松下村塾を開塾した吉田松陰の名を冠した山口県のお酒。淡麗系ながらしっかりした味わいがあり、上品な芳香が後から来る感じ。
ラベルには吉田松陰の「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」という句があります。
どのような困難があっても成し遂げる強い意志を感じます。少し意味合いは違いますが、コスタリカ戦で敗れたサムライジャパンが圧倒的不利と見られたスペイン戦で正々堂々と戦い、勝利を導いた今日のゲーム(12月2日)がこの香りの中に感じられます。
因みに英語で大和魂は「the Japanese spirit」で、「the samurai spirit」は武士道とのこと。
いずれも美しい日本の心で、スタジアムにゴミを残さないサポーターの行為に通じるものがあります。
吉田松陰には、このやうな句もありますね。
「かくすれば、かくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」
大和魂に想いを馳せて美味しく飲めるお酒です。