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Hidakami純米吟醸生酒
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純米吟醸 うすにごり生酒 酒をジャケ買いしそうなとき、外れだったらどうしようと言う迷いの生まれることはあるものの、見知った蔵であればまあ問題あるまいと四の五の考えずに籠に放り込んでしまえるわけで、酒との出会い蔵との出会いに感謝感謝。 ラベルではなく瓶に直接プリントされたるは大変に可愛らしい海洋生物達。水族館イメージらしいが水族館に鯨はいないだろ。いいけど。 旨味と香りがふわりと広がっては溶けるように消えてゆく淡雪を思わせる味わいで、物静かに佇まう様からは侘び寂びすらも感じられる。 その穏やかさは食中酒向きであるような、しかし立ち消える後味と向きあうために単体で楽しみたいような、なんとも言えない魅力を放つ。 しんしんと雪降る夜長にいただいてああ美味いなとひとりごつ。そんな楽しみ方の似合う一杯であると思う。
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ヤマカン 同じく宮城の蔵である勝山酒造とのコラボ酒で、去年に続き2度目。DATE SEVENのように担当する工程を分けるのではなく、それぞれで 造った酒をブレンドするという形のコラボ。 派手さはないが実直に米と向き合い一本芯の通った酒を醸す阿部勘と、香り高く鮮やかに品の良い酒を造る勝山。美女と野獣がごときある種の対称性を有した2つの酒蔵が交わって生まれる酒はやはり名作。 爽やかな香り、シャープに広がりながらもエッジ部分は華やかな輪郭、ふくよかな旨味。両者の良さが完璧に調和した非常に完成度の高い仕上がりになっている。 日本酒のブレンドなど考えたこともなかったが簡単なことではないだろう。いわんや方向性の異なる2種を混ぜる場合をや。それをここまで仕上げてくる技術力は並大抵のことではない。流石である。
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生酛 純米 雄町 同じ蔵の萩の鶴は軽く爽やか、対して日輪田の銘の酒は飲み手に真剣勝負の取り組みを要求してくる酒のような節がある。 芯を感じない不思議な味わい。悪い意味ではなく、淡雪のごとくふわりと崩れ旨味が舌に染み込んでくる非常に柔らかな味。後味の旨味は段々と強く感じられ、最初から最後まで味が移ろい続けて大変に楽しい。 宮城の酒で生酛とくると面食らうこともあるかもしれないが是非にお手にとっていただきたい。
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一白水成。美味いのは当たり前。どう美味いのかを語るべき酒。 しかしその魅力を詳細に語ることは難しい。奇々怪々複雑妙味、奥の奥まで絡み合った五味が描く調和を前に私の味覚と語彙はすべてを投げ出しただ美味いとのたまうことしか出来なくなるためである。 月並みな言葉で語ることは無礼に当たると感じさせるほど気高く、しかし魂の故郷を思い起こさせるほど暖かい。あるいは日本酒の形をした芸術であるのかもしれない。
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ハロウィン専用酒 なにかとイベントに合わせた酒を出している気がするおぜゆきさん。裏ラベルにもハッシュタグいっぱい載せちゃう現代っ子ぶり。 ラベルの通りポップでキャッチー、きゃぴきゃぴした味がする。酒!水!塩!という感じではない。刺し身ではなくカルパッチョに合わせる感じ。 口に含んだ瞬間から飲み落とすまで徹底して甘み先行、後味もあくまで甘みがメイン。されど大吟醸の華やかさに下支えされているためかベタつく感じではなく爽やかな甘さ。 見た目の派手さ、飲みやすさだけにとどまらず酒好きの舌にも魅力のわかる非常に良い酒である。
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渡船2号 一白水成を飲むたびに、日本酒に出会えてよかったと心から思う。この世で一番美味い液体。 香り高く旨味は深く酸味は心地よく甘みは穏やかに。それらすべての調和が形作るはこの上ない幸福。 もし好きに日本酒の味を決めて良いと言われたとして何度目に辿り着けるのか。全てが私の理想である。 言うことなし。
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特別純米 阿 同じ塩釜の酒である浦霞から対となる「吽」が出ているがそちらは手に入らなかった。無念。 まずはこのやたらかっこいいラベルにご注目。仙台を活動拠点とする墨画家、一関恵美さんの作。塩竈みなと祭なる行事に登場する龍鳳丸なる船をモチーフとした墨絵であるとのこと。塩釜に縁のある身としてはどこまでも嬉しい酒である。 決して華やかではなく、ともすれば無骨でさえあるいつもの阿部勘。癖はないが飲みやすいかと聞かれるとそうだとは答えかねる絶妙な味加減。旨味がメインなふくよかタイプだが主張は非常に控えめ。甘みや酸味は控えめ。香りやキレもそれほどではない。それでいて鮪に合わせるなら阿部勘を置いて他ないと思えるほどに美味いのだ。 特徴はといえば非常に滑らかな酒であること。飲んだときの印象が、モロゾフ系の蒸すタイプの滑らかなプリンの食感と非常に似ている。なんでだよ。 ほんとに何言ってるか分からないと思うが、蒸しプリン、ないしはかなり柔らかい茶碗蒸しを食べたときのあの食感がするのだ。 嘘だと思うなら、あるいは本当だと思っても是非にお試しいただきたい。
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メガネ専用 この酒にはなんとメガネ拭きがついてくる。ともすればその手間暇を酒に注げと言われかねない所業であるがそこは信頼と実績の萩野酒造。淡い甘さで癖なく飲みやすく、視界明瞭曇りなし、高い空の果てまで覗き込めそうな透明感ある味わい。後味は穏やかな旨味をじわりと残し、これまた涼やかな風と相性良し。秋の夜長にふけっている間に気づけば四合消えているタイプの非常に危険な酒である。
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甘め、濃いめ、旨め。 この世の酒の中でも3本指に入るほどに愛してやまない宮寒梅。 純米吟醸だけあってお上品な味わいだが存在感は強く、飲み口から後味まで正面切って相対することを要求してくるその佇まいは華族か豪族か。 食中酒には不向きでこそあるものの、いっそこの酒と水だけあればいくらでもいける程に味わい深い。
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純米吟醸 ささら 秋。ひやおろしの季節。即ちささらの季節。待ちわびたこのラベル。我らが新澤醸造店よりあたごのまつシリーズの冷卸の登場である。 どの味が尖ることもなくバランス良く奥ゆかしいあたごのまつのテイストをそのままに、秋風の涼やかさを思わせる柔らかく丸い印象がより強まっている。存在感は強くないが水のような酒と言うにはあまりに味わい深く、華やかに広がることこそないものの、ゆるりとした落ち着きのある味わい。 夏の余韻を、秋の予感を、四季のある幸福を、酔いの回ったこの頭をもってなお感じさせてくれる気高き酒である。
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純米大吟醸 premium2022 世界で一番好きな蔵。流体力学の諸法則に則る形の幸福。 平安貴族が三十一文字で思いすべてを語ったように、この味を表すには美味いの三文字で充分である。その他の語彙の全ては蛇足。ただ酔いしれよ。
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純米吟醸 亀の尾 宮城県は塩竈市の酒蔵なのだが同じ塩竈に浦霞なるやたら有名な蔵があり、阿部勘派の私は何かと寂しい思いをしがちである。もっと有名になれ。 飲みに飲んできた銘柄であるがゆえ今更味の感想を述べるのが難しいが、とかく実直な酒をつくる蔵である。 一本心の通った土台に米の旨味を余さず乗せる。華やかさからは少し遠いかもしれないが、港町塩竈を想い刺し身とあわせじっくり味わってやるこの時間は、それはそれは幸福であることだなあ。
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1杯の酒に3杯分くらいの味の重なりを感じる複雑妙味。それでいながら調和よしディティールよし。 仄かに葡萄の香りがして、瑞々しい甘さと爽やかな後味で全体をまとめ上げる。 最初から最後まで隙なく美味い。