第十回銘酒きき酒会 IN OSAKA⑤
■桑原酒場/「扶桑鶴」「高津川」・島根県益田市
明治36年(1903年)創業。
清流日本一に輝いた高津川からの清冽な伏流水。
燗上がりの日本酒として全国区で人気がある。
華やかな香りは求めず、日本酒の醍醐味である米本来の旨味を追求。
全部、燗での提供がオススメらしい。
【扶桑鶴特別純米】
燗での提供で、温めて広がるほっこりする香りで日本酒らしい日本酒。流行りではない。
【扶桑鶴純米吟醸凌雲】
こちらは冷やで頂く。甘さほんのりあって膨らむ米の風味でちょっと熟成で日本酒感もあり。
島根の地酒フェアに来てなかったですねって話から、山陰のお酒と食事の話などをして頂きました。
山陰のお酒は食事と共に飲まれることが多く、香りが少なく、冷たくしすぎると味わいがボヤけるので、冷やか燗で飲むのがよいみたい。また、温めて美味しいコハク酸や乳酸が多く含まれてるらしい。