9月に宮城県から山形県にまたがって旅行の時に立ち寄った、山形県天童市の丸十仲野酒店さんで購入。出羽桜酒造のお隣で営んでいる、出羽桜専門店となります。お連れしたのは、山形県内酒販店とのコラボレーションした一本。山形超限定と謳っている様に、特定酒販店10店舗、数量限定での取り扱いだそう。
原料米は、亀の尾100%
精米歩合は45%
アルコール度数は17度
日本酒度は-3
使用酵母は協会1901号酵母
開栓時の香りは、フルーティさはあるものの熟したリンゴや洋梨の様な上品で落ち着いた果実香が立ち、米の香りや穀物感が仄かに感じる。
盃に注ぐと、透明に近い淡い色合いで、ごく淡い黄金色の見た目。雑味が削がれてとろみは控えめ。
一口含むと、柔らかく瑞々しい口当たりでスッキリとした旨味。フルーティな吟醸香に寄り添う様にコメの甘味旨味がじわっと広がります。後味は旨味のコクが舌の上に残るものの、酸味が後味のバランスをとり比較的スッキリとキレます。
亀の尾は、濃厚な旨みと淡麗過ぎない旨口系。雑味が少なくキレの良さが特徴的だそうな。冷やし過ぎない冷酒が推奨されているが、旨味をより濃厚にするお燗も良き。