三重県津市の酒。
残念ながら今はなき蔵らしい。
兵庫県小野市の酒ディスカウントストアで、半年前くらいに、かなりの安値で買ったもの。
ちなみに、私の血の半分は三重県人の血です(母親が三重県出身)。
どーでもいいですが。
ひね香強め、膨らみのある甘み。辛味はほんのり。
甘みの落ち着きのある酒。
温めるとどうか。
最初のアタックは渋み。なかなか奥深い渋みじゃないですか。
甘みより辛味が引き出される。ブワリとくる辛味がいい。
最初のアタックをすぎると打って変わって淡麗になるけど、この飲み心地は飽きない。
···まだ小野のディスカウントストアにあるかな。
もう正規ルートでは売ってないだろうし。
しかし、蔵元として最後の酒が、遠く離れた兵庫で、半分投げ売りみたいな価格で売られていたのはなぜなんだろ···。
すべての蔵元関係者のご健康と、次のお仕事でのご活躍を願いながら。
偶然にも、最後の最後にこの酒に巡り会わせてくれた酒の神様に感謝。