精米歩合100%!
奈良醸造のUNDERWATER (風の森の仕込み水や7号酵母等を使ったビール)に着想を得たお酒。
(ちなみに奈良醸造でも今年はそやし水まで使ったそうです!)
蒸米は、酒米のでんぷんをアルファ化して麹の酵素の作用を高め米を溶けやすくする工程。
それなら蒸さなくてもビールみたいに焙煎でいけるのでは、というまさかの発想で酒米を全く磨かず玄米での醸造に成功!
この焙煎玄米醸造法がAmorphous(アモルファス)製法です。
4年めの今期は白麹を少量加えて穀物感の低減とメリハリを狙ったとのこと。
外観は琥珀色、泡なしのラガービールか熟成浅めのウイスキー。
酸味のある漬物や、泡が抜けた後のビールのような香ばしさもある上立香。
少なくともこれまで日本酒で感じたことのない香り。
ファーストタッチは日本酒の甘味、シュワっと軽いガス感。
そこから菩提酛の日本酒らしい酸味やキレイめの旨みが、独特の焦げ感、燻製感とともに広がって、流れるようにキレていく。
アフターフレーバーもまさにビールの苦味の余韻。
限りなくビールに近いけど、確かに日本酒です🍺🍶
正直、美味しいと思いました☺️