Logo
さけのわ飲んだ日本酒を記録して好みの日本酒を見つける
立山ギンレイ立山ギンレイ
日本酒を愛でる独身貴族です。 酒との出会いはまさに一期一会、ひとときの縁を大切に味わっています。 杯を傾けるたびに、新たな風景が心に広がります。

登録日

チェックイン

216

お気に入り銘柄

21

お酒マップ

飲んだことのあるお酒の産地に色がつきます

タイムライン

alt 1
高円寺シアターバッカス
22
立山ギンレイ
『陽気なパリっ子』、カツベンつきで体験してきました。 予想していたのは、浮気騒動のドタバタでしたが、実はサイレント後期の“映像技術コメディ”であることが新鮮でした。 ムーラン・ルージュの狂騒や多重露光で増幅された享楽の渦が、“画面が騒ぐ”賑やかさ ここにルビッチ特有の軽薄さが入り混じって、映画の魔法が確かにそこにありました。 結論:1920年代のらんちき騒ぎを描いた喜劇でありながら、驚くほど現代的なテンポと毒を宿した映画であること、本作はワーナー・ブラザーズ製作&会社を建て直した作品ゆえ、尚更リアルタイムに写りました。
alt 1alt 2
alt 3alt 4
澤乃井園 唎酒処
19
立山ギンレイ
蒼天原酒 冬限定の蒼天、ふくよかで濃淳な味わい 精米歩合55%/Alc.16%/濃淳フルーティ 吉川英治記念館帰りに。酒をちびちびやりながら今日の歩きを思い返す吉川英治の書斎では、瀬戸タイルの冷たさと、創作に沈潜した人間の熱が対照的で、机に残る気配がまだ生きているようだった。母屋の梁や釘隠し、梅の板まで自作した工夫は、作家というより職人気質そのものだ。 そして夜具地展。色柄の冴えが酒に響き、かつて青梅が織機の音で満ちていた時代の呼吸を感じた。つるし梅かざりの一つひとつに、産業の記憶と再生への祈りが宿る。最後に土蔵の白漆喰を撫で、1847年の棟札に刻まれた繁栄への願いを思う。今日見たものは、どれも土地と人が積み上げた歳月そのものだった。
alt 1alt 2
ほろ酔い処 叶
21
立山ギンレイ
雨が降った後の晴れた空に見られる虹を意味する言葉です。語感が似ている「Thank you」(サンキュー)と掛け合わせ、感謝の気持ちを伝えるとの思いも込められています。「白雨」は出羽の里で醸した純米酒で、落ち着いた香りでスッキリした辛口に仕上がっています。 焼き味噌にぎりをお供に。落ち着く味。
alt 1alt 2
12
立山ギンレイ
トークショーをつまみに飲む。様々な参加者が持ち寄った惣菜や酒を肴に活発な意見交換が行われる。 この日のつまみは、ある年配のサラリーマンのお手製の惣菜:昔なつかし日本人の心の筑前煮(蛸入り!)に、さつまいもにきな粉とシナモン(と隠し味に砂糖)をまぶしたの。その他、タコスチップス、きゅうりの糠漬け、ケーキ(!?)が花を添える。途中でワインも援護射撃に加わり、サラミにハムにソーセージとまだ秋なのに忘年会気分な打ち上げ会。 トークショーの内容を要約すれば:生命と意識を「つながり」として捉えるということ、死や病を超えるのは、医学的・論理的思考ではなく、「感じ方」「考えるモード」を変えること。こう文字だけで書くとオカルティックに思われるだろうが、実際は中央線の哲学者が考えるようなディープな話題の深掘り、深掘り。 酒はさっぱり、跡を残さない良いお味。
1