒
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新酒シリーズ 先味はスッキリ、中味は米の甘味がしっかり伝わる。後味はキレがいい。喉ごしの後の余韻がまたいい。 しぼりばな、中々マセタ酒お酒だ。
Bunkajinリズール生酒おりがらみ
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新酒シリーズ リズールのおりがらみの生酒だ。 酵母も酵素まだいきている。おりを上げようと瓶を返して、栓を開けると吹き出す。 いいね。 この手に負えなさがいい。口に含むと、ツンツンと鋭利な刃物でつく様なわがままさもいい。 喉ごし後も上顎に残り、米の甘さを主張しようとする。常温で置いておいたら、上手くないだろうな。 相手のことを考える大人になる時も必要かな。 でもこの状態のお酒は好きだ。
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含み香と口当たりに、米の甘味がしっかり分かる。 口中にこの甘味を残しながら、喉ごしはいい。 俵屋宗達の風神雷神図屏風のラベルがいい。 今のコロナ禍も吹き飛ばして欲しい。
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