購入後、常温で2週間放置してから開栓。
シロップというかカカオというかのような熟れた香り。
極熱燗からの燗冷ましの評判が良く、初日は60℃から。含むと生熟成酒によくある熟したオレンジのような甘味があり、同時に米のような旨味も膨らみます。その後、アル添のためか急速に辛くなり、辛くキレていきます。
冷ました方が最初の甘味が快く持続するようになり、キレも穏やかに。たしかに燗冷まし向きです。
4日目にロック。これもおすすめの飲み方。プルーンのようなほどほどの熟感と甘味がじわっと立ち上ってきて、アルコールの辛さで鋭いキレ。燗ほどの複雑さはありませんがこれも良く、日が経ったためもあるかもしれませんが個人的にはこちらの方が僅差で好み。
非常に完成度は高く好印象ではあるものの、微妙な差ですが個人的にはそこまで刺さる1本でもないという感じでしょうか(同種のこだまPBでは昨年の北安大國の方が刺さりました)。