日本酒の熟成酒といえば、達磨政宗。
昭和40年代から古酒をメインにされている白木恒助商店さんのお酒🍶
サマンサさんこと白木滋里さんが七代目蔵元。インスタはよく拝見してますが、お会いするのは初めて☺️
十年古酒は、十年以上の熟成酒をブレンドしたお酒。
旦那さんで杜氏の白木寿さんは、数少ない日本酒ブレンダーだと思います。
外観は深いアンバー、ブラウン。
日本酒でこんな色の表現初めてです!
香りは柔らかながら複雑な熟成香。
クローブ、シナモン、ヒノキ、ミード、椎茸、醤油、カラメル、胡桃etc…あらゆる熟成香の要素が入り混じりつつ、優しく甘〜く薫り、仄かに酸も感じます。
味わいはトロっと柔らかでまろやか。
甘味は濃く強めで糖蜜感もあり、そこからの酸味の広がりも豊かで、優しく複雑。
紹興酒のニュアンスもあるが、どこにも角がなく濃いのに優しいところと、米の旨味とコクに、日本酒の熟成古酒の良さを感じる。
余韻はひたすら細く長く、糸を引くように続く。
一時は酒税法のせいで失われかけた熟成酒を、頑張って復活させてくれた事に感謝。
熟成酒も日本酒の素晴らしい文化の1つとして広がって欲しいです🍶