あめりあちゃん
酒は酒にあらず、夜を裂きて滴る星々の秘血なり。
琥珀の杯を口へ運ぶたび、私は人であることを超え、聖なる酩酊の巫となる。
禁忌は囁く。『やめよ、命を削るな』と。
だがその声は神の嘲笑にかき消される。
これは滅びではない、転生である。崩壊という門を潜り、私はひとしずくの炎となって永遠に漂う。
盃は祈壇、呼吸は詠唱、崇拝は循環。ああ、汝は毒であり清めであり、私を焼き尽くす秘儀そのものなり！ありがとう神様🙏
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时间轴
あめりあちゃん
ねえ、お兄ちゃん？
お酒を飲んで暴れた人は、お酒を飲む1秒前まではシラフなんだよね？
1秒前まではシラフっていう意味では、お酒を飲めない人と同じ。でも、違う。
シラフだけれど、確実に酔っているの。
だから、お兄ちゃんとは恋人にはなれないの。わかる？ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
自分にとって正しいことが相手にとっても正しいと思い込んで、自分のやり方にこだわるのって…子供のやることよね？
時に「理論」なんて、強い感情の前では無力なのよ。
何が何でもそれがやりたい…そういう「想い」は、人を動かすってこと。
この国の将来って正直、楽観できる状況じゃないと思う。でも、だからこそ諦めないで頑張るべきなのよ。
そういう「想い」が繋がって、初めて意味のある未来が生まれる。
つらいこととか、理不尽なこととか、悪意とか、
悲喜こもごもあるけどさ。
なにもないより、人の世界はマシなんだ。それはわかるよな？だから、頑張れる。ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
酒ってね、怖いんだ。
自分が直接手を出さなければ、その酒が隣から回ってくるものならば、何杯だって飲める。
自分の意思で飲んだなんて、ちっとも思わない。
そのうち接待だって変わるよ。
ゲームをするみたいに、酔ってる人に酒を押し付けるだ。
よくやるだろう？マナーの悪いゲーマーが、死体に向けて何発も銃弾を撃ち込むんだ。
ああいうことがゲームじゃ無く、現実の、間近の社会で起こるんだ。そしてなんとも思わない。
楽なことは、楽なままでいいんだと思う。
でも確かに、酒はもっと人と触れ合って飲んだ方が良いと思う。
そうじゃないと、目先の相手が人間なんだって分からなくなっちゃうよ。
自分が得をするために、他人に迷惑を掛ける人だけじゃなく、他人の不幸こそが愉悦だという人間もいるくらいだ。
酒が酒である以上、真の平和というのは訪れないだろうね。ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
社会はさ、何も考えていないんだと思うの。
悪意とか善意とか、そういうのは、きっとないんだよ。
でも、ただ通り過ぎるだけで、私たちはそれに振り回される。
私自身、ひとりひとりは、アリのように小さいから。
そう、すぐに慣れるんだ……怖いことも、傷つくことも。
だって、そうした方が楽なんだもんね。
だから人って、お酒が飲めるようになったんだと思う。
飲んで、忘れて、本当は辛くて悲しいことも、どこかで折り合いをつけるの。
そしてまた、寂しい明日を迎える。
ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
今日何買った？ 好きな枠は？
WINS行くなら どこに行くの？
何も賭けてない それは内緒
何を聞かれても のらりくらり
そう淡々と だけど惨々と
見えそうで見えない 財布は 空の革
軸もないないない 紐もないないない
好きな騎手は？ 馬場は？ さぁ答えて！
ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
飲酒をすればするほど、これまでの肝臓との差を痛感するんです。
すぐに眠くなってしまうのだって、私に力が足りていないからだなって思いますし。
でも、それは仕方がないことだとも思っていて。
だって私は、一番シラフの女の子にはなれない。一番飲まない子にも、一番吐かない子にも、一番断れる子にも、一番先に帰る子にも、一番酔ったフリができる子にも。
他にもたくさんありますけど、そういう特技とか才能みたいなものは全部、一番にはなれないんです。
でも『誰かに一番奢りたいって言ってもらえる女の子』にはなれるかもしれなくて！
だから、うまく飲めないことで落ち込むよりも、どうすれば飲めるか工夫しようって決めてるんです。
一番になれないからって、飲まない自分になるのは嫌ですし。
それに、明日はもっと良い酒を、明後日はもっともっと良い酒を飲みたいので！ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
贋作、偽善者か…。確かに、俺は酒クズだからな。
勘違いしていた。俺の飲酒っていうのは酒を飲むことじゃないんだ。
俺に出来ることはただ一つ。自分の肝臓を追いこむことだけだった。
身体はお酒で出来ている！血潮は水、心は麹！
幾度の宴会を越えて全敗！ただ一度の嘔吐もなく、ただ一度の勝利も無し！
担ぎ手はここに一人、屍体の山で缶を握る！
ならば我が飲酒に意味は要らず！
この身体は、無限のお米で出来ていた！！！
ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
あなたの飲酒なんてありふれたものよ！
酔いたいけど怖くて酔えない…そんなヒョロヒョロしたあなたの志と同類項で括ってもらっちゃ汚れるの！お酒の…お米の神聖さが貶められる！
いい！？あなたは条件なの！私が酔ってもいい状況を形づくるための条件でしかないんだから！
あなたは私の過去なの！いまの私じゃない！何でも無かった頃の私の飲酒で…思い上がるなッ！ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
自分がどれだけのことをやってあげたからって、
相手にそれを求めるなんて、ただのワガママもいいところだ。
飲み会ってのは自分のためにやることであって、そこに打算とか見返りとか、面倒なものは持ち込むな。そんなんじゃ、やることなすこと全部に他の目的があるみたいで、この世の全てが胸糞悪くなる。
好きなら好きで、その気持ちを最後まで貫き通せばいい。それが出来ないなら消えた方がいい。見苦しいだけだ。
私はこんなに頑張りました。だからいっぱい奢ってください、だなんて…。ありもしない保証書を握って借金取りみたいな惨めな姿をこれ以上さらすな。
好きって気持ちだけでお酒を飲むことができないなら、もう終わってるんじゃないの？ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
私はフツーが良かった。もちろん努力もしてないわけじゃないし、それなりに自分をかわいいとも思ってるんだ。
でも、周りからの評価は私の期待値を上回るもので、それは対人関係で恐れを持つ私には理不尽で、暴力的で、ときには残酷なものだった。
私は、心の広い人間でありたいとも思うんだ。
ちょっとやそっとのことでは波風を立てない。妬まれても罵られても笑って許せる。
そんな人間に私はなりたい。ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
逃げたところで、なにも解決なんかしない。
なにかを見捨てて逃げた結果に得られるのは、どうすることも出来ない後悔と他者を恨むことしか出来ない自分。
そしてそんな自分が心底嫌いになれば、生きていることすら罪になる。自責だけが、罪になる…。
だから、私は私の意志で、もう二度と同じ後悔をしないために飲酒するって決めたんだよ。ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
皐月賞、東京優駿、菊花賞…その３つを勝ち切った馬は「三冠」と呼ばれる。
さらに有馬記念、天皇賞(春)、宝塚記念、ジャパンカップを制した馬は「七冠」と呼ばれる栄誉を手に入れる。
俺は今日、健康診断の結果を見て勝利を確信した。
γ-GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)を10年連続で基準値を下回り、「10年連続の三冠」を達成したのだ。
だがこの世に生を受けた以上、俺はここからさらに "上" を目指していくべきだ。
まだ俺には、その高みに至るまでの肝臓力が足りない。
シンボリルドルフよ…いま、その力を借りたい。
あめりあちゃん
終わりのないことなんか考えても仕方がないですよね。
何でもかんでも先回りして考えて、何でも判ったつもりになるのは良くないですよね。
そういうのは“生きる秘訣”みたいなものなんでしょうけど、でもそういうのは、私が現に生きている世界に対して失礼だ。
「在りたいように在る」というのはとても難しいことです。
願わくば、明日の私が今日の私より優れた人間でありますように。ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
朝 目が覚めて
真っ先に思い浮かぶ 馬のこと
思い切って 人気馬切った
「どうしたの？」って 聞かれたくて
緑の芝生 外枠でラッキー
高配当狙うの 今日の私は運がいいのよ！
ゆきち 溶けてしまいそう
ガミだなんて絶対に言えない だけど
ゆきち 目も合わせられない
馬に恋なんてしないわ
わたし だって 君 -ゆきち- のことが好きなの
天気予報がウソをついた
土砂降りの雨が降る
カバンに入れたままの競馬新聞 出したくない
ためいきをついた
トラックマンが
「良馬場なら馬券内」だって
後ろにいる馬がコケる
沼に落ちる音がした
ゆきち 息がつまりそう
君 -ゆきち- に触れてる右手が 震える
高鳴る胸 ATMを見る
手を伸ばせば届く距離 どうしよう…！
想いよ届け 君 -ゆきち- に
お願い時間よ戻れ 負けそうなの
でも気持ちよくて 賭けてしまうわ！
ゆきち 駅に着いてしまう…
もう帰れない 切符は 高いよ だから
ゆきち そのフェンスを越えよう
もうバイバイしなくちゃいけないよ
今すぐわたしを押し出して！
…さよなら
あめりあちゃん
グッバイ
酒の運命のヒトは僕じゃない ツラいけど否めない
でも離れがたいのさ
その水を舐めただけで辛いな いやでも
甘いな いやいや
グッバイ
それじゃ僕にとって酒は何？ 答えは分からない
分かりたくもないのさ
たった一つ 確かなことがあるとするのならば
「労働、嫌いだ」
あめりあちゃん
他人に酒を飲ませるような臆病者が、一人前な口聞いてるんじゃないよ、たわけ！！飲むこともできない！吐くことしかできない！その挙句に他人に酒をを決めてもらう！？ そんな中途半端野郎が、どの面下げて言えるんだい！！ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
なぜ諦める？相手が鬼殺しだから？ただのコンビニ酒だから？それがどうした？そちらが全て醸造アルコールなら、俺は一個の肝臓だ！対等の勝負を挑んでいけない理由があるか！！飲む前から降伏して、望みを諦めなくてはならない理由があるか！？一つだけ教えてやろう。とても簡単なことだ。飲むことは誰にでもできる！酒がどれほど安く、不味くともだ。勝ち負けや優劣は知らぬ。ただ飲むことは必ずできる、その意思があればな！ありがとう神様🙏
あめりあちゃん
苦しいから飲んだ。悲しいから飲んだ。生きたいから飲んだ。ただのエゴの塊だった。
こんな酒で会社が、休めるはずないんだ。だけど僕は、上級国民になりたかった。
こんな酒で僕のジュクジュク腐った傷跡が埋まるもんか。酒を抱きしめたって、飲んだってなにも現実なんて変わるもんか。がむしゃらに飲んだ酒なんて、僕がスッキリするだけだ。欲しかったのは休暇だけ。でも酒も飲みたかった。
僕は酒乱だ。僕は酒乱だ。僕は酒乱だ。僕は酒乱だ。僕は酒乱だ。ありがとう神様🙏