本日の新潟市は朝から雨模様で、午後も新潟らしい降ったり止んだりのメンヘラ空模様。
でも時折晴れ間が差して、頭に浮かんだのが「雨後の月」。
初・広島酒!
「雨後の月」...情景を思い浮かべると胸の奥がキュッと切なくなる良い銘柄名です。
広島は西日本の酒処。精米や醸造方法の研究も古くから盛んな地域。
香りはふんわり酢イソ的なバナナ様の香りと、クラシカルな米の香りが混在。冷酒だと"モダン風"な装いに感じます。
うっすら微発泡。低アル13%ですが、口当たりは想像よりとろめ。
もろみ初期にガッと発酵させるみたいな造りというより、加水で度数を希釈したようなイメージ。
それなのに甘味と米の旨味がしっかり濃い。
それなのに飲み口がライトでスッキリしている。
なんだこれスルスル飲んでしまう!!!
単体でもいけるし、食中でも焼鳥、唐揚げ、ローストビーフとか、圧倒的に肉が合う!!!
そして温度が上がるとモダン風に感じられたスタイルがクラシックに早変わり。
ぬる燗でもうっすら米感もありながら酸味が立つクラシックさ。
これはとても良い酒に出会ってしまいました。
広島酒の脅威!!!