Logo
さけのわ飲んだ日本酒を記録して好みの日本酒を見つける
はちこはちこ
思い出した時に感想を書く。備忘録に近い。

登録日

チェックイン

11

お気に入り銘柄

0

お酒マップ

飲んだことのあるお酒の産地に色がつきます
まんさくの花特別純米原酒生酒
まんさくの花 チェックイン 1まんさくの花 チェックイン 2
17
はちこ
まんさくの花の生原酒で日本酒度+15である。飲む前に味を想像してみたが上手くできなかった。濃醇な米の旨味がスッと消えていくイメージができなかったのである。 実際に飲んでみると、「超限定」のまんさくの花のようなどっしりとした米の旨味が口に広がり、名残惜しさを覚える間も無く後味が切れていった。旨味のベタつきの一切が口の中から消えていく感じは初体験で、薄味を良いことに辛口を名乗る巷の酒とは格が違うと思い知らされた。天ぷらや油っこい料理との相性が良いと思う。どんな料理にも負けない旨味と、一切合切の味の名残を洗い流すキレ味を持つ、突出した酒である。
真稜純米山廃
真稜 チェックイン 1
16
はちこ
税抜き2300円程度。山廃でこの価格は驚き。そして飲んだ感想を述べるのが難しい味。良い意味であまりにも特徴がない。この価格の日本酒には、コスパの裏に尖った個性が隠れていることが多い。舌に痺れを覚えるような苦味、鼻につくアルコール臭さ、特徴的すぎる米の風味、果実酒かのような甘さ、等々。この酒にはそれらの尖った部分が無い。スッキリとした飲み口、無個性とも言える含み香、それらと調和したほの明るい旨味を感じ、アルコール臭さもなく嚥下し終わって「ん?」と首を傾げてラベルを見直す。山廃だっけこれ、と。ぬる燗にすると更にまろやかになる。感想をしたためている今、もう味を忘れかけている。明日には飲んだ事実を忘れているかもしれない。
竹雀純米生酛原酒生酒無濾過
竹雀 チェックイン 1竹雀 チェックイン 2
19
はちこ
まるで吟醸のようなフルーティさの生酛生原酒。始めは微発泡感が心地良く、このままスルリと飲めてしまうのかと思いきや、味が乗ってるので果汁感を超えて果肉感さえ覚える。この味の厚みが純米吟醸との違いだと主張された。酸味が面白く、特徴的。後味に少し辛味と苦味が残るが、食事中に飲むならむしろ長所と思える。生酛なので熱燗にしても期待できると思ったが、単純にフルーティさが消えただけだった。個人的には冷や推奨。税抜き3700円でちょっと高いなあと思っていたけど、裏のラベルの生産者の魂が購入を決めさせた。
龍勢純米生酛原酒生酒無濾過
龍勢 チェックイン 1
16
はちこ
生酛の飲みづらさはなく、乳酸と酸味のバランスが整っている。冷やではキレがあり、熱燗ではふくよかさが増す。好みに合わせて飲めるとても良い酒。苦味やえぐみが一切無いというのが個人的には驚きで、上品な酸味が芯にあり、味を統制していると思う。木桶の香りがある種のスモーキーさを出していて、全体のバランスを整えているのかもしれない。始めから終わりまで乳酸を感じられ、生酛を飲みたいという愛好家の期待に応えてくれる。
男山純米原酒生酒
男山 チェックイン 1
1
はちこ
頂き物。居酒屋の粗悪品しか知らなかったため良いイメージが無かったが、蔵元で1500円程度で購入したという夏酒を飲んだら男山の印象が変わった。旨い酒は旨い。ふくよかな味わいが口に含む時間ずっと続き、飲み込んだら男山然としたキレが後味を流す。涼しげな瓶と相まってこれぞ夏酒と主張された。男山の印象がガラリと変わる良い酒だった。
神亀純米吟醸中取り
神亀 チェックイン 1
15
はちこ
あまりに濃厚。澱がうっすらと濁りを出している。味は透き通った甘酒を飲んでいるかのよう。旨味と甘味が渾然一体となって口の中に広がる。アルコール臭さが少なく、尖った辛味もない。この後にフルーティな日本酒を飲んでみたが味がわからなかった。他の日本酒を呑むなら肴と呑む順番を考えなければならない。ただ、旨いのでこれ一本で満足する。
越乃雪椿純米吟醸原酒生酒
越乃雪椿 チェックイン 1越乃雪椿 チェックイン 2
8
はちこ
圧倒的な果実感。香りから始まり口に含んでも損なわれない果実の瑞々しさと甘さ。生原酒なのでアルコール感を警戒しながら嚥下しても余韻まで旨味がぎっしり、アルコール臭さはない。ただただ上品な甘さに驚くばかり。なお、限定販売のようでどこでも買えるわけではない。
昇龍蓬莱純米吟醸生酛
昇龍蓬莱 チェックイン 1
8
はちこ
薄い琥珀色。香りはアルコールの中に微かに果実が混じっている。口に含むと柔らかい舌触りにバランスの良い旨味と香りが口の中に広がる。飲み口が心地よいため生酛であることがわからない。生酛は熱燗にして飲みたいと思うことが多い中、これは冷やで飲みたいと思う。爽やかな余韻の最後、喉元を過ぎたくらいで生酛をアピールしてくるから困る。
羽前白梅純米吟醸
羽前白梅 チェックイン 1
9
はちこ
口に含むと微かな果実の香りがあるものの、まろやかすぎて一瞬味が見えてこない。徐々に甘さと旨味が顔を出し、酸味が追いかけてくる。甘さも旨味も酸味もバランス良く調和していて、飲み込んでもアルコール臭さがあまりない。だらだらと長時間飲み続けるには最高の酒。今回購入したのは熟成されたもので、同銘柄では味が乗っているほう。店頭でテキトーに買うともう少し薄味かもしれない。
亀治好日純米吟醸
亀治好日 チェックイン 1
6
はちこ
亀の尾の旨味が最初から最後まで続く。果実よりも米の旨味が意識される。苦味が少なく円やかで飲みやすい。嚥下した後に少し苦味が残る。常温が一番良い飲み方な気がする。
如空純米吟醸生酒無濾過
如空 チェックイン 1
5
はちこ
甘みが先に来て、続いて仄かな果実の香り、後から苦味がくる。冷やで飲めばサラリとしていて飲みやすい。最初から最後まで旨味が乗っているので余韻が長い。