<滑らかで 旨じわドカンな レトロ酒>
1合瓶の「蔵べる」シリーズ7本目、岐阜・千代菊(株)さんの特別本醸造です。
香りは蜜・穀物の甘さと旨さ。これはレトロな予感。
口当たりは意外に滑らかですね。軽い乳酸を伴ってするっと入ってきます。
でも、後半からレトロな穀物甘旨がぐいぐい広がり、途中から苦味えぐ味も加わって口の中を蹂躙します。飲み下す感覚はとても滑らかでひっかかりも全然ないのに、口に残る余韻はビリビリずっと続く。
これは食中酒ですね。和食の煮物なんかは相性良さそう。でも残念ながら今日の晩ごはんはカレーでした。さすがに合わせにくい。
ジブリで例えると「おもひでぽろぽろ」のタエ子のお父さん。昭和の厳格なお父さんで、融通きかなそう。晩酌が似合う感じで、洋食のイメージじゃない。
満足度:★★★☆
今回はできなかったけど、アテを選べばもっと美味しくなるポテンシャルは充分に秘めてそうです。
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