(私が飲んでみての感想)
超高級なお酒についている栓を開けてグラスに注ぐと黄色味のお酒からはライチの様な良い香りがする。口に含むと甘酸っぱいライチの味がする。旨味を7掛けにした仙禽というのが分かりやすいだろうか。いや、常温に近くなるにつれ、甘味と米の旨味は仙禽以上である。かなり甘味が温度の上昇に連れて上がってくる。袋で吊るして滴る雫を集めた斗瓶取りらしい雑味のないきれいな酒だ。グラスから口に入れる直前に鼻に抜けるライチの香りと間髪入れずに口に含んだ際の極上の甘酸っぱい上品な米の旨味。満足出来る酒である。昨今のトレンドは、フルーティーで甘酸っぱく、低アルコールな酒が評価されるみたいです。その内の二つが当てはまった酒。
蛇足だが、甘い梨と相性バツグン。甘いフルーツに合うとはビックリしました。
酒の味わいのチャートと実際に飲んでみての味わいは「百光」とそっくりよく似ています。
蔵 元 : 代々菊醸造(上越市柿崎)
アルコール度:18度
原 材 米:山田錦
精米歩合:40%
日本酒度:+4.0
酸 度:1.1
アミノ酸 : 非公表