昨年飲んで大好きだった夏ノ純米を今年もいただいたのですが、タンク違いがリリースされたのを知った時は急いで買いに行きましたよ。笑
初夏のバージョンが14号酵母であるのに対してこちらは6号系のメロンやバナナのようなアルコールを思わせる香りだけでなく、どこかに爽やかな淡い果実のニュアンスがあります。
6号系酵母に酒米・雪女神の組み合わせはライチのような果実のニュアンスが出るそう。立ち香で感じたのはこれかもしれません。
含んだ瞬間から一気に花開くように、果実的な華やかさとしっかりとしたミネラル豊富で確かな旨味が。そしてそこからゆっくりとしかし確実に消えてゆく流れはまさに夏の夜空に打ち上がる花火。
願わくば花火がひゅー…っと打ち上がっていく様まで表現されていたらと思いつつ、相変わらずの山形正宗の旨さに大満足でした。
ちなみにタンク1と比較するとやや淡麗で、香り・味ともにすっきりしているのがこちらです。両方ともたいへん美味しうございました 感動です!