悲劇のヒロイン
吟-UTA-は、広島の酒造3社がコラボして、それぞれ球形精米と真吟精米(扁平精米)した2本ずつを準備し、合計6本セットになった商品。飲み比べをしてみたくて購入。
神雷の真吟精米は、熟したメロンや蒸米、バラのような少し高貴なニュアンスを含む香り。少し強めのアタックで、旨味がグッと押し寄せてきます。そしてやや苦みを伴ってアルコール感のある含み香が上がります。最後はピリッとして、苦みを伴ってキレていきます。
華やかに登場するも、展開は悲壮。さながら悲劇のヒロインのような、展開の変化を感じるお酒。球形精米が舞台裏、真吟精米がヒロインとなり対になっていると思うと面白い。
真吟精米のボトル上部には、真吟精米マークが付いているのが特徴。
★★★