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さけのわ飲んだ日本酒を記録して好みの日本酒を見つける
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帯広の20代飲兵衛 記載がない場合ワイングラスに冷酒です 毎週色んな日本酒を飲んでおりますが、特筆したいものに関して気が向いた時に投稿しています。

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言わずと知れた仙禽の無濾過原酒。アッサンブラージュとは最近増えている「原酒のブレンド」。主に料理のペアリングを考えてブレンドされ、菊正宗酒造の「百黙」でも注目を集めている。 さて、開封後数日のもので香りはやや穏やか。仙禽らしい華やかな香りに酸を感じさせる中で落ち着いている。 味わいは意外にも丸く、仙禽特有の酸味もまろやかに甘みもほのか。フィニッシュに強い苦味(ミネラルに近い)を感じてやや余韻が残る。 正に線香花火のような風情ある1本。推奨はもちろん冷蔵庫で冷やして欲しいが、私は味わい方のひとつとしてやや常温も楽しいと思う。少し大きめの盃でゆっくり飲むのが「粋」かもしれない。
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プライベートラボシリーズの第三弾。 高い歩合で有名な涅槃龜の100%、ようするに玄米で作った日本酒。 香りはナッツのような香ばしさに穀物を思わせ(ナチュールのオレンジに似た香りの1本があった)、味わいはよくあるニューポットに近いとうもろこしを強く感じる。とにかく不思議で日本酒の枠に囚われないながら面白い1杯を楽しめる。 慣れないうちは香りに抵抗感があり低アルコールであることに胸を撫で下ろすが、今後こういった日本酒が数を増やすとどうなるのだろうか。ペアリングはまず考えられず、とても難しい扱いになるだろう。 機会があるのなら必ず飲んで欲しい。
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白麹100%を達成した亜麻猫。 香りから清流を感じさせる爽やかさ、沢を下るような軽やかさ。 舌に乗る前からずっと透き通った味わいに酸味が乗り続け、新政特有の瓜っぽさ(私は個人的にこう表現している)もほのかに感じさせながらフィニッシュまで駆け抜ける。 かと思えば重い余韻が長々と続く、とても気持ちのいい1本。他の亜麻猫に比べると複雑性は圧倒的に少なく、表現もしやすい為かなりオススメ。
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今年の新政ラボシリーズ第2弾。 新政の貴醸酒は全てこの酒を継ぎ足しで使っており、陽の鳥もこちらを使用している。 事前情報だと酸味が目立つような話であったが、それどころではない面白い味わいを醸し出す。 冷蔵庫から出してすぐ(抜栓から5日程)の香りは低く水っぽい印象。時間経過で酸とほのかな刺激がくる。 口に含むと、とにかく蜂蜜!!そして信じられない程の重厚感。惑星が変わったようなとにかく不思議で常識の変わる1口を体験出来る。 飲む機会はほとんどないと思われるが、見つけ次第必ず飲んだ方がいい。
新政天蛙 EXTREMEII clear dry
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冷凍より抜栓 新政特有の甘い瓜の味わい後に、きめ細やかな炭酸が酸味を口に残す。ドライで澱の無いスパークリングというテーマを持った1本だが、まさしくその通りの味わいに新政らしい香りのふくよかさを備えたものになっている。 ただ、冒頭に書いたが炭酸がきめ細やかである為、舌に酸味と少しの苦味が残り印象は良くない。スパークリングに甘口のにごりばかりな理由がわかる。 ちなみに他の雨蛙同様瓶内二次発酵もすさまじいので扱いは最難関。冷蔵庫で爆発するのはご愛嬌。
新政亜麻猫スパーク
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澱の強いにごりのスパークリング。香りは複雑で濃厚、難しくて私は的確な表現が見当たらなかった。 例に漏れずメロンの強い香りはあり、味わいは瓜が強い。苦味とキレも備えているので、飲みにくさは思うほど感じにくい。 間違いなく食中酒であり、粕味噌に付けたナチュラルチーズと完璧なマリアージュを起こした。熟成のきいたチーズは全般合うと思います。
新政No.6 RS-type スパークリング
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台湾の地震復興に贈られたスパークリング日本酒。R-typeのスパークリングとして意識しているらしいが、X-typeとの中間の味わいだと店主は話していた(私はR-typeにかなり近いと思うが)。 まず、ガスが強い強い!瓶内熟成2年にしてもここまで強いのは見たことがない。気泡も荒く、香りは酸の中に瓜。味わいはリンゴ、フィニッシュは軽い苦味。 熟成から来る旨味も感じることが出来る素晴らしい1本。6号酵母らしさ(瓜〜メロンが代表的かな)もふんだんに含んだ楽しい時間を過ごせます。
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抜栓すぐを頂いたが、キメ細やかなガスに糠のようなコクがある。抜栓後時間が経ったものはもっとスッキリとした印象だったが、香りでもったりとした重さと乳酸を微かに感じた。 パッションやリンゴのような爽やかさ、メロンに近い瓜の甘さをバランス良く兼ね備えた至高の1本。 食前酒として最高峰であり、まず迷いなくオススメ出来る。低アルなのでペアリングも考えやすいが、この1本にそれは無粋である。冷えたうちに飲み干してほしい。
大七純米生酛生原酒
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注いだ途端に粉っぽく甘ったるい香りがたちこみ、馴染むと炊いた米のような強さを持つ。 反面、味は後の苦味が際立ち、甘さも強いのだが思い返せばビターな印象となる。大七らしさと生原酒に求める面白さを兼ね備えた呑みにくい逸品。 さて、大七ならばと熱燗に猪口もしてみたが中々パッとしない。ゆっくり飲み進めるとまさかの常温で均衡が保たれた。当然保管は冷蔵庫だが、呑む時は常温でお試しあれ。 ちなみに、あえて「生酛らしい」香りとは書かなかった。乳酸感もそうだが、生酛由来(山廃にも言える)である根拠は限り無く少なく、蔵元により変更可能であるからだ。 こんなに書くつもりはなかった…、少し酔ってしまったらしい。近いうちベーシックな「大七生酛」と「大七2012By」のメモも残す。
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先日飲んだ「作 神の穂」と印象は近い。わかりやすく言えば、こちらの方が日本酒らしいふくよかさが強い味わいを生んでいる。 香りは青々としたいぐさを感じるすっきりとした印象。しかし、口に含むと途端に旨味を強く感じ襲いかかってくるワイルドさ。 ペアリングとしては、根菜類が優秀か?中々に面白く純米らしい1本だが、中級者向けな気もする。日本酒好きは是非。
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抜栓したては大吟醸らしい澄んだ青い瓜の香りがしたが、時間を置くとメロンとしか思えない芳醇で青臭い香りへ変わる。 味わいに関しても香りのままメロンであり、非常にバランスのとれた美しい1本。 フィニッシュはほのかに残る甘さ、しかし残りすぎずにすっきりと消えていく。 食後酒として飲むのが最適。食中も邪魔はしないが引き立てるかと言われれば別の話。