名前がインパクトのあるこちらの斬九郎。
「斬」という文字の持つパワーが凄い。
立ち上がる香りは仄かに杏っぽい香りとアルコールの匂い。
口に含むと、生酒らしいフレッシュな酸味をコーティングするかのような甘みと米の旨み。
ピチピチとした発泡感は感じない。
結構米の旨みが柔らかいがしっかりしている。
そして苦味も出てくる。
後半は辛さを感じて、スッパリ斬れていく。
最初少し杏酒とか紹興酒っぽいニュアンスを感じるが、
全体的には米の旨みがしっかりしていて斬れの良いお酒。
斬れだけではない所が、芳醇辛口ということか。
序盤〜の旨口系の柔らかな印象から後半の苦みと辛さの斬れがアンバランスに感じさせるかと思ったが、
全くそんなことはなく上手く調和している。
美味しい。
つい「斬」を使いたくなる😅
そんなお酒。
好み度 85点