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新潟県の酒は、淡麗辛口が主流。この酒は、そうした酒質の伝統を守りながら
今流行の豊潤甘口にバランスよく仕上げたお酒。試験醸造1401号酵母という初めて聞く酵母を使って仕上げた。軽さの中に豊潤さがあるように感じられる。
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北海道で一番の品揃えの地酒店として知られる銘酒の由多加が、食用米「ゆめぴりか」を使って、酒粕を田んぼに戻して入れて無農薬、化学肥料不使用で作ったお酒。精米歩合70%。甘いお酒だがくどくないあまさある。何となく江戸時代の酒は、こんな感じだったのかなと思った。常温でこれ単独で飲むのが良い。
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飲みやすい、甘めな味。爽やかで飲み心地がよい。若干とろりとした感じのお酒。個人的に好みです。
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北海道芦別市の加藤農場で山田錦を栽培して小林酒造で作られたのでこんな名前になった。冷やして飲むと味わいが伸びやかで心地よかった。常温だとちょっとチグハグな感覚がある。
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北海道芦別市で栽培されるようになった山田錦を使用して造った純米大吟醸。山田錦は育成が遅く、穂丈も高くて風に倒れ易いので、北海道では山に囲まれた南側の水田しか栽培出来ない。初の道産山田錦酒の味は、良くも悪くも普通の山田錦の酒。
これは杜氏が、初の山田錦という事を意識してマニュアル通りに造ろうとしたからだろう。道産の山田錦の出来は悪くはない。来期以降の酒に期待したい。
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同じ酒蔵でも仕込み水がちがうとこれだけ味わいが変わるのかと驚いた酒。江別神社の湧き水と江別産の彗星使用の特別純米酒の中汲み無濾過生原酒。
甘くじわっとした味わい。若い人達に人気があるのかをわかる。
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一言で言うとバランスの良い酒。近年、北海道の酒のレベルも上がったが、こうしたバランス感覚のある酒はまだ造れない。安心感がある。
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郷宝（箱館醸造)の彗星は、冷酒で飲んだ場合は吟風と比較してふくらみを感じた。しかし燗酒や常温で飲んだ場合は、厳しい感想となった。
甘味が最初に来て、後味の苦味が妙に舌に残って心地が良くない。
北海道は、昨年から今年に掛けて、上川大雪酒造（帯広市、函館市、北見市)、三千櫻酒造（東川町)、箱館醸造（七飯町)と5つもの醸造所が開設される予定。その中で郷宝が生き残れるか？今後に期待したいです。
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今年4月に北海道七飯町に出来た箱館醸造有限会社の郷宝の1st TANK。吟風で純米酒。親会社の冨原商店の経営者が女性利酒師だった経緯から出来た。
甘く柔らかい味わいだが、余韻はほとんどない。女性には割合好まれると思う。
ただし500mlで1750円と比較的高い。地元向けに売り出すには、せめて四号瓶入りにして売り出して欲しい。
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前回は彗星（酒米)の純米大吟醸酒を飲んだが、今回はきたしずくの吟醸酒を飲む。
北海道の酒米は、吟風、彗星、きたしずくの3種類があり、それぞれどっしりした味わい、淡麗な味わい、吟風と彗星の中間のバランスの取れた味わいという特徴がある。
しかしこの酒の場合は、彗星よりも柔らかい味わいに感じた。
宅飲用としてはこちらの方が良いが、居酒屋等ではインパクトが薄いので（料理に負ける)、彗星の方が評価が良いと思う。
＜追記＞燗酒にした所、美味でした。良い意味で苦味が出て来てインパクトがでた。
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十勝管内限定で販売されている純米酒(製造は碧雲蔵)。杜氏の川端氏が「コップ酒でグッと飲む酒」と称しているがその通り。嬉しくて騒ぎたい時に飲む酒。一口目にグッと来て、味わいは華やかさはなく、余韻は苦味が残る。ただし後味は悪くない。
なお上川大雪酒造では、同様の地域限定純米酒を上川町と愛別町で販売しているが全く味わいは別物（緑丘蔵)。
また上川大雪酒造の酒は、店毎に価格が異なる。一番安いのは、帯広畜産大学校内にある直売店。
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岐阜県から北海道東川町に移転して出来た最初の酒（純米大吟醸)。酒米は彗星を使用。口に含むと甘味、苦味、旨味が広がり、苦味が余韻として残り酒の奥行きを出している。この苦味は、今まで道内の酒蔵では出せなかった味。ただ淡麗な味わいだった彗星の魅力を引き出した事は素晴らしいと思う。
ただし移転して一回目の酒であることから、苦味の余韻は荒々しさを感じた。今後に期待したい。