初銘柄の喜多の華
日本酒先生との裏取引品です。
裏取引と言っても、どんな希少酒でも酒屋から買った値段そのままで譲って頂いてまして、あんまりだから交通費位は持ちますよと言っても、頑として受取って貰えません。
何でも、少しでも高く売れば、酒屋さんに転売人として受取られ、それ以降は希少酒等は絶対に売ってもらえなくなるのだそうです。
普通に十四代なんて宅呑みできるのは、売り手と買い手、互いの信頼関係の上に成り立ってるってことですね。
さて喜多の華、映え映えのラベルですね。
上立香はさほど感じませんが、何やら奥に丸っこい嗅ぎ慣れない香りがあるね。
呑み口は、しっとり落ち着いた品のある甘さと、柔らかな旨味、後香では先程の丸っこいのが果実感を帯びてきます。酸味も苦みも控えめで、只々フワッと締める不思議なキレ。
ホントに丸っこくて優しい不思議酒、コレもバランスの一つなのでしょう。
ご馳走様でした!