コメントをプログラムが解析して風味の特徴を分析しています。
コメントを解析してお酒の特徴を表す単語を抽出しています。銘柄全体での扱いにつき全体の特徴を表現するものとしてご参考ください。
チーム若波は3人の主役がそれぞれ貢献することで
力強く機能しているようです。
蔵元家族から2人、
お姉さんの友香さんが若波の根っことして存在し、
その後に蔵に帰った弟の嘉一郎さんが
蔵元後継者としてそれを支えます。
2015BYから社員杜氏となった庄司さんは
技術者として若波に高度な製造技術を提供。
この3人が力を発揮して若波の美味は造られているのです。
蔵元姉弟が味わいの根幹を決めてスタートした若波に、
秋田の蔵元で修行を積んでいた
醸造技術者・庄司さんが合流したのが2011年。
友香さんが研修生として参加した
広島醸造試験場の同期に庄司さんがいたそうで、
それが運命の出会い。
蔵元や蔵人が40日間の合宿生活を送るそうなのですが、
その中でも味わいについても酒造りの理想についても
最も気が合ったお二人なのだそうです。
その後、嘉一郎さんも庄司さんの人柄と技術に惚れ込み、
若波酒造は社運を掛けて
庄司さんを杜氏候補として招聘した経緯があります。
若波の黎明期にはよく3人で蔵の休憩所などで
熱く語り合ったそうです。
「味の押し波、余韻の引き波」というキャッチフレーズも
3人の共作とのこと。
そう、お互いを良く理解し合いながら進められる若波の造りは、
初期からしっかりとしたビジョンがありました。
香味は穏やかながらも上品な味わいを目指す。
若いチームの若い銘柄としては珍しく、
若波は冒険をほとんどしません。
定番酒の完成度に強く意識を寄せて、
ひたすらにそれを磨き上げてきました。
友香さんは、3人のチームというのは
意見が割れても2対1なので平行線にならない、
と面白いことを言っていました。
それぞれの立場で責任を持ち、
素晴らしいチームワークを発揮している若波は、
これから益々美味しくなるはずです。
キャッチーでイマドキの味わいではありますが、
浮ついていないチーム若波は前途洋々。
今後もご期待ください。
by朧酒店店主 大熊
朧酒店HP 若波 https://www.oborosaketen.com/theme1240.html
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