台風襲来前に伺った立ち呑みchuinさん。
2酒目は黒澤生酛Shinshu Wine Barrel Aged。
黒澤酒造さんが金紋錦で醸した生酛純米を、地元名産のワインの樽で2夏貯蔵熟成したお酒です。
黒澤酒造さんの蔵元の親戚がワイン醸造をしており、そこからワインの樽の提供を受けて実現したお酒のようです🍷
外観は、透明感の強い淡いロゼ色。
写真では分かりにくいですが、ぱっと見日本酒には見えません。
香りもロゼワインに近く、微かに穀物感やクリームチーズ感を感じる。
味わいは、ドライなファーストタッチ。
淡麗辛口に旨味を添えたテイストが口中に広がって、酸味が鼻へと抜けていき、タンニンの渋みが収斂してフィニッシュ。
アルコール度はしっかりしつつ、熟成で尖った感じはありません。
味わいは入り口が日本酒で出口はワイン。
全体的なバランスはドライで、なかなか酔い具合です☺️
単なる変わり種ではなく、良く考えて醸されたことを感じる、日本酒の幅を広げるお酒。
店主の川田さんと、この仕上がりを想定して元のお酒を醸したのかや、その際の酒質設計をどう考えたのかなどを話しながら、次のお酒へ。