菩提もと造りとは、室町時代に奈良菩提山正暦寺において醸造された醸造法です。製造工程で生米を使用することを特徴としています。正暦寺・寺領の米と水を用い、境内より分離した「正暦寺乳酸菌」「正暦寺酵母」の働きにより酒母を造り、これに近代醸造法を融合させた奈良県独自の地域特性のある濃厚旨口の純米酒です。また、この菩提もとの製造技術は正暦寺において、後世に継承されるという文化的側面もあわせもつものです。
米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合70%、奈良県菩提山町産ヒノヒカリ100%使用。
アルコール分17度、日本酒度-28、酸度3.3、アミノ酸度2.4、金剛葛城山系新装地下水 硬度250mg/L前後
匂いは柔らかいアルコール、味は旨味から甘味に移ってアルコールを感じさせる。風の森と一緒で、微発泡の美味しいお酒です。