福井県鯖江市の酒です。
世界三大メガネ産地(イタリア·中国·鯖江)であり、アイドルライブの隠れたメッカのサンドーム福井がある街。
3年くらい鯖江に住んだことがあり、今でも鯖江メガネの愛用者です(今の眼鏡は鯖江アウトレット品ですが)。
華燭とは、結婚式の席を照らす華やかな蠟燭の明かりという意味らしい。
さっきの早瀬浦とは打って変わって、力強い!
ほんのり黄色、いかにも地場の昔酒らしいひねた香り、本醸造らしいアルコールの香気、全面に出る甘みはしっかり、アテの旨味に副旋律のように沿う。
温めるとどうか。
ギリッと湧く甘み、少し強くなったひね香、しっとりと乳酸菌の旨味(酸味はさほどない)が走り、5秒後には消えていく。
甘みのインパクトがやや強め。
山菜の天ぷらの油っけと苦味をしっかり包み込む。
うーん、常温も燗も甲乙つけがたいな。
同じ蔵元の酒ですが、去年5月帰省の際に飲んだ低アルコール発泡日本酒「華燭スパークリング メトード·リュラル」これはめちゃくちゃ美味かったです(チョイ高いけど)。