先日の日帰り名古屋出張。
折角なので、愛知県の地酒を矢場とんの味噌カツと合わせて、ささやかに居酒屋新幹線を開店。
中埜(なかの)酒造は1844年創業。
愛知県の知多半島・半田で國盛を醸しています。
この半田郷純米吟醸は、若水100%を精米歩合55%まで磨いて1801酵母で醸した純米吟醸酒です。
外観は温かみを感じるクリスタル。
ドライな芯を感じる日本酒らしい香りの中に酸味強めの吟醸香。
セルレニン耐性酵母らしい派手な香りを想像していたので、1801酵母っぽくないと思いましたが、温度帯が上がると優しいフルーティーさが顔を覗かせるようになりました。
口当たりは滑らか。
最初はドライに強めのアタックがきて、そのドライさと旨味、酸味が広がるが、すぐに米の甘味が追いかけてきてドライ感や酸味の刺激を宥めてくれる。
中盤以降はドライな旨味と酸味がキレていく。
余韻は酸味とアルコール感がじわーっと。
呑み進めると最初からトロッとした甘味が感じられて、透明感のある旨味やキリッとする酸味がドライさのヴェールを纏って広がる。
含み香に時折軽快でフルーティーな香りも。
ご馳走様でした🚄🍶😋