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当初は日本酒嫌いでしたが、それは純米酒を知らなかった時のこと。 純米吟醸、純米大吟醸を知ってからは、日本酒好きになりました。 日本酒の美味しいお店にもよく行くようになりました。

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与謝娘46純米吟醸原酒生貯蔵酒
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京都の与謝娘酒蔵さんの46というお酒。 46はよさむすめと読ませるみたい。 好適米は、なんと、与謝野町産のコシヒカリ。 瓶火入れの表示。ふつうは生貯蔵と表示しそうだが… アルコール度数は16度とやや高めで、濃醇辛口。ほんの少し雑味が残っているのが残念だが、味わい深く美味しい。 間接照明の中で一人静かに飲みたいお酒かもしれない。
Hiranにこまる純米吟醸生酛
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酵母が生きているので、発泡感があるが、すっきりした味わい。原酒だが、アルコール度は14度と高くはない。 香りは控えめなフルーティー。 味わいはしっかりとしているが、口当たりは柔らかく飲みやすい。 山田錦が20%、掛米が長崎県産の「にこまる」という珍しい品種だが、(一財)日本穀物検定協会が実施する「令和5年産米の食味ランキング」において、最高ランクである「特A」評価を獲得している。 お米の香りがはっきりしているので、評価は分かれるかもしれないが、個人的には好きな香り。 「久々に訪ねてきた友人」という感じのお酒です。
Horaisen摩訶純米大吟醸
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「摩訶」は、関谷醸造が米作りから酒造りまでを一貫して行い、最高を求めて造られた蓬莱泉の代表酒とも言える限定酒で、巷では幻の限定酒とも言われているそうですが、確かに香り、口当たり、味と素晴らしい出来だと思います。 口に含むと香りが鼻に抜けると同時に口に広がります。不必要に喉を刺激しないので、お酒が弱い人でも美味しく飲めますし、お酒好きなら、さらに味わい深く飲めると思います。 難点は…ちと、高すぎですね…
Kamonishiki荷札酒タンク133純米大吟醸
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好適米は五百万石。 雑味のないクリアな味わいが素晴らしいが、やや甘めなので、食中酒としては食事を選ぶかもしれません。 口に含んだあとにスーッと広がる香りは、洗練された造りを感じさせますが、甘味が残るので、辛口が好きな方には適さないと思います。
鳥海山自然水仕込み純米大吟醸
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好適米は美山錦(天寿酒米研究会産)100%。 クリアで華やかな香りと味わいを持ちながら、程よい辛口の口当たりは、和食に最適です。 獺祭がもう少し辛口だったら…と、思う人には超お勧めです。
Sanrensei渡船六号純米大吟醸原酒生詰酒
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滋賀県の銘酒、三連星。 やや甘く感じますが、日本酒度+2.7 アミノ酸度が高いので甘いと感じるのかもしれませんが、香り高く味わい深いです。 写真のフィルムは紫外線遮断フィルム。 お酒を劣化させるのは実際には450nm以下の波長(損傷係数が高くなるため)なので、紫外線だけを遮断しても劣化はするのですが、このお酒は劣化していなくて、美味しいです。 お勧めです!
Ugonotsuki純米大吟醸ひやおろし
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口に含んだ瞬間に喉の奥に広がる香りが素晴らしい。 酒蔵米は八反35号。 八反35 号は、広島県を代表する酒造好適米。在来種であった幻の米「八反草」の系譜を受け継ぎ、「八反10 号」と「秀峰」の交配によって生まれたそうです。 八反錦よりも柔らかく、精米時に砕けてしまうこともあるものの、吸水は良好で溶けやすいそうです。 きめ細かい透明感のある味わいと艶のある香りで、口当たりの良い、なめらかで淡麗な酒に仕上がるのが特徴。 さすが、相原酒蔵。その通りに仕上がっています。 雑味は全くありません!
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「華やかな香りとシャープでドライな味わい」とラベルにある通りだと思います。 が、芳醇な感じがします。 しかし、香りのキレの良さがをドライと表現するなら、ドライな味わいと言えるのかもしれません。 しかし、日本酒好きな人なら、これをドライと表現するのでしょうか? ぜひ、ご自身で味わって、試してほしいと思います。
DenshuM icro Bubble 生純米吟醸生酒発泡
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田酒が夏限定で出している発泡生酒です。 クラスに注いだ瞬間、細かな泡が勢いよく立ちすぐに消えていきますが、飲んでみるとスパークリングワインのような発泡感が残り続けています。 日本酒度が-1.5と少し甘く感じますが、しっかりと残る確かな飲み口は、さすが田酒といえます。  原料米 : 華吹雪  精米歩合 : 麹50%、掛55%  日本酒度 : -1.5  酸度 : 1.93  アルコール分 : 15%
Eikun無圧しぼり特別純米
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無圧搾りは搾り工程で圧力をかけずにしぼる方法です。これによって味が変わるのか? それは同じものを機械搾りかどうか試してないのでわかりませんが、柔らかな口当たりは、そのせいでしょうか? アミノ酸度は記載されていませんが、高いのだと思います。甘く感じますが、おそらくアミノ酸度が高いせいでしょう。 総合すると、これはうまい! この甘みと勘違いしそうな旨味をどう表現すれば良いのでしょうね。 どなたか、教えてください。
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丹後産コシヒカリに宮水が「遊び石の水」という京丹後らしさを追求したお酒。 蔵本杜氏の柿木杜氏の独り言が記されたこだわりのお酒。 2022年の12月製造で、冷蔵で日が当たらないように保管していたのですが、古酒のような味わいが気になるものの、飲み口は良い。 酒屋さんでも冷蔵だったのですが、その前に紫外線を受けたのかもしれないです。 というわけで、私が飲んだものは…残念!
Suminoe中垂れ純米吟醸生貯蔵酒中取り
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精米歩合50%なので、本来なら大吟醸表示なのかもしれません。 それだけに雑味のないクリアな味です。 口当たりの良さとしっかりとした飲みごたえを両立したお酒です。 甘い目の口当たりながら、余韻は辛口なので、つい酒盃を重ねます。
Hananomai純米吟醸原酒生酒
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山田錦100%の生原酒純米吟醸で、辛めのすっきりした味わいのお酒。 嫌味のない芳香で雑味もなく飲みやすいお酒ですが、原酒独特のガツンとした口当たりがすっきりさと調和が取れています。
Atagonomatsu純米吟醸 はるこい生酒にごり酒
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春の桜を連想させる薄いピンク色の濁り酒で、その名も「はるこい」。甘酸っぱい味なので春恋なのかもしれません。 ひとめぼれを赤色酵母で醸したという「恋」にこだわったかのような造りです。 雑味のない純米吟醸で、日本酒度は低いので、食中酒としては適さないものの、あっさりした飲み口で、美味しいと思います。
Kamotsuru蔵元限定広系酒三十三号純米大吟醸
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広島の西条、賀茂鶴の蔵元限定品、広系三十三号酒造好適米のお酒。 口に含むと上質のブランデーのように口から鼻にかけて広がる香りと余韻が素晴らしい。 舌触りは少しトロリとした感じだが、甘口ではなく、ガツンとした透き通る味わいがある不思議な風味は、他に類がない。 良い仕上がりである。 例えるなら、瀬戸内の陽だまりと夕陽の狭間で海を見ている感じ。
Sansui天領の美酒純米吟醸
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大分県日田(ひた)市のお酒。ここは江戸幕府の天領であったことから天領水という水が売られています。 その水を使ったお酒です。 22年10月の醸造で冷蔵保存でしたが、やや古酒の香りがあり、好き嫌いがありそうです。
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境港の駅から水木しげるロードに入るところにある千代むすび酒蔵さんのお酒です。 デザインは少しちゃめっ気のある鬼太郎が描かれていますが、味はしっかりとした口当たりの真面目なお酒でした。  子供の頃は怖かった妖怪も、ミサイルを打ちまくる国と比べれば、可愛く感じてしまいます。
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松下村塾を開塾した吉田松陰の名を冠した山口県のお酒。淡麗系ながらしっかりした味わいがあり、上品な芳香が後から来る感じ。  ラベルには吉田松陰の「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」という句があります。  どのような困難があっても成し遂げる強い意志を感じます。少し意味合いは違いますが、コスタリカ戦で敗れたサムライジャパンが圧倒的不利と見られたスペイン戦で正々堂々と戦い、勝利を導いた今日のゲーム(12月2日)がこの香りの中に感じられます。  因みに英語で大和魂は「the Japanese spirit」で、「the samurai spirit」は武士道とのこと。 いずれも美しい日本の心で、スタジアムにゴミを残さないサポーターの行為に通じるものがあります。 吉田松陰には、このやうな句もありますね。 「かくすれば、かくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」  大和魂に想いを馳せて美味しく飲めるお酒です。
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酒造元は明壽酒造株式会社。 山口県下関市豊北町(ほうほくちょう)の酒造。 このお酒の名前となっている角島大橋(つのしまおおはし)は山口県北部の角島にかかる橋で絶景です。 味は豊潤系で、まったりした味わいです。 2022年11月の秋上がりは残念ながら、少し雑味が残っています。 写真には角島にかかる橋を追加いたしました。 日本とは思えないエメラルドグリーンの海にかかるこの橋のイメージでは、淡麗系に仕上げた方が良いのではないかと、個人的には思いますが、この地方にしか売っていないことを考えれば、美しい海のイメージと重なって、趣があります。 山口県を訪れる際にはぜひ訪れて欲しいところです。
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