楽しみにしていた寒菊のTrue White & Redの飲み比べをできました。
どちらも雄町を50%精米で作られていて、
Red:赤い菊の花言葉『愛情』をテーマにしたおりがらみ
White:白い菊の花言葉『真実』をテーマにしたバージョン
となっています。
なんとなくワインのような赤白なのかなという先入観だったのですが、全く違う味わいでしたw
Redは愛情のテーマのとおり、とにかく優しい味わい。シャインマスカットのようなふんわりした香りから、寒菊の強みとなる入口のほんのりシュワシュワ感&フルーティな味わい。それが最後までスーッと入っていきました。澱が雑味をブロックしてくれているようで、最後まで嫌なところなく味わえる出来でした。
対するWhiteはフルーティさを少し抑えて透明感のある入口。そこから米の旨味感とかすかな苦味。
どっちが美味しいかと言われるとRedのほうなのですが、テーマと照らして考えた時に、うまく言い表せませんが、愛情もただ最初からそこにあったのでなく、真実(White)の味わいを澱で優しく包んで、それによって華やかな愛情(Red)の味わいになるのかな、と思いました